47話 おっさんとイタリア 2

次の日の朝食をミーティングルームで食べていると、伊藤さんと野田さんが現れ私の耳元で囁いた。


「昨日は綾子がご迷惑をかけたみたいですね。アンジェラさんから聞きました、ふふふ」

さすがのおっさんでも今の一言はボディブローをくらった感ありありだ。


「ささっとベッドに下ろして帰ってきましたからご心配無用です」


そこに当の本人が何もなかったかの様に現れ

「直樹君、昨日はベッドまで運んでくれてありがとう。ワインやお勧めの酒が美味しすぎて飲み過ぎちゃった気をつけるね」

そう言って三人でこそこそ話し始める。

『勅使河原さんが覚えて無さそうだからまぁいいか』


アンジェラが「今日はボローニャまで行って一泊します」


『お!ボローニャいいね。ボロネーゼ発祥の地、バルマハムやバルミジャーノレッジャーノ5年物など食の宝箱や!』


早速ミラノからトレニタリアに乗りボローニャに向かって行った。

昨日の事はよく覚えて無さそうな綾子さんと隣同士になり少し照れ臭い私だった。


まだ私の脳裏には下着姿の艶やかな身体が忘れられていない。

完全記憶にしっかり残してあります。


「ボローニャにつきました。今日はこのお城の様なホテルに泊まります」


「ここはイタリアでも比較的安全な街なので、自由行動とします」


「直樹君この街も行きたいところあるんじゃない」と綾子さんが聞いてきたので、

「立ち飲みですが、地元のランブルスコや美味しい生ハムやチーズを出すエノテカ…まぁワインバーを知ってます」


「じゃあ、街を一回りしたらそのエノテカで一休みしましょう」


「私達も参加してよろしい?」


「もちろん大丈夫ですが、昨日みたいに飲み過ぎは禁止ですからね」


街の散策も皆んなですることにして、5時にはエノテカに付いて皆んなで立ち飲みを楽しんだ。


もちろん店の親父のお勧めワインとプロシュートの36ヶ月熟成やパルミジャーノの5年熟成物などをやすく美味しいくいただいた。


「直樹君イタリア初めてだよね、なんでこんな下町に詳しいの」

とアンジェラが聞いてきて、皆んなも知りたいらしく聞き耳を立てている。


「私は世界中に文通仲間がいて情報をあげたり、もらったりしてるんです」

そう皆んなに答えた。

流石に前世で来て美味しいかったとは言えず。


いい時間になったのでアンジェラの予約した高級なリストランテに皆んなで食べに行くが、私のエノテカの衝撃が強かったらしく、食事が進まない、たくさん食べてたからね。


素材がおいしすがたことを皆んな理解しているので、ギャップが激しい星つきのリストランテの料理が逆に浮いた。


「ここのシェフに私悪いことしましたね。下町で美味しい駄菓子たくさん食べさせたから」と私が言うと、


「そうですね、直樹さんにここは一本お勧めのワインを選んでもらい皆んなで飲みましょう」


とアンジェラさんが言うと皆同意した。


シャンパンの棚の奥にちらっとSの字のラベルが見えた気がした。


さらに棚まで行くと、間違い無くサロンだった。

『最高のシャンパンがあった』


人数分のグラスにサロンを注ぎお詫びの乾杯をして、また、会話を楽しみ食後のデザートを各自食べ終わる。


『なんでこうなった?また、三人とも酔い潰れそれぞれのボディガードが部屋まで送り届けたよ』


私も綾子さんをお姫様抱っこして昨夜同様アンジェラに頼み部屋を開けてもらい、外で待ってもらった。


今日もベッドの上に寝かすとパジャマに着替える手伝いをして欲しいと頼まれたので、おっさんは引き受ける。


今日は綾子さんの意識があるので脱がしやすい。

「綾子さん自分でブラウスのボタンくらい外すしてくださいね」


「私を着替えさせるのも仕事よ」

そう言って脱がしやすいよう前向きに向かって座る。


ブラウスに手をかけ上からボタンを外して行く時、綾子さんは目を閉じている


慣れた?手つきでブラウスとスカートを脱がして下着姿にしたが、どうしても手が胸や身体に触れてしまうたびに、綾子さんの口から、「あっ…」と言う声が漏れる。


ちなみに今日は白い下着で、レースが可愛いらしい。

「直樹君私の下着姿でも興奮する?

ねえ、わたし綺麗?」


「正直すごい興奮して心臓バクバク行ってますよ。とてもセクシーで綺麗です」


『女として見てくれるんだね。嬉しいなぁ…初めて家族以外の男性に身体を見られてる…』


「もちろん大人の女性としてみてます」


「言い忘れてだけど、わたしパジャマの下に下着つけないから。」


「直樹君ブラとショーツ脱がしてくれる」


「流石に綾子さんの裸を見るのはお父さんに怒られるから、ご自分でお願いします」


「直樹君は裸の私の体に興味無いの…私って魅力ない女なのね」


「家族以外で初めて直樹君に下着姿を見せたの、そのままの姿も見てほしい」


私は意を決して、「分かりました」

そう言って優しく、ブラとショーツを脱がして行った。


薄暗い光の中に、艶やかな女の身体が照らされとても美しかった。


「私が裸になったのは理由があるの、このオリーブオイルを使いリンパマッサージをして欲しいのいつも寝る前にメイドさんにやってもらってるから」


『さすがお嬢様、毎晩お肌やカラダのケアしてるんだ。そう言う事ね、期待したじゃん』


「やり方は、優しくさする様にお願い。まずは背中とお尻と足をお願いね」


前世でリンパマッサージはよく受けてだから、気持ちいいのはよくわかる。


「承知しました。首から下に流していきますね」

と言うと、私は前世の記憶通り背面全身をオイルでリンパを流して行った。


『な、なんて気持ちいいの…私のメイドにやってもらう非じゃ無いわ…初めて男性に肌を触られ事など気になら無いほど気持ちいい…』


「はあ、背面終わりました。前もやります?


「恥ずかしいけど、気持ちいいのでお願いします」


綾子さんは一糸纏わぬ姿で表向きなる。


私の目の前に豊かに育った綾子さんの二つの丘がまず目に入る。下に目を向けると綺麗整えられたアンダーヘアがその下にアーモンド色のクレバスが口を広げているのがよく見える。


『アーモンド色の整ったクレバスが綺麗に濡れている…こんな美女の…あぁアソコに入ったら気持ちいいだろうなぁ…』

そう思いながら、


「じゃあ、全面も首からリンパ流していきますね」


私は首から脇の下、丘を片方ずつゆっくり優しく揉みほぐしていった。

腰からお腹もマッサージをして、鼠蹊部に手を伸ばすと、オイルとは別の液体でヌルっとした。クレバス周りも丁寧にマッサージした時、私は悪いとは思いながらマジマジと綾子さんの綺麗に濡れたクレバスの割れ目の奥まで観察した。


『綾子さん私のリンパマッサージで感じてるんだ…入りたい…美人はクレバスも美人だよ』

と思っていると、私の息子もパンパンなことに今気づいた。


「なんか、直樹君だけずるくない。私の体の隅々まで見て触って。私、直樹君の裸も見たい」


「分かりました。見るだけですよ」


といいながらわたしも全て脱ぎ捨て、イキリ立つ息子が綾子さんの前に現れた。


「初めて間近で…男性の物を見ましたが、大きすぎません直樹君」


「よろしければ…少し触らせていただけ無いかしら…」


「いいですよ。でもやめて下さいと言ったらすぐ手を離してくださいね」


興味深々な顔で私の息子を一通り眺めて、優しく両手で肉棒を包んできた。


『あっ!このぎこちない触り方が感じる…』

30分ほど私の息子を触り終え、上気した顔で私にマッサージの続きを願いした。

彼女の瞳とクレバスはさらに潤んでいる。


一通りマッサージが終わる頃には綾子さんは寝息を立てていたので、我慢できず一度抱きしめてから、布団を裸の体の上にかけて服を着て部屋を出ら、アンジェラさんがまだ待っていた。


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