異界戦乱のイージスバレット　～ＪＫ狙撃手とオジさん騎士の異世界バディが血を血で洗う戦乱に終止符を打つ～

剣と魔法の世界に現代式銃を持ち込む。
はるか太古（30年前）なら叱責されていた内容ですが、今や手垢のついたジャンル！
……と思いきや本作、主人公ＪＫが覚悟決まりすぎていて、異世界にいるはずなのに何故か現代社会の（ゲーム内も含む）常識で押し進むところがなんとも頼もしい限りです。

そして、相方の中年騎士、通称オジさんも歴戦の騎士だけあり、非常に格好良く頼りがいが有るのに、ふと見せる少年みたいなところがなんとも愛おしい。

そんな二人のコンビが進み先には何が有るのか？
まだ自分は最新話まで到達していませんが、先がとっても楽しみです。

そして、ほぼ毎日更新に脱帽します。

濃密で濃厚な銃器と狙撃戦の描写や作り込まれた世界観に圧倒されますが、何より心惹かれるのはやはりJKとオジさんのバディ感です。

尋常ではないJKと苦労を重ねているのに熱い心を忘れないオジさんの組み合わせから生じる化学反応が、並外れた魅力を生み出しています。

世界の行く末も気になりますが、二人の行く末に注目しながら、今後の物語も楽しませていただこうと思います。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（418文字）

仲間を信じて戦うことに、世界など関係ない。異世界でリアル世界で通じるものが描かれている。

特殊な訓練を経た女子高生スナイパーが、異世界にて陰謀を打ち払わんとするファンタジー作品です。

とある戦場で命の危機に瀕した主人公は、いつの間にか自分が見知らぬ砂の大地に立っていることに気付きます。

現状を把握しようにも、見えるのは砂ばかり。それから何とか人々のコミュニティにたどり着きますが、時を置かずして始まったのは敵国の進軍。

持ち得るのは武器と戦いの才能だけ、自分を受け入れてくれたコミュニティを守らんと、主人公はスコープ越しに敵を狙います。

砂漠の国を併呑せんとする攻勢に、主人公は抗うことができるのか。

ぜひ読んでみてください。

かわいいJKのかっこいいシーンが素敵です

銃や戦闘の卓越した描写、手に汗握る戦闘、駆引き、友情、生き抜く事で深みを増した男達。
かっこいいんだけど！でも！オジ騎士とJKの関係が1番掴まれました！！
安っぽくないです。妙に色気付いたりしていません。大切なものは、自分でしっかり決めている2人が、これからどうなるのおおお！激動の時代にまさに巻き込まれそうな2人のお話を、是非是非！激しくおすすめします。ぜひ読んでみてください！

まずは作者の溢れ出る銃への愛が隠しきれていません（笑）。そして、銃撃戦と言う戦闘描写が難しい所も、しっかりと表現できています。また、文章力も高く、読んでいて苦痛になりません。また、作者の自己投影的な作品でなく、しっかりキャラを描いていると思います。勉強になりました！　まだ序盤ですが、素敵なのでレビューしちゃいます！　続きも継続して読んでいきます。

　正直、最初の場面は心が痛くなりました。

　普通のJKとしてではなく、スナイパーとして生きる……どんなに普通のJKを真似ようと自分達がいるのは死と隣り合わせの戦場……


　そして、気づいたら…


　そんな過酷な環境で生きて銃火器を若い頃から扱う人生…

　銃火器、戦場に詳しくなっていく……



　何なんでしょうね…



　でも、

　「自分達も生きてるから真似をする！！普通の女子高生だから！！」



　本当に幸せって生き方によって違うものなんだと実感させられました。







　あ、これは冒頭です。


　
　そこからオジサン"が"……

「剣とミリタリーの異世界戦記」とくれば、中世的世界に銃が持ち込まれた展開を想像するのですが……冒頭で、私たちがかつて歴史上に見たことがない世界を見せつけられます。

存在しなかった世界に JK。そうなれば、この "JK" は「ありえない」。この "JK" を JK と思えば、痛い目に……いや、火傷を負い……いや、銃創を負いますよ……

ぶっ飛んでます。しかし恐ろしく剛毅で頑健な精神です。でなければ超人的な戦闘能力を使いこなせません。

頭のネジが抜けているという言い回しがありますが、ネジ穴が塞がっていなければ振り回すと外れます。この JK は精神の全てを戦闘目的で結合させています。

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