今や数多くある「スローライフ」系作品。
その多くが大きな事件が連発して「スローライフなのに忙しい」という内容。
逆に本当にスローライフをしすぎても読んでいて飽きてしまう、難しいジャンルでもある。
しかし、この作品はその2つの間を絶妙なバランスで書かれている。
実際は大きな事(それに繋がりそう)にも関わらず、主人公や周りの人たちの反応や立ち回りで大ごとにならず、かといって小さく立ち消えるわけでもなくいいバランスで時間が流れていく(物語が進んでいく)。
大小の出来事や変化、その合間に家族や友人たちとの交流。
人も出来事も、まさにタイトル通り「楽しく生きる」作品です。
優しくて楽しい「スローライフ」を読みたい方はぜひオススメ。
一緒にミリーちゃんの世界を楽しみましょう。