走らされるメロス

作者 水尾

590

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★★★ Excellent!!!

もうね、読んでくださいよ!面白すぎる…(´・д・`)

誰もが知っているあの物語、くるりと反転させて眺めてみるとこんなにも楽しい物語に。
なんだこのお話…と思っていたところで激オコシーンが出てきて、もう吹いてしまいました。とにかく面白いのですよ。

★★★ Excellent!!!

中学校の教科書で題材だった懐かしい元ネタ。
原作の内容にも忠実で、なつかしいなぁと読んでいたらまぁビックリ。
未来のトンデモ道具が出てくるなんて聞いてませんよ!
そして終盤の太陽が沈まない定期。メロスの走るスピードもそうだけど、こんなに諦めの悪い一日の終わりが今まであったでしょうか!
太宰治の性格の悪さがとても強調されていて、面白かったです!ありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

とても読んでいて面白かった!
作品の中で、これだけ人間らしい意思を持ったメロスが書けるのは太宰先生とこの作品の作者様だからではないでしょうか。

二人のやりとりもとても見ていて愉快でした。
キャラクターが生きると、ここまで物語は楽しくなる!そんなことを改めて実感できる作品でした。
出会えてよかった。

★★★ Excellent!!!

泣きました。はい。笑いすぎて涙が(笑)
おのれ作者め、そこまでやるか。その言葉は、まさにこの小説の作者に向けられるべき言葉でしょう。

面白すぎて、面白すぎて。その発想と展開に、そこまでする?そこまでやる?と。
笑いすぎて腹筋が鍛えられました。いやぁ。これは本当に傑作です。
是非とも多くの方々に読んで頂きたい作品でした。

ふぅ。まだ笑いの後遺症が(笑)

★★★ Excellent!!!

面白すぎる どこからこの発想が出たのかw
タクシーに乗るわ自転車に乗るわ ひでぇぇ
前半太宰治の作者パワーで苦労させようとするが
後半は逆で間に合わせようとすると言う……
メロスがソニックブームを起こしたり
突っ込み所は沢山有りますがと言うか突っ込み所しか有りませんが
一番ウケたのは太宰治が原稿用紙に顔を突っ込むと言う
カオス過ぎる状況wwww
この要領でシェイクスピアの悲劇なんかやったら
マクベスとかハムレットとか大変な事になりますね
是非シリーズ化してほしい 面白さにおいてパーフェクト!

★★★ Excellent!!!

これは面白いです。
メタものなのに笑えるのは、「メロス」も「太宰」もともにキャラが立っているからでしょう。
いや、作者の筆が冴えているんですが。
それにしても太宰のゼウス感がいい味です。オリジナルの「走れメロス」よりもこちらの方が真の神話に近い気さえします。
「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」は、太宰がメロスを地でやった時(友人を借金の形にして遊んでいた時)の言葉ですが、今回ならばきっと「書かれる身が辛いかね、書く身が辛いかね」と嘯くことでしょう。
本当の太宰も、この作品の太宰も、笑える。

★★★ Excellent!!!

 メロスがソニックブームを生み出しながら走っている最中に、作者も手からソニックブームを発しているのだなと思い、笑いました。

 学校で習った「走れメロス」。
 鉄の意志で、幾たび困難を乗り越える超人のような男。
 そんな、彼の真実を垣間見ることができました。非常に面白かったです。

★★★ Excellent!!!

くすっ、とか、ふっ、とか、笑った作品はたくさんありましたが、うほっ、とかゲラゲラ笑った作品は初めてです。

野次馬です、はじめまして。

書くスタンス、”作者は神!”

自分もそう思いながら書くためか、全く太宰と同じ気持ちです。”よしこうなら、どうだ!”

自分の場合は、そこまで”作者権限”という強権を発動させないのは、”イタコ”のように書いてるせいですが(観察者目線で)、それにしても野次馬、笑いました。匠の技!!

ちなみに、ここくらいレビューが面白いページも初めてです。レビューする皆さんのツッコミにもう一度笑います。

あ〜、良い1日だったな!!

★★★ Excellent!!!

メタフィクションはうまく使わないと、普通の創作よりも盛大に滑って爆死する。使いこなすのが難しいジャンルである。しかもwebでのメタフィクションは十年以上前のテキストサイトブームでさんざやりつくされている。
パロディもまたしかり。下手な真似をするとやれ原作へのリスペクトがどうの権利がどうのとうるさい虫がわく。不思議とその手の虫は皆揃って自分では何も書かない。

そんななか、まあうまい塩梅でメタとパロを飼いならしたものだ。うまい塩梅、まさに塩と梅のバランスが適度である。

作者は筒井が好きなんじゃないかと感じた。清水義範も。文字との距離感がこの二人を彷彿とさせる。もちろん太宰も嫌いではないだろうが。
空から覗き込み、ペンで命令を出し、腕を突っ込みペンで穴を掘り、とどんどんエスカレートする悪ノリも小気味好い。悪ノリが一歩ずつ階段を上るように進むのもこれまたいい塩梅。

太宰と、そして作者とともに一緒に悪ふざけに参加しているような、そんな共犯感覚さえ楽しめた。おそらくはそこも計算通りだったのだろう。

惜しむらくはこれが縦書きで読めなかったこと。できれば縦書きで、もっと言えば活字で、いやもっと贅沢を言えば作文用紙に万年筆で書かれた「走らされるメロス」を読みたかった。もちろんこの作者なら、手書きで書くとなったら手書きならではの仕掛けを仕込んできたであろう。

愉快であった。「読む」という遊びを満喫させてもらった。ありがとう。

★★★ Excellent!!!

 最初にメロスの設定を裏切る行動をさせたダザイがこの物語を捻じ曲げた元凶だった訳ですね。確かに考えてみればその通りだと頷きながら読んでいました。
 その後の暴走は加速度を増して最後は笑いっぱなしでした。読んでいてしっかり状況が頭に浮かんで来ます。こう言う裏話っぽい展開はいいですね。元の話もそんなに崩していないし。メロスのキャラが生きていて読んでいて楽しい。面白かったです。