第5話初めての甘い夜

「さて、部屋もキレイになったな。」


「ありがとね、ウィス。久しぶりにベットが現れたよ」


何日このベットで寝てないんだろう。


久々の柔らかさを求めて、ベットにダイブした。


ギシッと音がして、ウィスもベットに乗って来た。


「今日はもう遅いし、泊まってく?あ、兵舎に届け出、出さないと、怒られるんだっけ?」


「…出してある。明日まで。」


「じゃあ問題ないね。あふぁ~慣れない片付けなんかしたから、疲れた~。」


毛布をかけようと手を伸ばしたら、ウィスに掴まれた。


「約束が欲しいって言ったろ?」


「約束って何のぉうぶっ!」


気がつくと唇を塞がれてた。


軽くキスをされ、またすぐ唇が重なる。


「う!ウィス?!何して…」


「キス、してる。リタに。もうずっとしたかった。」


こんなに近くでウィスの目を見たことはなかった。


あ、やっぱりキレイだなぁと呆けてみてたら、角度を変えて何度も何度もキスされた。


「待って、ちょっ!」


「本気で嫌なら、俺を殴れ。」


「騎士バリバリの細マッチョなこの体に勝てるわけないでしょうが!」


「じゃ、観念したほうかがいいな。」


ちょっとウィスさん?なんだか顔が火照ってるような…


「近っ!近いよ!ちょっ!なんで服、脱がそうとしてる?!」


「リタ…少し、黙って…」


そう言ってまたウィスの顔が近づいて来た…

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