概要
皮肉と王道の面白さをここに!!
「正しさ」を望む彼を、彼女は間違いだと説き伏せた――。
魔導機構が開発された「文明開化の時代」。
飛行船の港街で青年リアンと魔術師シャルテは、皇国兵士に追われていた。
――脅威なるラス皇国。
彼の国には、「独立問題」、「軍事侵略」、「大陸戦争」――と不穏がつきまとう。
それでも世界には、「絶対的な正義」があった。
正義を体現する伝説の存在―――「暁騎士〈オーガ〉」。
しかし、そのオーガに皇国将軍が名乗りを上げた。
――世界の正しさは、皇国を選んだのか。
「革命の狼煙」が上がる街。「新たな脅威」。
「大切なものを奪われ」ようとするなか、その答えに青年リアンが向き合う。
歴史は――、絶望に暁を灯す。
よろしくお願いします。(`・ω・´)ゞ
*ちょこちょ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!バトルあり! 心理戦あり! 政治あり!
以前、作者の小説を読んでいたことで本作も読んでみた。
以前の作品よりも熱い展開が少なくなっているが、それを補うかのように登場人物の心理描写や葛藤を上手く描いていて「また、違うテイストで書いてきたな... ...」と一人、玄人おじさんのように感嘆した。
あらすじにもあるがハイファンタジーには少し邪道(良い意味で)ともいえる「科学的要素」が盛り込まれており、「銀翼のファム」とか「忘念のザムド」の世界観を彷彿とさせた。
魔術的要素の裏にはキチンとした背景やそれに伴う政治的アプローチも細かく描写されており、中二病の私には大好物な作品。
最新話でリアンの過去も語られ、段々とキャラクターにも愛着とい…続きを読む