第19話 独り占めしようとするからよ
「しかし悔しいけれど、あの二人本当にお似合いね・・・・・・」
「ちょっと、洋子!どういうつもりなの!」ふたりの姿が暗闇に消えていくまで見送ってから
「だって
「えー、そんなあ、じゃあもしかして、みんな
「そうよ、あなた気づいてないかもしれないけれど
「で、でも・・・・・・・・」
「光君と
「そ、そうだけど・・・・・・・・、私と
「そうね、
「でも、でも・・・・・・・・」
「それに昼間に
「そんな~」
「まあ、そんなに気落ちしないでも、渡辺さんは結婚していて素敵なご主人がいるんでしょ?それなら心配ないじゃないの」桂川も
「そ、そうよね!大丈夫だよね!絶対、大丈夫だよね!」
「だ、大丈夫だと思うよ・・・・・・・、きっと」なにやら自信はなさそうな雰囲気であった。
「なんでい、
「あっ、そうだ良いことを考えた!」そう呟くと彼は皆に見つからないようにしながら、ゆっくりと暗闇の中に姿を消していった。
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