虹乃ノラン

えー、なにもしていない「カクヨム勝手に猫部」の発起人の虹乃ノランです。 先日運営の皆様にお会いする機会がありまして、猫部のことは運営内でも認知され、サークル的活動（猫を愛でる）を…続きを読む

二月に何が起こっていたのか。少しだけ知っていました。 どんなに心を砕いて寄り添いたいという想いにかられても、その場所へたどりつくことは他人の私には許されない。また、それを望まれても…続きを読む

「明日が来る保証なんてないんだから」 それは、現代に生きる私たちが、倫理や道徳や哲学や、人生観死生観を語るときに往々にして出てくる仮定のことば。 ただし、どれだけそんなことを頭…続きを読む

昔、月刊IKKIという名前の漫画雑誌があったんですよ。廃刊になりましたが。 え、なんで山本直樹がここにいるの！？　すげえ！　ヤヴァイ！！　安住の地やん！ ハアハア あ、どハマ…続きを読む

私が激推ししていた方が何名も入っていた円城塔先生の最終候補陣 こちらの選評にあげられた他の作品もすべて拝読したくなります。必読です。 このような評をまとめていただき、ありがとう…続きを読む

ねこ短歌はヤヴァイ！ なくからヤヴァイ！ 愛がヤヴァイ！ …………。 見届けたものたちも まだ渦中のものたちも すべてわたしたちが得たものは 消え去ることのない　EYE　ฅ…続きを読む

偽物の緑。偽物のメロン。苦手な、「友達とのカラオケの雰囲気」。 タンバリンを叩いていて、不意に過る「あ、私ここにいなくてもいいじゃん」 誰もがきっと一度は感じたことのある疎外感…続きを読む

『ふうふ見ず知らず』 まずタイトルが秀逸。森見登美彦さんあたりが長編を書いてしまいそう。どこかコミカルで、それでいて、あたたかく。少し切ない。 私たちは勝手な憶測フィルターで、…続きを読む

私は文字を、絵として追う癖がある。 それは言葉通り、ビジュアルとして脳が処理しているという意味でもあるし、同時に再生される映像の世界を観ている、ともいえる。 積極的に文字を追わ…続きを読む

若かりし頃……と言っても良いだろうか、今はむかし、恋人に去られ、親友に去られ、虚無の淵に立ってるな、と乾いた気持ちで川べりの傍にある遊歩道をひとりで歩いていたとき、私は死んでもいい…続きを読む

ご縁があって祐里さんの小説を続けて読んだ。 そのどれも、視覚的色合いが前面に出てくる。 いや、実は隠しているつもりなのかもしれないけれど、著者のファインダー越しに見るそれらの色は…続きを読む

冒頭五行で涙しました。 そのまま読み進め、ぐうっと苦しい私の胸は、老人と共に座った公園の、古ぼけたベンチに共に重なり、しゃり、と霜で音を立てそうな黒い土を踏みしめました。 語り口…続きを読む

死ぬのを先送りにするのに、患者も医者もない。 死ぬのを先送りにするのに、あなたも私もない。 死ぬのを先送りにするのに……。 ここだけ読めば違和感のある言葉だが、今の私にとって、こ…続きを読む

名言！ 守山図書館で行われたワークショップ内では、４つのグループに分けて創作をし、最後にグループ内でひとつ代表作品を選び、朗読しました。 その後、有志による発表を４つ。合わせて…続きを読む

「ああ、なにかおきて書籍化されたりしねえかなあー！」

彼は言った！

がんばります！

イントラネットがインターネットになって久しく、親友と呼べる人の顔も本名も知らないということがあっても、なんら不思議ではない時代だ。 誰かが、自死をほのめかす。それに翻弄されて、救…続きを読む

そういえたらいいのだが。 炬燵でぬくぬくした死は、なかなかそういうわけにはいかない。 入間しゅかさんの存在を知らせたい方々の顔がいくらか浮かぶ……だから私はレビューをかく。 …続きを読む

高遠みかみさんのことは古賀コンという私設文学祭で知りました。 ―――――――――――――――――――― ・村上の春樹のほうと親友であれば肩パンなどするだろう ――――――――――…続きを読む

すっごくおもしろかった！ ハルさんの青い鳥のアカウントをこっそりのぞきにいくと、そこにはホラー映画やサメの情報がずらりとならぶ。そう、ハルさんは、サメフリーク！ サメラブ。サメ…続きを読む

「それは言葉のあやだから」 　ここでいう、〝あや〟は、 「誤」でもなければ、「文」でもなく、 「謝」でもなければ、「危」でもない。 「それは言葉の〝綾〟だから」 　が正解だ…続きを読む

3話目の詩《星》にて、髪留めとして控えめに表れる鬼灯。 もしやすると、何人かの方はこれを読み飛ばしたかもしれないと思う。 ホオズキ、鬼火の鬼は、喪きひとたち。灯は彼らに供され彼…続きを読む

今日の時点で、さくたさんのこの記事内に、私が書いた長編が含まれている。 私はそれに３日、気づかなかった。 おそらく彼女は、私がたとえ永遠に気づかなくてもよいとさえ、考えていただ…続きを読む

同じ言葉になりますが、やはりそれしかありません。

ん？
あら？

あああ…

ああやっぱり。


堪らないオマージュ

私基準！

そうあなたにも。

通じるはず、きっと！

大好き！

ああー。ごはんの前にとっておきのデザートでお腹いっぱいです。 うっわー！最高のみつけちゃったかも？ にやにやしながら読了。 ごちそうさまでした。 たまりません。 大好物です。…続きを読む

西野七瀬の演じた黒島沙和。 ピンとくる方は多いかもしれない。 ドラマ「あなたの番です」 社会現象になるくらい賑わっていましたね？ 放映終了後はロスがうまれるほど。 正直申し…続きを読む

私たちがかつて、瞼の裏にみた世界。 夢見た空想。遊ぶ現実、非現実。 ああ、すき！ コミカライズされて欲しい！ その絵を、みたい！ 描きたくて、描けなかったそんな世界が …続きを読む

「なるたけ、やらしい文章をめざしていきます」 そう書かれています。坂水さんの筆力はその実績が物語っています。 磨かれ切った短編。これを他の人がまるごとトレースしようとしても、とて…続きを読む

二度涙しました。ストーリーのゆるやかな起伏が心に沁みて、文章から浮かび上がっているはずのオリオン座が私の脳裡で朧星夜かの如く、滲みました。 しかし確かに失われる命はそこにあり、今…続きを読む

『なんだよサッチー、地獄はもっと地獄だよ』 今日あなたがもし豆まきをするのなら、そのまえに本短編を読んでみて。そうだな、今日は天気もいいし、おあつらえ向きだ。 お昼ごはんの…続きを読む

病院って怖い。でも病院ってあたたかい。 そう思えたらばんざい。 検査って怖いですよね、私もずっと怖かったです。婦人科の開脚台になんて乗れるもんか！とずっと思っていました。 でも…続きを読む

ぜひともこのお話は、すてきな寓話として絵本シナリオなどに転じていただけたらなあという印象を持ちました。 こわくもあり、やさしくもあり、あたたかい。 わたしたちの暮らしの中に、ひ…続きを読む

にやにやしながら拝読しました。

満足できることを保証します。
飽きさせない９９９９文字。

大好きです！













（キャッチが伏線なんだよ……！）

加齢 「よっこいしょ」のカッコいい言い方を発見したら、年を取るのも悪くないと思えそう。 コピーライターが一名必要になりましたら、謹んでスカウトにまいります。 その際は何卒…続きを読む

楽しく拝読いたしました。 酒が意思をもち、人をコントロールするところは一種の寄生というマジックリアリズム。 SFは本来とても楽しい読み物なのだということを思い出させてくれるすば…続きを読む

これは都々逸

川辺いと流、命の賛歌

とりあえず私のいと巡りは当分終わらないようです。

川辺いとの可能性を信じます。

「虹が、ひび割れるとかそんな馬鹿な」 虹のかけらを拾ったところから始まります。 中盤で、 「――世界が輝いて見えた。」 この一行にたどりついたとき、私は涙しました。 その…続きを読む

やってくれた。 これを理解し言語化できる人がはたしてどれだけいるだろうか。 このすばらしさを伝えたい。だから私はレビューを書く。 伝えられるだろうか。川辺いとというその人を。 …続きを読む

微笑した月は美しく その裏に望のシルエット 闇が始まれば、影は消え去る。 ひそやかに迫る影と闇が、私を包む。 ニュートラルさこそが、詩の可能性を無限大に広げます。 すば…続きを読む

６話目まで拝読。 ２話目の回廊蝶々が一番好き！と思ってレビュー画面にたどり着いた私の目にもう一度飛び込んだのは、「回廊蝶々」だった。 これをタイトルとして松原凛が選んだその感性…続きを読む

冒頭一行目で私をつつんだのは、ジャン＝フランソワ・ミレーの落穂ひろいでした。ミレーの作品に有名な雪景色がもしあれば、私はそちらを思い描いたでしょう。 昨日、雪が降りました。 桜吹…続きを読む

わたしがこれをやりたかったのに！ すばらしいテキスト。英語をこれで覚えたい。といいますか、自作を翻訳していただきたくなってしまうではないか！ 大変興味深く拝読いたしました。あ…続きを読む

Xでイメージ装画も拝見しましたが、なんとも緻密に散りばめられた昭和のモチーフであることか。 自身のアルバムをはらりとめくっていくような、胸がたしかに小さく縮んだあの頃を、するりと…続きを読む

ストーリーそのものは淡々とすすんでいきますが、いろんな絵が頭に浮かんでしまって、ちょっとツボにはまってしまいました。 ありがとうございました！ さいごはちょっとペーソス。だけど…続きを読む

おもしろかったです！