【第2章スタート】不可思議　旅館・黄昏館へようこそ〜人間も妖怪も幽霊も異次元人も訪れる旅館でバイトを始めてしまいました〜

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（60文字）

主人公•慧は祖父がポストに入っていたと言うバイト募集のチラシを見て、夏休み中のバイトをすることを決意。

そこで面接を受けるのですが…受けた質問は「あなたは見えないものを信じますか？」

最初は変な質問だったな…と思うわけですが、働き始めたらその質問は冗談でも何でもなかったと知ることに。

なぜならこの旅館は…ありとあらゆる種族の集まる旅館だったのです！

妖怪から幽霊まで従業員すら多種多様！

慧くんは果たしてこの夏を働き抜くことは出来るのか！？

面白おかしい。けれど、夏の終わりのように時々切ないバイト物語、始まります！

アットホームなとても不思議で不思議な世界。少年が青年になる為のそして大人になる物語

こんな旅館に泊まってみたいですね。

季節の描写も夏真っ盛りな風景が目の前に出てきます。

ご先祖様や妖怪（精霊？）達と一緒に過ごしながら、徐々に変わっていく主人公の心が良いですね。

純粋な心を持っていないと、訪ねることすらできない旅館なんでしょうね。

読んでいて本当に心が洗われました。
これからも良き作品を(^-^)

人間、妖怪、幽霊、異次元人。
普通はあり得ない組み合わせの『人々』が、何の違和感もなく、一緒になって働き、生活している空間。
作者の描く、調和した世界を、みんなで堪能してみませんか。

旅館でアルバイトをする事になった主人公だが、そこは不思議だらけの旅館とそこで働く不思議なメンバー。
違う価値観を否定せずにお互いが共有……それが普通。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（263文字）

大学生の石坂慧が夏休みのアルバイトとして「黄昏館」という不思議な旅館で働くことになるということから始まります。

現実世界とは異なる別世界のような雰囲気が巧みに描写されており、主人公の慧と一緒に、日常の世界から非日常の世界への移行を体験できます。トンネルを抜けた先にある楽園のような風景の描写は印象的で、物語の世界に引き込まれていきます。

慧と旅館で出会う人々との交流も興味深いものがあります。女将やアスカといった従業員たちは個性的で謎めいた存在として描かれており、彼らの正体が気になります。特に、慧が面接で受けた「幽霊を信じるか」という質問は、好奇心をかき立てられます。

バイトの初日の描写か…続きを読む

　旅館のアルバイト。
　やってみたことはないですが、なんだか旅館って響きに引かれます。

　主人公が面接で意味深な質問を受けて、もし、私だったらどうするかな、と考えました。
　たぶん、旅館の雰囲気と空気を感じてから、返事をするかな、どうかな。

　ちょっと気になるタイトルに、これからの展開にワクワクします。