高遠のみかみのほうと親友であれば肩パンなどしたくともできぬ。

高遠みかみさんのことは古賀コンという私設文学祭で知りました。

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・村上の春樹のほうと親友であれば肩パンなどするだろう
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これは彼女がかいたPer dayという短歌連作のうちのひとつ。

お題は「最高の日曜日」でした。

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・「将来の夢は風です」起き抜けの寝言はいつも傾いている
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主催の古賀さんが、この冒頭一行目を見て、ほれ込んだように、私の心もわしづかみにされました。
(こちらの連作は高遠さんのnoteに掲載されています)

カクヨムにもここにこっそりと、「高遠みかみ」さんが隠れています。
もうほんと、すべてがまさに「高遠みかみ」であって「高遠みかみ」以外のなにものでもない短歌がいっぱい。

ご馳走です。何度食べてもなくならないご馳走です。

ごちそうさまです。またきます。

ありがとうございました。


あ、「昇る雨、降る三日月(短歌集)」こちらもぜひ。
ぜんぶよみたい。ずっとよみたい。