概要
俺がこの喋る生首を港に届けて仕事を終えるまで、三十日の旅が始まった
※2024年11月、番外編始めました。今年も生首の季節がやってきた。
俺の仕事はみっつある。
一ヶ月間このトランクケースを死守すること。
最終日にそれを港へ届けること。
その間、トランクの中に入っている、死ぬほどよく喋る生首の男と上手くやっていくこと。
この約束事を破った前任は悲惨な死に方をしたらしい。トランクを運ぶ間、窃盗犯から怪奇現象までもが俺に襲いかかってくる。三十日限りのろくでもない旅が始まった。
深夜様・たこやきいちご様主催のしゃべる生首縛りの11月企画「novel首塚」に参加させていただきます。できるだけ毎日のお題を完走したいです。その分一話一話は短めです。
よく喋る男の生首と、それを運ぶ男の話。ロードムービー要素とホラー要素は半々です。
旅映画はオン・ザ・ロードとバッ
俺の仕事はみっつある。
一ヶ月間このトランクケースを死守すること。
最終日にそれを港へ届けること。
その間、トランクの中に入っている、死ぬほどよく喋る生首の男と上手くやっていくこと。
この約束事を破った前任は悲惨な死に方をしたらしい。トランクを運ぶ間、窃盗犯から怪奇現象までもが俺に襲いかかってくる。三十日限りのろくでもない旅が始まった。
深夜様・たこやきいちご様主催のしゃべる生首縛りの11月企画「novel首塚」に参加させていただきます。できるだけ毎日のお題を完走したいです。その分一話一話は短めです。
よく喋る男の生首と、それを運ぶ男の話。ロードムービー要素とホラー要素は半々です。
旅映画はオン・ザ・ロードとバッ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!(陽気な生首+クールな闇仕事請負人)×怪異=青春ロードストーリー?!
クールでインテリな闇仕事請負人である主人公の今回の仕事は、陽気な生首を保管し、日々指定されるミッションをこなしつつ三十日後に港へ届けること……
舞台はどこかの町。何の変哲もないように見えながら、どこまでもつきまとう陰鬱で陰惨な気配。
おそらくは怪異に対して独特の嗅覚があってこれまでに困難を乗り切ってきたであろう主人公。そしてなにか事情があって生首にされた玉舎(たまや)と名告る青年(の生首)。
指定されるミッションさなかに起こる&起こりそうになる怪異の兆候を捉えるのに機敏で、きわどいところで逃げのびる。
この起こる&起こりそうになる怪異、実際に起こる怪異は当然のことながら、兆候といえどな…続きを読む