概要
「あぁ、主よ……!どうか、私の全てをあなたに捧げさせてください……♡」
アランは第三王子だが、まだ成人していないため王族の中で最も権力がなかった。その中でもどうにか権力争いや、他国との小規模な戦争を止めようと努力しているが、今の段階で出来ているのは孤児院や資金力のない民への援助。自分の実力不足にやり場のない感情を持っていたアランは、どんな悩みでも解決してくれると噂になっている聖女の居る聖堂へ向かった。その聖女は、とても深くその主である神を信仰していたが、その神が実はアランで、さらにはアランに愛も抱いていて────!?
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