28話 おっさんと殺人鬼菅原 3
もちろん相手と対峙する前に
『身体強化』『輝く手刀』
小川刑事には『バリアー』をかけて戦闘体制は十分だ。私もニヤリと笑って返した。
小川刑事は自分が光の壁で覆われた事が不思議らしく周りを見渡して、壁を触っていた。
更に死にかけた体が傷一つ無く治っている…何者なんだアタルは…
話しは変わるか、以前水野さんを暴走族からすぐに守ってあげられ無かった事をキャサリンに話し、宇宙船にある訓練施設で今の体を使いこなす練習をする事にした。
先週の休みの日に訓練施設でダミーあいてに情報として得ている格闘技を実戦したが、頭と体がなかなか付いていかず、ダミーにやられる事も度々あった。
繰り返しいろんな格闘技をダミーに試しつずけなんとかコツを得てダミーを簡単に瞬殺することが出来るまでになった。
この宇宙船の戦闘訓練ダミーは他の船の戦闘用ダミーより強いらしく、ある国の特使部隊を2〜3個中隊を簡単に一捻りできてしまうレベルまでは強くなったらしいが、今戦っているダミーですらまだ低ランクだそうだ。次の機会には更に強いダミーと対戦してみたいと思うまでは強くなった気がする。
また、まだ使っていないライフルもダミー相手に使いまくった、今のところダミーを50体までは光のクズになるまで倒せる精神エネルギーがある様だ。
しかし困った事が起きたのだ、私が寝食を忘れて修練している間に2か月が経っていたようだった。焦りましたよ、失踪届けとかでててそう!帰るの怖いよー
そんな私にキャサリンが
「あら簡単じゃない、時間を私が巻き戻せばいいのよね。当日の夕方くらいにしとくわ。それでいい」
そして時は今戦いの前にもどる。
「おら!これが俺様ガリアの
最終形態ノクターナル級ダークマター!うおおお」
さらに一回り体がデカくなり体の周りを闇が覆っている。
『ノクナーナル級がどれくらいの強さかわからない』
『キャサリンダークマターのノクナーナル級ってどのくらい強いの』
『宇宙安全機構ではダークマターのモンスターをレベルで表します。』
『レベル10がダークマター本体に近い強さです。』
『我々宇宙安全機構もダークマター本体が何処の星にいるか掴んでおりません』
『ダークマターはいろいろな知的生命体を利用してたくさんの星を闇に葬る事をして来ました。闇の力が彼らのエネルギーなのです』
『貴方の戦った雑魚のレベル1まで分けてあります。ノクナーナル級はレベル5に相当する強敵です。』
『私達も地球を監視していましたがノクナーナル級が存在する事は把握していませんでした。』
『私のミスですごめんなさい。ノクナーナル級は日本の警察官や自衛官の小銃ではとてもじゃないですが対抗で来ません。』
『直樹今こそダミーたちとの戦闘訓練の成果を出して戦ってください』
『後方支援はできるだけ私が行います、貴方は戦いに集中してください』
『とりあえず真ん中くらいの強さのやつで今やつを止められるのは私だけって事だね!訓練の成果だすしかないか』
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