🌸君の事が好きって、言えばよかった……🌸

夏樹と春花。
偶然出会った２人が織りなす恋物語です。

美しい言葉で紡がれる物語は、必ずや読者をその世界観に深く引き込むことでしょう。

徐々に惹かれはじめる２人。
その出会いは偶然ではなく、きっと必然のことだったと言わんばかりに。

しかし、開幕から少しずつ散りばめられている不穏な気配。
そして物語全体を覆うような不思議な雰囲気。
それは果たして２人の未来にどのような結末をもたらすのか？

どこか懐かしさを覚え、儚さや切なさを感じつつも、強く２人の幸せを祈ってしまいます。

いや、例えどのような結末を迎えようとも、この物語に悲哀の言葉は相応しくないのかもしてません。
きっとこれは、運命に導…続きを読む

※一章読了時点でのレビューです。

読み進めていくうちに分かると思いますが、何かがオカシイ。
この違和感を初見で堪能してほしいので詳細は伏せますが、会話や描写を読み解いていくとだれでも気付けるように違和感が仕込まれています。
夏樹と春花の二人がメインとなって展開されていくはずなんですが、隠された真相が何やら謎を呼んでいるんです。それが一体何かは、分かりませんが。
色んな部分に目を向けてみると何か手がかりが見つけられるかもしれません。
また、そう言った謎解きを抜きにしても、幻想的で美しい文章によってこの作品は構成されているので十二分に楽しめると思います！
少なくとも自分は楽しませてもらっていま…続きを読む

一つ一つの出来事に意味があるなぁ、と思う物語だと思いました。
伏線がたくさんありそうで、全部は見つけられてないかもです。
夏樹くんと春花ちゃんの結末がどんなものになるかは分かりませんが、幸せであるといいな、と思います。

相変わらずのレビューコメント下手お許しください。この方の作品は基本読みやすく、それでいて読み応えもあるスルメの様な作品ばかりです（何言ってんだ）一見ベタベタな序盤のラブストーリーに少しだけ気になる杭が見え隠れしています。
とにかくしつこくない（誰かさん見習え、いやワイか）本当にお手本となる作品ですよ。

二人が出会ったのはとある交通事故がきっかけ。

事故の後，二人は少しずつ，絆を育んでいきますが，何故か周りでは奇妙なことばかり。
そして，彼女は彼の状況を知っているご様子……。

多くの謎がありますが，物語が進むに連れてその謎も明らかに！
そして，それはお互いの気持ちも一緒に……。

読みやすく物語に入りやすいので是非お勧めの作品です！

現代ドラマな男女の恋愛物、ではあるんですが、かなりのくせ者でございます。

二人が出合う状況が、現実なのか幻なのか、判断が付かない交通事故なんですね。
でもそこで確かに二人はであっていて、その後、デートを重ねることになります。

だけど、なんとも様子が奇妙なんですね。
二人は確かに会話して、触れ合ってもいるんですが。
そんな二人を見ているはずの周囲の人々のリアクションは、物凄く奇妙な、様相を見せ始めます。

そこには二人の過去の秘密も絡んできて――


と、多くの謎を垣間見せながらも、二人の仲が発展するにつれて、だんだんと明らかになっていく真相に惹きつけられてしまう。

そんな物語です。

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主人公の夏樹は、とある事故がきっかけで、1人の女性と出会います。

それが縁となり、2人は少しずつ距離を縮め、絆を深めていきます。

しかし夏樹は女性との出会い以降、行く先々で、奇妙な現象に見舞われ始めます。

異様に怯える隣室の若者、威嚇する猫。
そして、女性が時折見せる切なげな表情……

これらが意味するところは何か。
そして待ち受ける真実とはーー？

主人公とヒロインの優しく穏やかな日常に隠された謎の数々。
徐々に解き明かされていく、奇妙な違和感。
衝撃の真相が明かされる予感に、切なさとドキドキが止まりません！

甘やかな恋×ミステリーが絶妙に絡み合った、極上のラブストーリーを読みたい…続きを読む

月9……？　と感じつつ、1話、2話と読み進めるうち、この物語に仕込まれた小さな刃にやり込められました。

何が仕込まれているのか、それはぜひ読んでからのお楽しみ。
ですが、そういった道具だけでなく、物語の強度、登場人物たちの心の機微がきちんと描かれているのにも注目いただきたい。

続きの気になる、優しくて『強かな』物語です。

第27話までのレビューとなります。

夢か現か、幻か――妙なきっかけで主人公の【夏樹】（20）は運命の女性【春花】（19）と巡り逢う純愛ストーリー。
同じ時間に、同じ場所で、同じ想いを抱く――
恋愛にありふれたこれらの必須条件が、ある特殊な力が心の糸口となって、物語は謎に満ちた展開に花開いてゆくのです。奇妙な巡り合わせは非日常の感覚にいざなわれ、奥妙として惑うことでしょう。だからこそ、次第にその女性に惹かれていく必然性に抗う術がない……この運心はとても繊細で機微に富んでおり、非常に読み応えがあります。
照れ隠しをする夏樹と鈍感な春花。とても初々しくも瑞々しさを湛える心情描写は、夏祭りの屋台…続きを読む

主人公たちはなんの変哲もないただの人、ですが、彼らを取り巻く環境が静かに幻想的な世界に連れていってくれます！！

読みやすい書き方に内容、しっかりとした土台があるからこそ成り立っていると感じます☺️

ぜひこの空間に入ってみませんか？？