猫人アイテム商ノートンと負債の姫君　「呪い付きのアイテムはいかがかニャ？」

（↓あらすじは新人賞応募のための要約です。ネタバレ有りなので、注意してください）


　精神力を源に魔法をおこせるが、使いすぎると呪いという代償がある世界
　限界を迎えつつある王国で、人々は大怪盗ドレットノートが王国に残したこの国の希望であるという秘宝と、それを守る鎖グレイプニル、そして呪い無しに大魔法を起こせるという奇跡の王太子の存在にすがって生きていた。
　猫人ノートンは助手のサーシャと王都でアイテム商を営み、友人のララ達と暮らしていた。サーシャは使い魔の銀狼に呪いの魔獣を喰わせ封印することができる魔法書を持っており、ノートンはサーシャの使い魔の銀狼に呪いを食べさせて封印したり、怪盗達を利用して呪いのアイテムを盗ませたり、怪盗としてアイテムを盗んだり、探偵やサーカス等様々な活動をする。
…続きを読む