第3話 山本洋一という人物
年齢34歳
職業 会社員
顔はフツメン・・・だと思いたい。
恋愛経験は・・・無い分けじゃない。ただ上手く続いた事が少ない。
いや、何だろう本音を話せないだけかもしれない。
それは、性的な・・フェチ的なというべきか。
私こと山本洋一(やまもと よういち)は、「制服」が大好きだ。
セーラー服、ブレザーは当たり前。
OLの制服
CAもいい。
ナースももちろん。
アニメ関係のコスプレも行けるクチだ。
もちろんメイドもだし、ドレスとかもいい・・・。
だが、大前提がある。
安っぽい作り物感の物ではダメだ!
私、山本洋一は本物を求めている。
生地からこだわる。
こういった制服フェチの中には男女関係無く着る専の人もいるが、私は見て触る専。
そして、その揃った制服一式をなでたり、抱きしめたり、ほおずりし・・・おっとこの辺を書けば止まらなくなってしまうので省略するが。
ここで大事な事がある。
世の中に痴漢とかで触ろうとしたり、学校や個人宅に忍び込んだりして盗むやつもいるが、これは悪だ!
断じて許されない!
YES制服! NO犯罪だ!
ちゃんとオークションや専門店で買ったり。
しかるべきプレイの出来る風俗店に行くべきだと考えてる。
それを、私は制服紳士だと考えている。
とまあ、この辺を語ると止まらなくなってしまうので、これくらいにしておくが・・・
だが、実は私はこの趣味というかフェチを誰にも話せていない。
家族は当たり前だが、過去に付き合った恋人にも。
勿論、上手く話しを持っていて事前にホテルにオプションで制服あるのを知りながら
「おー、こんなのもあるんだー。面白そうだね!着てみない?」
と話を誘導して触りから入ってみる手を使った事がある。
だが・・・
「えー、こんなのに似合わないよ」
「意味分らん」
と最初から否定されるパターン
ちょっと上手く行って、調子に乗って回数行うと・・・
「ねえ?制服が好きなの?私じゃなくてもいいの?」
と言われるパターン。
うん、3次元めんどくせーーー
となるわけですよ。
まあ、「こんなの似合わないよー」とか謙遜するのは気持ちは分るが。
「意味分らん」は私の性癖、存在を否定された気持ちになって1週間は落ち込んだ。
そんな女性とは当然ながら続くわけなく。
そして、「ねえ?制服が好きなの?(略」
もうね、言いたい事は分るよ?
でも、フェチとそういった恋愛感情は別だと。割り切れない!?
なんだもう、四六時中愛してってか!?
でも、まあ私もいい大人だから、本心を押し殺しつつも何とか生きている今日この頃。
そんな私に起こったのが突然の能力付与。
そして「制服」
もうね。思い当たる節がありまくりですよ。
他の2つの能力も私らしいと今では実感。
それにしても、空間収納、鑑定(能力分のみ)は多分そのまんまだろう。
「制服」・・・一体どういう能力なのか・・・。
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