ラブコメと言えば可愛くて魅力的なヒロイン。
それは全人類共通の認識だと思うのですが……。
この作品においては、どうやらそれが当てはまらない可能性があります。
いえ、そうは言っても可愛いことは可愛いのです。
彼女たちの声や言葉だけをすくい上げれば、きわめてキュートなヒロイン達なのです!
それなのに、あまりにも残念過ぎる主人公のデバフ(?)。
『誰か、彼を助けてあげてください』
読んでいるうちに、そう祈らずにいられなくなってきます。
ただ、同時に明らかにバケモノなヒロイン達にも愛着が生まれてくるのも事実。
彼女たちとの日々を読み進めるうちに、あなたの中の新しい扉が開かれること間違いなし。
それから、特筆すべきなのはワードセンス。
あまりにも秀逸過ぎる言葉選びに、毎話毎話で大笑いさせられてしまいます。
一体、どんな人生を送っていたらこんなに面白い言葉を思いつくのでしょうか?
作者様の才能がうらやましくてなりません。
書籍化が色んな意味で楽しみな作品です。