センスに溢れた、宝石箱のような会話劇!

「会話はセンス、他人が教えることはできない」
そう巷で言われるほど、会話劇というのは、その作家さんのリズムと引き出しが測られるものです。
本作を拝読し、そのことを改めて深く感じました。
この切り返し、鋭さは、天性のものだと思います。
ネタといい、また連作短編としてのオチまでの構成といい、他の人にもオススメしやすい作品だと思います!

もし編集として手を加えるなら、前述の通り宝物のような会話のセンスをすでにお持ちですので、あとは長編にした時の構成、でしょうか……?

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