萩原

※6月25日現在のレビューです。 突然の記憶喪失の中、自分がワケあり少女を連れて、かつての仲間たちから逃走するSFアクション。 ともすれば情報過多になりそうなほどの緻密な世界観…続きを読む

間違った方向に情熱を傾ける不真面目なんだか真面目なんだかわからないプレイヤーと、のっけから彼に振り回される少女パネ子の、ほんわかコメディです。 プレイヤーとパネ子の出会いシーンが…続きを読む

インパクトのあるタイトルに惹かれて読みましたが、一気に持っていかれてしまいました。 コメディタッチな出だしでくすっと笑い、気が付くと読み進めるうちにグッと胸を衝かれ……。 最後の余…続きを読む

他の方のレビューのタイトルがあまりにインパクトがあり、つい読み始めたら止まらなかった一作です。 密かな夢を抱く少年と音楽の神に愛された少女。 二人の出会いと別れを綴った、切ない青…続きを読む

担当作家さんが名古屋にいることもあり、実は定期的に訪名しているものの名駅周辺しか行く時間がなかなか取れず、いつもエスカ地下のコメダ珈琲店でモーニングを食べていたアカウントがこちらに…続きを読む

記憶を無くし、気がつくと謎のお店でお菓子を作ることになった少女の連作短編的な物語。 １つのお菓子に１エピソードと読みやすい構成で、各話の内容も私たちの日常に寄り添っており、だからこ…続きを読む

連作短編形式で綴られる、ただひたすらに「嫁が可愛い」という自慢話です（笑） いや、読んでいて、何度壁を叩きたくなったことか……！！ 口調から性格から日曜日の姿から、何もかもが好みで…続きを読む

小学生の頃にスト2ブームの洗礼を浴び、それからKOF、バーチャ、ロンとともに青春を送った私にとって、まさに「待望」と言えるのがこの小説です。 私自身は決して上手いゲーマーではあり…続きを読む

最後まで読ませていただきました。 というか、読む手が止まりませんでした！ 物語の筋としては意外性が高いわけではないものの、むしろタイトルやあらすじから得られる期待の200パーセン…続きを読む

等身大で、そして非常に共感のもてる主人公像に、最初から感情移入しながら読み進められました！ 第１話の文字数で主人公をここまで魅せられるのは、素直に凄いと思います。 ストーリーも、タ…続きを読む

視点を変え、世代を超え、まるで長く継がれてきたタペストリーのような「世界の広がり」を感じるファンタジー作品です。 ああ、自分はこういうファンタジーが読みたかったんだ。 いろんな小…続きを読む

タイトルのインパクトに惹かれ、読ませていただきました。 4月27日までのエピソードまで拝読し、このレビューを書いていますが。 ……本当に、面白いです！ 何がすごいって、会話劇ばか…続きを読む

ゆるーく初心者冒険者の日々を綴った、手記風小説です。 主人公がギルドや町の人々に愛されている感が伝わり、ついつい口元が緩んでしまいます。 加えて、日々の収支などがしっかり書かれてい…続きを読む

タイトルを拝読したときは、失礼ながら、「ああ、きっとこんな話だよねー」という、ある意味先を見透かしたような感覚で読み始めました。 でも、これってネガティブなことではなく、読者が期待…続きを読む

まず、提示されたルールブックの内容にワクワクしました。 これは本当に面白いシステムだと思います！ で、そのルールからどんな神様が精製されるのかページを開く前から妄想が膨らんでしてし…続きを読む

WEB小説連載で重要な、一話単位での気持ちよさをしっかり意識しつつも、その裏ではしっかり練られた設定があり、熱い主人公と可愛いヒロインと憎むべき敵がいる。 本当に気持ちのいいエンタ…続きを読む

……という「ひとこと紹介」の通りの主人公に心惹かれ、読み始めました。 そこから、彼を取り巻くキャラクターたちの魅力や、また彼が暮らす街の雰囲気が心地よく……気がつくと電車を乗り過ご…続きを読む

まず率直に……すっごく面白かったです。 キャラクター造形、世界設計、謎の提示と伏線回収、長編としての構成、芯たるテーマの通し方……全てが高いレベルにあると感じます。 ホント、ちょっ…続きを読む

変人たちが集まる寮（アパート）生活ものというと、すでに先駆たる名作が数多くあります。 それらと比べても、本作は全く負けてないと、私は素直に感じました。 何より驚かされたのは、主人…続きを読む

……という、タイトル通りな人間すらも目覚めそうになる、そんな甘酸っぱ甘い作品でした。 多くはない文字数の中でしっかり感情の導線に緩急をつけており、ちょっとした移動時間でも一気に読…続きを読む

あくまで個人的な意見ですが。 ホラーの要諦って、絶対値としての怖さだけではなく、快楽と恐怖とか、希望と絶望とか、緊張と緩和とか、そういう相反する要素の緩急で、どれだけ読者の感情を揺…続きを読む

「会話はセンス、他人が教えることはできない」 そう巷で言われるほど、会話劇というのは、その作家さんのリズムと引き出しが測られるものです。 本作を拝読し、そのことを改めて深く感じまし…続きを読む

タイトルの語呂の良さとインパクトに惹かれ、読ませていただきました。 ゾンビホラーとしてのお約束はしっかりと抑えつつも、消え去りゆく日本の「地方」に生きる、強く、そして誇り高い男た…続きを読む

最後まで読み、改めてタイトルの意味を考える……そこまでも計算して作り込まれた中編ファンタジーです。 竜を追い詰めるカタルシスと、そして「その後」と、語るべきことを最低限の文字量で余…続きを読む

いずれも魅力的なキャラとスピード感のある展開、それを支える背景の作り込み、そして思わず笑ったあとで我が身を振り返るブラックなお仕事描写と、飽きることなく最後まで読ませていただきまし…続きを読む

あやかしものや異種婚姻譚は、もともと自分も大好きで、また編集として担当もしております。 インパクトのあるタイトルから、バリバリのコメディかと思いきや（もちろんその要素はしっかりあり…続きを読む

数ある戦国時代の舞台でも、あえてこの場所、この題材を選んだことに、作者さまの拘りと知識の深さを感じます。 しかも、その中にとんでもないifを放り込みつつも、こんな歴史が「あるかもし…続きを読む