主人公のアイカが登録したオンラインゲームは銀河を舞台とするRPGでした。今までにない、そのシステムは実際にその世界の中に入り込んでプレイするというもの。風や匂いを感じるだけではなく攻撃を受ければ激しい痛みも感じます。武器や防具の装備の仕方すら説明を受けないまま、アイカはモンスターの近くに転送されました――
アイカと共に駆け抜けるようなストーリーは「恋愛」「SF」「ファンタジー」どの視点で読んでも遜色はありません。読後感がとても良かったです。
人というものも、何の説明書も持たずに、この世界に生まれ、出会いがあって生きているのだと気づかせられました。
2017/2/8 読了後に編集させていただきました。素敵な物語をありがとうございました。
7/20 レビュー更新
良い感じです(笑)
ざっくりとした感想ですが、二ヶ月前に読ませて頂いたときよりも、より人間関係が丸みを帯び、見え隠れする棘のようなシコリがスパイスとして物語を牽引しています。
また続きを楽しみに待たせて頂きますね。&お星様一個あっぷ( ^-^)_☆
現在、レビュー記載時点で六話。
個人的にレビューを書くときはある程度の区切りまで進んでいるか完結している、もしくは短編でも無い限り書かない主義なのですが……
と、前置きした上で(笑)
実際六話時点でも、まだ一万三千文字ちょっと。
本来ならまだまだ序盤、な訳です。
それでもこの作品をレビューしたくなったのは、第一話というのっけから、リアルから解脱した人間性をめちゃくちゃ発揮しているところです。
そして、全体的には白い文体(失礼!)でありながら、濃縮された魅力を提供されている点です。
これは出だしで主人公の魅力が欠乏していると内容を薄く感じるかも知れない。でも、第一話で良くも悪くもリアルから解脱した主人公の人間性を全面に出すことで、その後の人間関係を【ある展開】でガツンと惹き付け、白を多くすることで人間関係への葛藤や戸惑いを上手く心情表現していると思いました(考えすぎ?)
なので、皆さん今のうちです。
話数が多くなる前に読んでみてください(笑)
PS
余白、この作品にはあってると思うのですが……
もうちょい減らしてくれると嬉しいです(爆)