概要
どう見ても地球外生命体の管理人、背広を着たロボット、ピストルを持ったお姉さん、ヴァンパイアの同級生……他にも探せばまだまだいっぱい出てきそう。
奇想天外な仲間と一つ屋根の下に暮らす、意外と平和でゆっくりと流れる日常の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!賑やかで暖かで、いつまでも作品世界に浸っていられる絶妙な温度感!!
変人たちが集まる寮(アパート)生活ものというと、すでに先駆たる名作が数多くあります。
それらと比べても、本作は全く負けてないと、私は素直に感じました。
何より驚かされたのは、主人公にして視点キャラである「よだか」の語り口です。
飄々としたテンポで、実に心地よく物語を進めてくれて……気がつけば作品全体のトーンを、いつまでも浸かっていたくなる温泉のような絶妙な温度に整えてくれていました。
その結果、本来なら個性豊かすぎて統一感を出すことが難しい「パンドラ」の住人たちが、一つの空気の中に調和し、しっかり家族になっていたのかなと。
また、いい作品といい作家さんにに出会えました! - ★★★ Excellent!!!すっげーいい!! すっげー面白い!!
ひとこと紹介が子供のたわごとみたいになったが、許してほしい。
面白いんですよ。いいんですよ。
ただなんとも悔しいのが、俺にはこの面白さ、良さを、適切に言語化することができない。だから★だけつけて黙ってようかと思ったのだが、最新話を読んだらいてもたってもいられなくなって、思わずレビューを書きに来てしまった。
「極めて個性豊かな住民とシェアハウスでの共同生活をはじめたよだかくん(ちゃん)(かわいい)のドタバタした日常生活をコメディタッチで描いた作品」というのが梗概になるのであるけれども、違うんだよもー!! そういうこっちゃねえんだよー!!
一度落ち着こう。
この梗概だけが宇宙空…続きを読む - ★★★ Excellent!!!それはちょっとおかしくて、とっても素敵な日常
人はそれぞれの世界が有ります。
そしてその世界が重なりあう瞬間こそが物語になると私は思うのです。
だから幾つもの世界が交差する話というのはまさに物語の醍醐味という奴で、有り体に言えば私はこういう話が大好きです。
可愛い女の子みたいな少年(シロウ、僕はね……美少女に生まれてコスプレしたかったんだ)、ダンディな宇宙人、黒いジョークが好きなアンドロイド、刀剣男子、汚そうに見えてちょっと綺麗な汚い座敷わらし、それに山形県民。
特に山形県民は不思議な民族ですね。彼らがかくも芋煮儀式を好む信仰に篤い民だとは私も知りませんでした。私も現実で山形県民と出会った時は芋煮関係で彼らの信仰を汚さぬよう…続きを読む