第15話 トーアンセクト2
宿を出た私たちは、買い物客で賑わう市場をゆっくりと歩きながらハンター協会を目指していた。
街の中央に位置する広場は早朝に大規模な朝市が開かれるそうだけど、昼間でもたくさんの屋台が立ち並んでいる。
魔大陸との交易で栄える大都市ダーナスの喧騒とはまるで違う平和な雰囲気。この街には豊かな時間が流れている。
通りがかった八百屋の軒先に売られていた真っ赤なドライフルーツが目を引いた。
小さなベリー系の果実が巨大なカゴに山盛りになっているのを見てつい立ち止まったら、すかさずヨアニスが一カゴ分(買い物客は大抵たくさんのカゴを持って買い物に来る)購入してくれた。
ヨアニスがどこからともなく取り出した麻の袋を店主に渡すと、大きな木のスプーンで豪快に掬ってざらざらと入れてくれる。
乾燥した地でも育つこのベリーは砂漠地帯ではお馴染みの果物で、ドライフルーツにする事で長持ちするし甘味も増すのだ。庶民の貴重な甘味でもある。
市場には食べ物だけでなく古着や金物など様々な物が売られている。新品であることは珍しく、使い古されてはいるけどまだ十分に使えるような物が格安でリサイクルされているのだ。
あれこれ見物しながら街を歩いていてあることに気がついた。食べ物や生活必需品は安いけど、ちょっとした嗜好品はものすごく高いのだ。
大銅貨1枚あれば庶民的な市場でならたくさん買い物ができるのに、いい香りのする香水入り高級石鹸を買うには何ヶ月も貯金しないと買えないような値段がついていた。
これが一般市民と裕福層の間に大きな溝を作っているんだわ。
それぞれの生活には天と地ほどの差があって、生まれが貧しいと『贅沢』がどんなものかも知ることのない一生が待っているのだ。
それでも庶民が這い上がれる道がわずかながらに存在する。その一つが『ハンター』。夢みる若者が命を引き換えにしてでも栄光を手にしようと野心を燃やす場所に、私も向かっていた。
魔物のひしめくこの世界ではハンターはなくてはならない職業だった。
討伐や護衛はもちろん、ドブさらいや無くし物の捜索まで、犯罪以外ならなんでも依頼できるハンター協会は街の商業区の一等地に建てられている。
大抵は大門付近の出入りのしやすい場所にあって、協会の裏側はハンター御用達の鍛冶屋や飲み屋がひしめいている。便利だけども、ごろつきと紙一重の人種が多いハンターは街の厄介者でもあった。当然、ハンター街の周辺は治安が悪い。
そんな刺激的なところも私の興味を強く惹きつけた。
最初に出会ったハンターがヨアニスだったということもあるけれど、何よりこの魅惑的な世界を冒険したいならハンターになるしかないんじゃないかと思いはじめていたから。
朝食の席でたっぷりのジャムとバターを乗せた焼きたてのパンを頬張りながらヨアニスからハンターにまつわるよもやま話を聞いているうちにそれは確信に変わった。
「私、将来はハンターになるかも」ポツリと言うと彼は目を丸くした。
「はぁ!?お前が?ユリは魔術師になるんだろ」
なんとなく非難するような口調。私もムキになって「魔術師はハンターになっちゃいけない決まりでもあるわけ?」と言い返す。
「そうじゃないけど」彼は困ったように首を傾げて「本気か?」と聞いてきた。
「まぁ本気っていうか、人生の選択肢の一つとして、ね。世界を見てみたいのよ。魔術師になってお金持ちになったら旅も楽しいと思うし。だって、ほら」私は両手をあげて店内を差し示した。
「うーん、まぁ、そうかもな。しかし街を拠点にするならともかく、旅をするなら基本は野宿になるんだぞ」
「わかってるわ。たまに綺麗な街に入った時には贅沢したいってこと」
「はぁ、そっか」そう言ったっきり暗い表情を浮かべたヨアニスは視線をテーブルに戻してダンマリになってしまった。何やら思案しているようで唇をきつく引き結んでいる。
給仕にやってきた宿の女の子が緊張しながらも食後のお茶のおかわりを持ってきてくれた時、突然顔を上げた彼は太陽のように眩しい笑顔を見せて「ああ、頼む」とやけに朗らかに笑いかけた。
煌めく笑顔の衝撃。私はもちろん唖然となったし、可哀想に、女の子の心も貫いた。茶器を取り落としそうになりながら大量の汗をかいてあたふたと厨房に逃げ込んでしまう。
「そういうの良くないと思う」呟くと、やはり機嫌良さそうに「何が?」と聞いてくる。彼は直前の出来事を完全に無視して言った。
「なぁ、ユリ。本当にハンターに興味があるなら、これから協会に行ってみるか?」
「え、いいの!?」
つい前のめりになった私にヨアニスは力強く言った。
「ああ。絶対俺から離れないって約束できるなら」その目は夜空に浮かぶ満点の星々のように輝いていた。
いつもハンター協会に寄る時は決まって私を幌馬車に閉じ込めて、いつものように「絶対出るなよ。顔も出すな」と厳重にいい含めてから行くっていうのに、どうしたことか今日はずいぶんと大盤振る舞いの日みたい。
最近わかってきたのだけど、ヨアニスの機嫌は春の天気のようにコロコロ変わる。
無表情と皮肉げなせせら笑いが基本セットの彼だけど、何かのきっかけでスイッチが切り替わったように突然別人が顔を出すことがあって、その度に私を戸惑わせる。なにしろその謎の人物ときたら、天界から舞い降りたばかりの天使のように純粋無垢な魂を持っているんだもの。
そんなわけで朝食を食べ終わった私たちは腹ごなしの散歩を兼ねて街に出てきたのだった。
いかつい石造りのハンター協会は玄関口からして賑わっていた。集まっている人々の多くが武装している。ヨアニスによると朝は依頼の争奪戦が起きるためにかなり混み合うんだそう。
それにしても聞いていた以上に変な人がたくさんいる。街で見かけたら絶対目を合わせたくないような人種が多数。それにヒューマン以外にも様々な種族の人たちがいた。街の通りは99%ヒューマンで締めているというのにどこからこんなに湧いてきたんだろう。
だけどあんまりお行儀は良くない。
犬っぽい耳を頭から生やした若い男性の集団はコンビニ前にたむろする田舎のチンピラのようにしゃがみ込んでゲラゲラ笑っているし、ずんぐりした小さな体をテーブルに乗っけてカードゲームに勤しんでいる汚らしい灰色のネズミはうろんな視線を忙しなく室内のあちこちに向けていた。
私たちが開けっぱなしの入り口を潜ってすぐ、それらのいかにも厄介そうな連中が一斉に顔を上げてこちらをみた。
なんなの?怖いんですけど。ギョッとして飛び上がりそうになったけど、ヨアニスは私の手を掴むと強引に引っ張って大股でいくつか並んでいる窓口の一つに向かった。
ちょっとつんのめりそうになったけど、かろうじて体裁を整えることに成功した私の耳元にそっと顔を寄せたヨアニスが「ほっとけ」と呟いた。
懸命に『動揺しない強い自分』を演出していたのに、そんなことされたら顔が赤くなっちゃう。
ヨアニスは私の腰に手を回して(そんな必要ある?)受付のおじさんに向き直った。
「ハンター登録を頼む」
おじさんはあんぐり口を開けて私とヨアニスを交互に見た。だからなんなのよ。
「おい、聞こえないのか。新規の登録だよ。こっちの子だ」彼の口調はイラついていて辛辣だった。頭の回転の鈍い人間には我慢ならないって感じ。
我に帰ったおじさんはあたふたと手元にある大量の木札をテーブルの引き出しに滑り込ませてから私に向き直った。
「ああ、ええと、失礼しました。新規のご登録ですね。かしこまりました。それでは、ええと……..」
おじさんは何度も咳払いを繰り返しながらも種族や名前や出身地といった基本的な質問をしてきた。
でもどう答えればいいの?種族は神人で出身地は地球?それともニムオン大陸かしら。答えられずに戸惑っているとヨアニスが「ヒューマン、ダーナス。名前はユリだ」と短く答えた。
「ハンターとして武器になりえる特技がありますか?」という質問にもヨアニスは「特にない」と答えてしまった。まぁその通りなんだけど。
しかしおじさんはプロらしい眼差しで私をチラリと見やると文字の読み書きや計算ができるかと聞いてきた。私は嬉しくなって「もちろんできるわ」と答えた。識字率の低いこの世界ではこれだって立派な特技になるはず。
登録はそれだけで済んでしまった。おじさんは一つ頷くと手を伸ばして丸い金属や半透明のボードを操作し、引き出しから木の札を取り出した。札には穴が空いていて、紐が通せるようになっている。
「どうぞ。こちらがあなたの仮のハンター証になります。無くさないよう大事にお持ちください。この後適正審査に入ります。指示された『依頼』を複数こなしていただいた後に本登録となりますのでご了承ください」おじさんは言葉を切ってどこか気遣わしげな視線を向けた。「それから、ハンター同士のトラブルには当協会は一切関知しません。よろしいですね?」
「ええと、わかったわ」
おじさんは淡々とした口調でその『依頼』の説明をはじめた。だけど何を言っているのかよくわからなかった。どうやらいくつかの種類の植物採集と魔物の討伐依頼みたい。
採集ならなんとかなりそうだけど、討伐の方は自信がない。しかしヨアニスは尻込む私を置き去りにしてどんどん情報を聞き出していく。
壁一面に張り出されている依頼らしき木札や羊皮紙はほとんどが飾りなのか、そちらは一切見ずに話を進めていた。どうやら基本的にはすべての用事を受付を通して行うシステムになっているみたい。
ヨアニスのように初めての町を訪れたハンターはまず、地元のハンター協会で取引される魔物の種類、部位や値段、禁止事項などを確認するみたい。おじさんの方も手慣れた様子で淡々と受け答えを続けている。
話が長くてついぼんやりとしていたら、ヨアニスが私の顔を覗き込んでいた。
「おい、目を開けたまま寝てるのか?」くすくす笑う。
私は目をぱちぱちさせた。「終わった?」
「ああ、行くぞ」
彼は手の置き場を私の腰から肩に移動させて出入り口の扉へ向かった。所有権を主張されてるみたいで恥ずかしい。
外に出るとニヤニヤ笑いを顔に張り付かせたごろつきの何人かが私たちを眺め回したけれど、ヨアニスはそれらを無視して大通りを歩いて行く。
初めて体験した『ハンター協会』。また行きたいと思うような場所じゃなかった。ちょっとがっかりした。私はヨアニスにバレないようにこっそりため息をついた。
ようするにハンター協会というところは、街の厄介者を集めて働かせている場所なのね。危険な仕事をさせて、死んだら死んだでそれで構わない。つまりそういうことなんだわ。
あんまり良くは聞かない彼らの評価も妥当だと思う。
就職先としては考え直した方がいいかも。
しかしそれでも『ハンター登録』自体にはメリットがある。ヨアニスが言うには、『ハンター証』を持っているだけで街に入りやすくなるし、いちいち素性を探られる事もないという。どんな街でもハンターは必須の存在の為に割と容易く受け入れてもらえるみたい。
旅行という概念がほとんどないこの世界では訳ありの人やヒューマン以外の人種はなかなか街に入れてもらえないという実情がある。戸籍関係はかなり曖昧ではあるものの、通行手形や身分証明書はあって、そういったややこしい書類がいくつも必要になるからだ。
そこで活躍するのが『ハンター証』。街に出入りする許可を貰える代償として市民の代わりに命懸けの仕事をこなすというわけ。
一度宿に帰ってきた私たちは厩にいるアプリとコットに鞍や手綱をつけて連れ出した。
ヨアニスの主張によると馬に乗れないようじゃ世界を渡り歩くハンターには到底なれないのだそうで、今日は乗馬の練習を兼ねて本登録に必要な依頼をこなしに外へ出ることになったのだ。
馬具の装着には厩のおじいさんが手伝ってくれたんだけど、こういうのも覚えないといけないのかな。
今回受付のおじさんが私に課したのは簡単な『常時依頼』だった。熟練ハンターのヨアニスにとっては遊びみたいなもの。上機嫌でベリーがたくさん詰まっている麻袋を不安そうな私に渡して、「外を自由に駆けてみろよ。すぐに馬が好きになるさ」と言うのだった。
街中では不慣れな私のために馬を連れて徒歩で移動して、平原が広がる街の外へ出てから乗馬の練習がてら依頼を消化することになった。
また私を拝んでくる検問の兵士がいたら嫌だなと思ったけど、幸い彼はいなくて、ヨアニスが二人分のハンター証を見せるとなんの質問もせずに(兵士はぞんざいに顎を上げただけだった)すんなりと通してくれた。なるほど、これがハンター証かと思う。
門の賑わいから少し離れたところでヨアニスによる乗馬レッスンが再開された。
アプリとコットは馬車を引くための馬だし、乗馬には適さないんじゃないかと思っていたけれど、のんびりとした見た目に反して時には馬車から離れて主人を乗せることも出来る、特別にハンター用に訓練された高価な馬だという。
馬のこととなるとヨアニスはやけに饒舌になる。そして普段隠れている素顔の彼が顔を出すのだ。キラキラ輝く素敵な瞳を見つめながらぼんやりしていたら、ろくに話を聞いてないことがバレて、ちょっと不機嫌そうに「まぁいいや。少しは覚えてるよな?馬は習うより慣れろってやつさ」と言って私をコットの方に押しやった。
とは言え馬車を引く馬って体が大きいし、どうやって跨ればいいのかわからない。呆然と馬上を見上げる私を見たヨアニスは、軽くため息をつくと無遠慮に私を担ぎ上げて強引にコットの背中にはい登らせたのだった。
私と違って背の高いヨアニスは器用に鐙を使って颯爽と跨る。流石にかっこいい。私にもあの長い足があればな。
途端に機嫌を取り戻した彼は輝く笑顔で振り返り、「ユリは落ちないようにだけ気をつけていてくれ。コットはちゃんと俺の後をついて来れるからさ」なんて言う。
馬車馬は普段は走ることはなくて、いつものんびりと歩いているだけなのだけど、今日は乗馬の日だと理解したアプリとコットは遊園地に連れて来てもらった子供のようにはしゃいで駆け出した。もちろんゆっくりなんだけど、それでも結構早い。私は悲鳴をあげてコットの首にしがみついた。
すかさずヨアニスの叱咤が飛ぶ。「ユリ、落ちるぞ!姿勢を整えろ。ほら、勇気を出せよ!」
「…うう」
恐怖と戦いながら必死に手綱を握れば今度は「手綱は命綱じゃないぞ」とお叱りが飛ぶ。やっぱり今日もスパルタみたい。さらに重ねて「それじゃだめだ。馬が嫌がってるじゃないか。俺のやり方を見て思い出すんだ」なんて言い出した。さっきは「落ちなければいい」って言ってなかった?
基本姿勢さえろくに取れないというのに、早足の時の立ったり座ったりする連続動作なんて高度すぎて私にはとても無理。
そもそも生き物の上に乗るって事自体に違和感を覚えてしまう。腿や鞍を通して血肉のある温かい動物の存在を強く感じると、何か悪いことをしているような気になってくるのだった。
そんなダメな私を見かねたのか、なんとなくコットから気遣いの気配を感じた。彼はちょっぴりやんちゃな面のあるアプリと違っておっとり屋で優しい子なのだ。
姿勢を保つことに必死になりつつも、それでも草原を駆けているうちに(馬に寄り添ってもらって)なんとか慣れてきた私は、ついにヨアニスの言う「馬が好きになる」という境地に至りつつあった。
涼しい風が汗ばんだ体を吹き抜けていく感覚は爽快で、馬を自在に操って(本当は私が操ってるわけじゃないけど)遮るもののない短い草がまばらに生えているだけのだだっ広い草原を駆けるのは、空を飛ぶ鳥のように自由を得たようで確かにすごく楽しいのだった。
だんだん難しかった高度な姿勢のタイミングもなんとか形になりはじめていた。そうしてお尻の痛みも忘れて楽しんでいたら、ふいに遠くに砂埃の塊が見えた。ヨアニスが隣に並んできて気だるそうに笑う。
「ユリ、いいか」
「うん?」
「俺がいいって言うまで目を閉じているんだ」
「え、何?」
彼はやけに優しい笑顔を見せた。「あれはお前を狙う連中だよ。ハンター協会にいた奴らだろうな。大丈夫。すぐに片付くから、少しの間目を閉じていて」それからヨアニスは私の目をじっと見据えて言った。「俺を信じるか?」
私は息を呑んだ。真剣な表情で私を見つめるその眼差しに魅入られていた。「ええ、信じる」
流石にどんな状況か私にもわかってきた。だけどヨアニスが大丈夫だと言うなら安心していいんだろう。私は恐怖に駆られそうになる心を叱咤して言われた通り目を閉じた。これから何が起こるのかなんとなくわかる。
相手はかなりのスピードを出しているらしく、すぐに私たちの元へ到着した。
男たちは下卑た声で笑っている。薄汚い罵声も聞こえた。スラングを多用しているせいで意味の半分もわからなかったけど、幸いだったと思う。どうせ碌でもない内容だもの。
社会の底辺を生きる男たちの聞くに耐えない不快すぎる汚らしい笑い声はすぐにやんだ。代わりに呻き声や上擦った「バケモノだ」とか「助けてくれ」とか言う短い悲鳴が聞こえ、濃厚な血の匂いが鼻をついたけれど、それも平原を通り過ぎる風がすべてをさらっていった。
私のすぐ近くで、下卑たクズどもとは比較にならない、美しい天上の声がした。
「終わった。まだ目を開けないで。少し動くよ。俺が支えていてやる」
ヨアニスは私の足をそっと掴んだ。お尻と腿に振動を感じる。彼はそのままコットとアプリを連れて歩いているようだった。
「よし、目を開けていいぞ」
許可をもらって目を開けると、想像していた悪夢のような光景はどこにもない、平和そのものの平原が広がっていた。
ヨアニスは優しく聞いてきた。「大丈夫か?もう少し離れるけど、ついて来れそうか?」
「うん、平気よ」
私が答えると彼は嬉しそうに破顔した。「そっか」天使の笑顔。この瞬間、私たちの間に目に見えない繋がりが生まれたのを確かに感じた。
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