概要
白い頬を赤く染め、恋する乙女は島を出ていった。
1988年、売春産業で成り立つ島に借金という鎖で繋がれている私たちは、置屋から徒歩五分のタミヤ軒のラーメンが好きだった。
※KAC2024参加作品。フィクションです。
カクヨムラーメン小説博覧会(秋犬さん)
↓こちらの自主企画への参加作品です。
https://kakuyomu.jp/works/16818093072854666877
近況ノート 「花は、咲う」の裏話をします(2024年4月12日 20:49)
https://kakuyomu.jp/users/yukie_miumiu/news/16818093075401643375
✨️【第2回 女性作家の集い】【天川賞】進
※KAC2024参加作品。フィクションです。
カクヨムラーメン小説博覧会(秋犬さん)
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近況ノート 「花は、咲う」の裏話をします(2024年4月12日 20:49)
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!花街に生きる純粋なこころ
昭和の終わり、船乗りを相手にした離島の花街(っていうのかな?)が舞台。
”売られて”来たことを悲観する主人公と、同じ境遇にいながら明るく生きる花。
彼女達の暮らしとその後が書かれている。
花街という関心引く舞台設定と二人の暖かい関係性の対比がすごく効いていて、だからこそラストの誰もが共感するただただ純粋な後悔が生きている。
例えば同じテーマを現代の大学を舞台に描いたら退屈になる。先達がたくさんあって、もうひとつ加えれば重たくなりがちなこのテーマを読みやすくて心に響く作品に出来ていてめっちゃ好きです。
一つ気になったところは構成を綺麗にするために意図して二人の描写に徹底されてますか?その…続きを読む