佳麓冬舞

　友達何人できるかな？ 　知らない場所や知らない人と関わるのって、不安があるよね。不安を楽しめる人もいるんだけど、そういう人だって何度も何度も新しい出会いを経験して、始めて面白さ…続きを読む

こういうノリでサクッと書けるのは羨ましいです。 私が書くと滑るんですよ。ホント。人間には向き不向きがありまして。 ５人の戦隊ものですけど、レッド、ブルー、ピンクこの辺りはもう確定…続きを読む

　ある演歌歌手が言っていた話だ。 　切ない歌を歌う時。身振り手振りを添え、感情を込めながら歌う事で、聴衆を泣かせようとした。だが、どんなに頑張ってもいまいち手応えがない。やがて疲…続きを読む

『好き』の対象は十人十色で違います。 　この作品に登場する葉月様は、命あるもの全てに愛を注がれる、大層情の広いお方です。動物に昆虫、植物に至るまで愛情を持って接されています。 　…続きを読む

　子供の頃って、みんなが自分の世界を持っていたと思うんだ。 　目に見えるだけの大きさから作られる世界だから、そんなに大きくはないよね。 　友達と一緒に居るいつまでも浸っていたい世…続きを読む

　流れに両手を浸し、そっと掬い上げる。 　俺達の世界は常に動いてる。流れている。 　目に見えるものも、見えないものも。 　忙しそうにしている皆が流れを掴もうと必死に生きている…続きを読む

　多分、作者はこう思ったことだろう。 「なぜ閲覧数があがらないのか」と。 　私も思うのだ。 　もっと読まれてもいいのではないか、と。 　この作品の一番の魅力は、話の筋道…続きを読む

　ここに強い者はいませんでした。 　ここに正しい者はいませんでした。 『愛情』は確かに存在しているのに、形を持っていないのです。 　でも、形がないと、愛を認識するのが難し…続きを読む

　僕の灯りは淡くてみにくい。 　黄色い色に白が混じって、自慢できる灯りじゃない。 　それでも貴女はこの色を、綺麗だねと言ってくれた。 　遠い昔に葉の陰で。 　そして聞こえる。…続きを読む

　このお話でようやくスタートの位置に着いたって感じかな。え？　なんの競技かって？　そりゃあ二人三脚のさ。 　前作まではパートナー選び。パートナーは決まっているんだけど、気持ちの踏…続きを読む

　勝手ではありますが、告白させていただきます。 　わたしは六月様の作品にレビューを綴らせていただこうとすると、なぜだか常になく悩んでしまうのです。この作品に限らず、六月様の書かれ…続きを読む

　読み専の方にこれほど上手に書かれると、書き手の立場が危うくなるのですがね。 　現実の中でひっそりと息づくモノ達。 　人間の数が増えすぎたために感じにくくなってきたが、元々の世界…続きを読む

　自然な気持ちの変化と、先が読めない関係の推移が面白かった！ 　ガールズラブならともかく、ボーイズラブは趣味じゃない俺でも楽しんで読めたし。ストーリーは間違いなく面白い！　こう…続きを読む

　星の数は非常に迷った。 　まず、物語の組み方が非常に上手い。骨組みは、もはや完成されていると言っても過言では無いだろう。 　小説を書いている者として見れば、内容の面白さよりも…続きを読む

　全ての色をまぜこぜにすると黒になります。色を全て抜いてしまえば白が残ります。 　沢山の生き物がいるからこそ、世界はカラフルに彩られているのです。 　煌めくような色とりどり…続きを読む

　公務員が堅苦しい手順で仕事を進めるのは、世の中のシステムを滞ることなく動かす為だ。 　皆が好き勝手動いていたら、その分どこかにしわ寄せがくる。そうなれば関係の無い所で損をする者…続きを読む

　ヒーローの条件ってさ、何だと思うよ？ 　やっぱ力だよな。力が無くちゃ始まらないわ。 　悪を討つには力がいるし、弱きを助けるのも結局は力。 　弱肉強食は真理って事だ。 　ただ、…続きを読む

　テーブルの上に山と積まれた札束を崩し、真っ赤になった大男が手持ちのカードを放ってみせる。 「掛け金の吊り上げに最後まで付いてきたのは褒めてやろう。だが残念だったな。俺の役は山…続きを読む

　傍観者で良かったんだ。 　ファインダーに映った誰かの物語を写真に収める、そんな生き方で良かったんだ。 　世界の裏側なんてなんにも知らずに、華やかな舞台を見上げる人生で満足できた…続きを読む

　空から落ちる雨粒が、地面でざんざん音を立て、世界の全てを透明に変える。 　食べる物も、飲むものも、何も無い部屋に唯ひとり。 　気配のない部屋で、一人法師。 　邪の魔も無く。 　 …続きを読む

　まったり系のほのぼのストーリーなんだけど、ピリッとしたところもあって、予想を微妙に裏切られる楽しい展開でした。 　巫女さんが神様を引っ張っていくのは、他の作品にもありそうだけど、…続きを読む

　子供たちのわくわくするような探検から始まったので、現代ドラマ的な展開かなと思ったけども、始まったのは超科学の未来ファンタジー体験記だった！　ってコメントに書いてるじゃん！　いや～…続きを読む

　フウチ君が玻璃の音＊書房っていう本屋さんを中心に、何気ない日常を語ってくれるお話。柔らかい空気で包むように優しくお話ししてくれるから、時間がゆっくりと流れてるんだ。 　心に触れ…続きを読む