熱帯で　暮らすワタシは　よくぼや句

熱帯地方でお住いの作者様による、俳句から始まる南国生活の解説。

日本人には信じがたい日常や習慣や笑いの種がポンポン飛び出す異国の玉手箱。
文章を面白おかしく表現する作者様の地の文が、さらなる作品のエッセンスとして
読み手を大いに楽しませてくれます。

近況ノートとリンクした現地写真も驚きの映像ばかり、作品が現実である事を
きっちり証明しており、リアリティマシマシ盛り沢山となっております。

南国の熱帯を、笑いと一緒に体験してみませんか？

熱帯に住んでおられる、作者様

日本では体験できない面白いお話がたくさん、
文化の違いも楽しめる。

のら孔雀なんてびっくり‼️

一話目からサクサク読む手が止まりません。

おすすめします。

　作者さんは、熱帯に住んでいます。だから日本に住んでいる私たちには詠めない句が、たくさんあります。キャッチコピーにもありますが、『のら孔雀』など。
『のら孔雀』って、何でしょう？　日本に住んでいれば、『孔雀』だけでもインパクトがあるのに、『のら孔雀』！　他にもインパクトがある言葉が、どんどん出てきます。読んでみれば、きっとあなたもハマるでしょう。私はすでに、ハマりました。(笑)

作者さまの読者を楽しませようという気持ちがあふれています

暑い異国での暮らしぶり
きれいにいいところどりしたものだけではない
生活の実感、息づかいが真に迫ってきます

俳句が本来メインのはずですが……
そこがエンタメの入り口で、本文でたっぷり暑い国を感じます！
おりしも日本もまた暑い季節
比較しながら読まれるのも悪くないです

コンテスト開始の6月から始められた本作、すでにたくさんの方に読まれ、たくさんコメントもありますが、後発なら是非ともそこにも目を通して欲しいです
作者さまの返信も合わせ、二度、三度、美味しい思いが出来ること必至です！

異国感溢れる良さが伝わってきます。
エッセイのようでもあり、俳句としての面白さも感じました。

熱帯で暮らされている（そうなんだ！）という作者様の詠む俳句にしてエッセイ。開いてニヤリとしない方はいないんじゃないでしょうか。もうたくさんのレビューが寄せられているようで蛇足かもしれませんがオススメせずにいられません。お昼休みに１ニヤ２ニヤしようとちょっとずつ読んでいます。句を読んで期待しエッセイを読み終えたらスクロールをまた上に、ここで一句とニヤッと詠み直し締めるのが愉快の野良孔雀。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（189文字）

海外生活のあれやこれやを詠んだ短歌集です。

まあ今時、海外で暮らしてる日本人も多いよね、と思ったそこのあなた、
こちらの作者様は南国に暮らしていらっしゃるので、
巷の海外生活とは大違い。
本当に未知の世界です！

海外に7年ほど住んでいた私が言うのだから本当ですよ！
日本やヨーロッパに住んでいては決して経験できない、
貴重な話が目白押し！

短歌集ではありますが、
海外暮らしエッセイとしても秀逸です。
ぜひのぞいて見てください！

熱帯の日常は日本人には非日常。熱帯地域に住んでいているからこその経験が詠まれています。
ぜひ本文のエッセイも一緒に読みたい作品です。
熱帯特有の出来事をぼやく形でおもしろおかしく語ってくれているので、日本人からしたら「え!? そんなことあるの!?」みたいなおもしろエピソードがたくさん読めます。
虫系の話が出てくる際は本文中に注意書きがあるので、苦手な人でも安心です。

詠み込まれる語句が、毎回破壊力満点で、思わず「えっ？」と二度見。そして本文の、作者様ご自身の解説がまたおもしろく興味深い。一粒で二度おいしく、しかもおいしさの密度がスゴイ。五七五という独特のリズムも、破壊力に寄与しているのだろう。新作が追加されるたびに「…どういうコト？」と笑いがこみ上げる。こんなに熱帯の香りに満ちた陽気な句は、ちょっと見たことがない。オススメです。