売れない漫画家の言えない結末

※あらすじ※

若手漫画家の天野タクミは、何とか連載を勝ち取るものの、二本続けて短命に終わるという憂き目にあう。自信を喪失するあまり、漫画家を廃業しようか悩んでいるタクミに、編集長である神室ジンは『BL漫画の部署が描き手を募集している。最後に挑戦してみないか？』と提案してきた。ジンはNLレーベルを担当しており、BLレーベルは社内のライバル部署。ジンの下から離れることに一抹の寂しさを感じつつ、タクミはBL漫画家として再デビューすることを目指す（〜第9話）。ジンに背中を押してもらえたことがきっかけでモチベーションを復活させたタクミだが、ボロアパートが火事により燃えるという不幸に見舞われる。住む場所を失い意気消沈するタクミ。すると境遇を心配したジンから思いがけない提案を持ちかけられる。『俺のマンシ…続きを読む