第9話 イルシア×女介護士

 イルシアside

「腕、足を作り出す?え?」


 イルシアは理解出来ない表情になる。


「………原理は自分もわかりませんが、両腕、両足が人の皮膚と同じ作りが出来たのは、スキル開花がきっかけと異世界化のおかげと言ってましたね」


「ああ、そういうことか」


 イルシアは納得する。


「ええ、そうですね」


「なんとなく想像出来るが、良く、こうちゃんの無謀な修行に耐えれたね」


「ええ、かなり過酷でしたし何度も◯にかけましたしね」


 笑顔で詩野は答える。


「………具体的にどんな修行をしたんだ?」


「ええとですね」


 詩野は3カ月前の話を思いだし話をし始める。


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 詩野side


 3カ月前


「詩野、それじゃあ修行内容だが」


「はい」


「まず、これを渡すね」


 詩野に大きいリュックを渡すと重たく身体がふらついてしまう。


「お、重たいですが中身は何ですか?」


「テントと寝袋です。後、2、3日分の食料と動画機材です」


「ええと、何をするんですか?」


「今から私と一緒にエレベーターで下りてダンジョン内に行きます」


「わかりました(ということはいきなり実戦で動画とったりするのかな)」


 家の裏側のエレベーターにのる。


「詩野、まず、5階に行きますかね」


「わかりました」


 エレベーターに乗って降りて5階に着く。


「さあて、詩野、ここでやって貰いたいのは」


「うん」


 覚悟した表情で詩野は言う言葉を待つ。


「モンスターが来ない安全圏のエリアがあるのでそこで動画機材使って、ライブ配信で約24時間適当に取り続けて下さい」


「え?」


 詩野は言ってることが良くわからない表情をする。


「どうしました?何でそんなことするって感じの表情してますね」


「ええ、その通りだよ」


「まあ、そこは私の言う通りにやってみてください。納得行かなかったり、不安があったり、私の指示以外の独断行動した場合は、教えませんのでよろしくお願いします」


「………わかりました」


 詩野は納得行かなそうな表情を見せる。


「では、私もテントと機材設置するか」


「………はい?」


 光琳の行動に理解出来ない表情をする


「詩野、どうしたの?」


「光琳もここで動画とるの?」


「そうです。私もここで24時間ライブ配信で撮りますよ」


「別に2台で同じ場所で、ライブ配信は必要ないんじゃないの?」


「必要はあるよ」


「なんで?」


「お互いに一応配信者出し、それに撮れば異世界通貨(ミラ)が僅かでも手に入るからね」


「なるほどね」


「それじゃあ設置しますか」


「………はいよ」


 詩野は複雑な表情をしながら機材、テントを設置してると光琳の動画機材に目が行く。


「光琳、それで撮るの?」


「え、そうですが、何かありましたかね?」


「いやいや、かなり旧式の機材でしょ。しかも、いつ壊れてもおかしくない状況じゃないの」


「マジかそんなに良くない状況なんですね」


「光琳、機材に疎すぎでしょ」


「別に撮れれば良いかなと思って適当に格安なのにしましたね」


「それでも、この機材はないでしょ」


 詩野は呆れた表情をする。


「まあ、動けば問題は」


「これを使いなさい」

 

 詩野は予備の動画機材を渡す。


「え?」


「いや、流石に」


「良いから使いなさい」


「………詩野、めちゃくちゃ高そうな奴じゃないこの機材」


「別に壊しても弁償しなくて良いから遠慮なく使いなさい」


「………じゃあ、遠慮なく使うね」


「ええ」


 光琳、詩野はテントや機材を組み立てる。


「さて準備が整いましたね」


「ええ、そうね、光琳」


「それじゃあライブ配信するんですが必ず」


「うん」


「配信する時は音をミュートした状態で配信お願いします」

































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 作者「次回から詩野の3カ月前の話を書きますのでよろしくお願いします」


マリエル「おいメタ発言でまた出るが、作者、それに対して疑問だが、新しい章入る前に詩野の修行を何故先に書かなかったんだ?」


作者「え、何となくそうしたかっただけですよ(修行の内容や中身が全く決まってなかったのはナイショ)」


マリエル「おい!わたくしは貴様の心の声が聞こえるんだからな」


作者「あ、やべえ(何でこんな設定作ったんだ)」


マリエル「貴様は毎回毎回どうして行き当たりばったりなんだ!?」


作者「す、すいません」


マリエル「貴様の呑気さ加減には、わたくしもめちゃめちゃ腹を立てているんだぞ」


作者「ご、ごめんなさい(涙)」


マリエル「貴様な!今現在(2023年6月25日)の段階でかなり切羽詰まっておきながらSNSばかりやって遊んでいるのが悪いんだからな」


作者「は、はい(涙)」


マリエル「間に合わなかったら貴様モンスターのエサにしてやるからな覚悟しておけよ」


作者「は、はい、すいませんでした(震え)」


マリエル「そして、3回目だが、私を文字数稼ぎのために使うな!神様ポジションを雑に使いすぎだ!!」


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