39話 おっさんと2人の彼女 4

知恵ちゃんの部屋で薫と3人で飲み初めてからもう一時間以上が経つ。私はホロ酔い程度に『ヒール』を掛けているが、2人はだいぶ出来上がってきている。

『2人とも若いがやっぱり酒には強いなぁ私より先に酔い潰れた事無いし』


知恵ちゃんも薫も私より先に酔い潰れた事は前世では一度も無く、私が先に酔い潰れ家まで送ってもらってたね。


しかし、今日は2人とも飲むペースがだいぶ遅くなり、3人での会話が弾んだ。

後で聞いた話しだが、早く寝た方が負けで、起きている方が私を独り占めすることになっていたらしい。


『おっさんの取り合いなんて、恥ずかしい』と思いつつ嬉しいかった。


そう考えていると、知恵ちゃんが

「直樹なに考えてるの?ニヤニヤしつ、ヤラシい事考えてるんでしよ!

このスケベ」


と言いながら私のオデコにデコピンしてきた。


「ああ、かわいそうなでなでしてあげる」といいながら薫が近いてきたが、足がふらつき私に抱きついて来た。


「ああ!ズルい」といいながら知恵ちゃんも後ろから抱きしめて来た。


2人から抱きしめられた私はバランスを崩して横に倒れ2人を押し倒すかたちになった。


しかも左手が薫のメロン程の大きなものに、右手は知恵ちゃんの大きなお椀くらいのものをしっかりと揉んでいた。


『これ絶対やばいやつ』


「直樹君って手が早いんだね、私達の胸揉んで気持ちいい?ふふふ」


「ごめんなさい!体制崩して手を着いたらそこにありました」


「いいよ。事故だもんね。でも美女2人相手にこんな事出来るの直樹君だけだよ。で、気持ちよかった?私達の」


「はい、思ったより柔らかく気持ちよかったです」


「正直でよろしい。許してあげるよね知恵ちゃん」


「うん、全然気にしてないよ。こっちから抱きついんだし」


「ねえ直樹君。私達さっきの風来〇で話して決めた話しだけど、私達は2人とも直樹君とお付き合いしたいの本気だから」2人とも私の目を見ている。


「直樹君は深く考えずに私達と遊んだり、デートしてくれたらいいの」


「私達、直樹君と一緒にいるだけで、話してるだけでドキドキするの」


「直樹君は今のままでいいの、別に何か特別なことをしなくていい」


「ただ、私か知恵ちゃんか2人でデートの時はその時の人を一番愛して欲しい」


「「だから、直樹君!私達と付き合ってね」」


『断る理由も無いし、私も2人とも愛した相手だ、今世でも愛してみせる』


「ああ、分かってる!2人とも大切な人だから、2人の時はその人を大切にする」


「「嬉しい!」」2人はまた私に抱きついて来て交互にキスをしてきた。


それからまた、3人でテーブルを囲みビールを飲んでたわいもない話しで盛り上がる。


私はこの時すごいミスをした、いろいろあって動揺していたのか、ヒールを掛けずに2人と酒を飲んだのだった。


それから時が過ぎ…俺は両腕にあたる柔らかい肉のかたまりが気になり目が覚めた。


『なんでこうなった?ヒール掛け忘れたんだ』


なんと私の両隣りに知恵ちゃんと薫が私の方を向いてパジャマ姿で寝息を立てているではありませんか。


両腕にあたる柔らかいものは2人の胸…2人の甘く独特の香りが充満していて、若い私にはたまらない。息子がニョキニョキと動き出し固くなる。


だが中身がおっさんの私は大丈夫、2人の背中に手を回して更にギュッと抱きしめた。


なんだか2人が更に幸せそうな顔になった気がした。


この2人の寝顔前世では何度も見ているが、やはり2人一緒に見るのは新鮮なものだ。


しかも知恵ちゃんは10歳以上若いからまだあどけなさが残っている。


『なんか幸せだなぁ。この2人と一緒に寝てるなんて』


2人のオデコに交互にキスをした。



寝ている2人を起こさない様にそっと布団から出た時気がついた。


私はシャツとズボンを2人に脱がされブリーフ一枚で寝ていた事に。


『恥ずかしい』と思いながらはち切れんばかりにもっこりしたブリーフの前を手で隠しながら2人から離れ様としたら、両足を2人に掴まれた。


「「何コソコソしてるの。ああ、このまま逃げる気だったでしょう」」


「違うちがいよ。逃げるわけ無いじゃん。トイレ借りよう思ったの」


2人の方を向いて手を振ったので、隠してあった股間が丸見えになった。


2人の視線はおのずとそこに向かった。


そこには大きく盛り上がるテントが張られていて、ブリーフがはち切れんばかりのもっこりで亀さんの頭のかたちがはっきりとわかった。


「ヤラシい気持ちじゃ無いよ。朝は若い男子はこうなるの」


もうどうにでもなれ嫌われてもいいやと、腰に手を当てて腰を前に出してよく見える様にした。


2人はそれが面白かったらしく大笑いしている。


「私初めて男性のを間近で見るけど、直樹君っておっきく無いこれ?それに太くて熱かったし」


「私も初めてだけど、おっきいと思った。ズボン脱がした時から大きいって思った。長くて固かったし」


そう言いながら顔を近づけて2人にジーッと見つめられ、更に息子の勢いが良くなりピクっと動いてしまった。


『おっさんでも恥ずかしいし、息子は別ものだ!若いからぴくついてるし』


「「今動いた!ピクピクしてる可愛いいね、触った時もピクピクしてたね」」


2人は笑いながらブリーフ越しに私の息子の動きを楽しんでいる様だ。


「直樹君ごめんなさい…私達直樹君が寝てる間に服脱がしたんだけど…」


「どうせどちらか先にこれを見るんなら、2人一緒に見る事にしたの」

と薫が言った。


『なに言ってるんだ?』


「ブリーフも脱がして2人で直樹君のフニャフニャのみちゃったの。ごめんなさい。許してもらえ無いだろうけど。それから2人でフニャってしたの触ったらだんだん太く長く固くなってピクピクしだして…」と知恵ちゃんが言う。


さすがのおっさんも動揺して顔が真っ赤になり両手で股間を隠した。


「「あはは!騙された、ふふふ」」

2人は同時に大笑いして、


「嘘ついてごめんなさい。マジ見てないから安心して」


「冗談きついよ、もう」

と私はすねた感じで答え、すぐにズボンとシャツを着てトイレに逃げて行った。

その後、気まずい中3人で朝食を食べて仕事に出かける時間になった。


それぞれ出勤時間が違う為、私が一番先に家を出た。2人から

「いってらっしゃい」

と手を振って送り出された。


『いろいろあったけど、今世も2人と付き合う事ができるんだからいいか。

でも将来的には1人に決め無いと行けないんだよな』

など考えながら車を運転しているとホテルに着いた。


ホテルの仕事も今日は忙しく、2人の事も考える暇も無くディナーの営業も終了した。

「今日はいろいろありすぎて疲れたよ。早く家に帰ってゆっくり寝ますか」


ランマル70のナビゲートで自動運転で家まで帰り、風呂に入る時に私はやっと気づいた。ブリーフが前後ろ反対だと言う事に。そして息子の両側に口紅が二つ着いている。


『やられた!本当に見られた。それ以上の事されてるじゃん!』


夜更けに風呂で心の中で叫ぶ私だった。


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