概要
救国の英雄である魔女を師に持つ、少年フラム。
術法的不能を抱えながらも一人前の魔術士を目指し修行を続けていた彼は、ある日破門となり、生まれ育った森を彷徨うこととなる。
そんな中、フラムは『自分そっくりの魔物』を探し求める神殿従士の少女フェレシーラと出会い、紆余曲折を経て行動を共にし始める。
「行きましょう、フラム。貴方は私と旅に出るの」
その言葉に誘われて彼は自身に秘められた謎と、その意味を求めて外の世界へと旅立ってゆく。
きっと必ず、ここに戻ってこようと誓いながら……
ボーイミーツガール & ハイファンタジー!
バディ要素、成長要素強め。転生・チート・ざまぁ・ハーレムなし。
少年少女と一匹で、共に歩む心の旅🔥⚒️
ハッピーエンドに向けてがんばります🍠
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!キミサガと言えばこの作品! フラムくんとフェレシーラさんの冒険の行方は
キミサガ、と言えばこの作品!
『君を探して 白羽根の聖女と封じの炎』ですねっ。
主人公フラムくん(十五歳)は、偉大な魔女マルゼスさんに破門されてしまいます。
どうして破門されてしまったのか。
それは、魔術が使えないから。
ああ、魔女に師事していて魔術が使えないなんて、そりゃ破門ですよね。
でも、フラムくんの体はアトマであふれているんです。
いわゆる、魔力であふれているんですよね。
ただ、それがどうしてだか魔術として発動できないだけ。
その状態を指摘してくれたのが、神殿従士フェレシーラさん。
フラムくんとフェレシーラさんの出会いは、命が危険なやりとりをするほどの厳…続きを読む - ★★★ Excellent!!!噛めば噛むほど味が出る、重厚なボーイ・ミーツ・ガール
基本的なあらすじなどは、既に他の方々のレビューにて紹介されているので、今更自分が語るまでもないと思い省略。一個人の感想ではあるが、本作の魅力について可能な限り語ってみたい。
薄っぺらいテンプレ系とは異なり、本作はトールキンの指輪物語のように世界観がよく練られているタイプのファンタジーだ。物語の基盤となる世界観がしっかりと考えられているので、安直にテンプレをそのまま書いて数行で矛盾したり、といった事案がなく安定している。
アトマ、術法といった独自の用語もあるが、過不足なく説明されているので世界観を破壊することなく見事な調和が保たれている。
展開としても主人公が少しずつ成長してゆく王道タイ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!【再レビュー】やっぱりスタンダードなやつがいいよね
まず第一に、こちらの作品、描写やら地の文やらが繊細なので私みたいなバカでもすぐに理解できます。またエピソードごとの文字数も程よいので通勤や通学の間に読むといいでしょう。
そしてストーリーや世界観ももちろん抜群です。あと少し内容とは逸れますがフラムとフェレシーラの関係が何ともたまりません。(語彙なくてごめんなさい)……で、ストーリーと世界観に戻りまして。一言で言うと、超王道な物語なんです。でもそれがいい!ネタバレになるとアレなんでぼやかしますが、まさに壮大そのものです。世界観も素晴らしいもので、旅行とかしてみたくなります。
総じて「マニアックなラノベはもう飽きたけど王道の面白いやつ読みたい!…続きを読む - ★★★ Excellent!!!15才と17才で、旅に出ようと思った
フラムくんは偉大な魔女、マルゼスさんの所を破門になりました。
15才(?)です。お母さんのように慕っていたマルゼスさんからの突然の破門宣告。飄々としているように見えますが、その出来事は彼の心に深い傷となって残っていたのでした。
ヒロイン、神殿従士フェレシーラちゃんが、フラムくんの言えなかった気持ちを代弁するシーン、素敵でした。
あまりにも辛いと、感情が鈍磨することありますよね。
我慢していた感情を発露させるフラムくん良かったです。
アトマ溢れる彼が何故「捨てられた」のか。
謎は深まります。(前日譚を読むと、だいたい検討がついてしまうので、後で読むのをおすすめします)
これから続きを読むのが楽…続きを読む - ★★★ Excellent!!!人生のどん底……から始まる、世界は――
とある偉大な魔女の弟子であるのに、術が全く使えない主人公の少年…それも、破門というところから話が始まり、とっても気になる展開になっていきます!
異世界ファンタジーの壮大さ、無限を感じる世界観。
読んでいると続きが気になって、ついつい、次のページへを押してしまいます!
とっても面白いです!
そしてなによりわかりやすく描写細かく書かれていて、この場面はこうだろうなと世界を想像膨らませて読めて楽しいです。
自分、主人公に何かあるのではと、どきどき、わくわくしながら読み進めてます。
とってもおすすめです!
レビュー下手でありますが、お話のワクワクが伝われば幸いです!