概要
少女は不思議な夢に迷いこみ、風とともに心の旅に出る
不思議な霧によって無数の異界がつながり、多様な生命を気まぐれに往来させる世界で一人、霧に紛れた心を探し、その真実を求めて救う「風のような旅人」がいた。
とある夢の街に住む少女は、青い笛をきっかけに不思議な笛吹の旅人と出会う。二人は、持ち主不明の旅行鞄の処遇を巡って二匹の黒い猫人と出会い、火曜日の夜に開く秘密の遊園地を訪れる。
しだいに夜の、夢の深みに迷いこむ少女。そこで彼女は、多くの存在の揺らぐものたちと出会い、夢の街とそこに生きるもの、旅行鞄と青い笛、そして自身の忌まわしい「真実」を知る。
少女が絶望したとき、ひとすじの風が吹く――
※本作は、「小説家になろう」にも掲載しております。
とある夢の街に住む少女は、青い笛をきっかけに不思議な笛吹の旅人と出会う。二人は、持ち主不明の旅行鞄の処遇を巡って二匹の黒い猫人と出会い、火曜日の夜に開く秘密の遊園地を訪れる。
しだいに夜の、夢の深みに迷いこむ少女。そこで彼女は、多くの存在の揺らぐものたちと出会い、夢の街とそこに生きるもの、旅行鞄と青い笛、そして自身の忌まわしい「真実」を知る。
少女が絶望したとき、ひとすじの風が吹く――
※本作は、「小説家になろう」にも掲載しております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!淡い色合いに 挿し色が香る世界。
哲学的な雰囲気の中、言葉が選ばれていく 夢心地。
といっても 哲学の初歩しか 知らないような私。
こころが ふわっとなるような ココチ。
プロローグ 白昼夢が、とてもすきです。
これだけで、一つの作品のようです。
回送 と 回想。 言葉遊びも 楽しい。
そこで 旅人に感じた色は、まだくすんだ色で
胸の青いものだけが まぶしかった。
物語が進むにつれ、挿し色のように
女の子や ねこたちが現れて、色がふえていく。
でも、それは あざやかというより
日本古来の 自然の中にある 淡い色合いのよう。
ゆっくり読みなので、まだ8話なのですが
明日までに 一度 お伝えしたくて 来ました。