きみは、いつ見ても咲き初めの花のような少女だった。
かの王子は呪われている。国一番の魔女に、忘却の呪いをかけられて。
孤独な奴隷の少女をすくい上げた青年は、やさしく微笑む空虚な人だった。
忘れないで、私のことを。
忘れたくない、君のことを。
ふたりの願いが重なるとき、果たして解けない呪いは解けるのか。
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