裏3話 謎の声マリエルの様子
マリエルside
「あーあ、退屈だな」
マリエルは退屈そうにしている。
「ふう、変異モンスターを放ったが結果としとは倒すことが出来て良かったと言えば良かったかな」
マリエルは表情的に面白くない表情をする。
「でも、まだまだ弱すぎるし、結局スキル開花までたどり着いてるのは一握りだけと考えるとね」
マリエルは大きなモニター見たいな物で変異モンスターの戦いの様子を見る。
「………わたくしの予定では、もうちょい強くなっているはずだったんだけどね」
マリエルは複雑な表情をする。
「結局武器依存でスキルのスの字もなく戦って凌いでるからなあ」
マリエルは考えるしぐさを見せる。
「うーん、ダンジョンも武器や防具、素材集めを軸にして活動していて、それらを生かして強くなって行ってるからな」
マリエルはダンジョン内に切り替え、世界人の様子を見る。
「まだ、大半の人間は一部のダンジョンの秘密を理解出来ていないのが致命的過ぎる」
「うーん、このままだとダンジョンの秘密にたどり着けないまま出し、世界側にとって絶対的な状況になるのは明らか出しな」
マリエルは空を見上げる。
「うーん、今回ばかりは世界側にとっては、絶望して折れて貰いましょうかね」
納得したようにマリエルはうなずく。
「いつまでも、わたくしは優しくはないからね」
マリエルはストレッチをし始める。
「………さあてと後は光琳ちゃんだね」
光琳をモニターで映す。
「なんだかんだ言って光琳ちゃんは、大袈裟に言うのもなんだけど、世界クラスでも、10本指に入るほどの強さをしているんでないかな」
光琳の様子を確認する。
「常に光琳ちゃんは、戦いいでは余裕そうには見せてはいますが」
画面がユカエルとイルシアに切り替える。
「ユカエルちゃん、イルシアちゃんのことになると光琳ちゃんは、かなり焦っている心理が見えるからね」
光琳に画面を切り替え、マリエルは笑みを浮かべる。
「前回の変異モンスターをユカエルちゃん、イルシアちゃんに放った際は良い収穫ではあったね」
光琳の表情を観察すると僅かに歪んだ表情が垣間みえる。
「………しかし、イレギュラーなことはやはり起こるものですね」
画面が詩野ミラに切り替わる。
「光琳ちゃん、これまた、かなり強い人を隠してましたな」
渋い表情をマリエルはする。
「………詩野ミラちゃんがいなかったら、光琳を折れさせることが出来たのにな」
悔しそうな表情をマリエルはする。
「でも、次は光琳ちゃんを絶望的な状況にさせる策を用意させて貰いますかね」
マリエルは不適な笑みを浮かべる。
「あーあ、光琳ちゃんが絶望的になって心が折れる状況になる姿をイメージすると心が満たされて行くね」
マリエルから黒い笑みが浮かぶ。
「後は、詩野ミラちゃんの対策もしっかり考えてますからね」
詩野の戦いを観察する。
「詩野ミラちゃんは、強さは怪物クラスですが、弱点は明白だからすぐ対策出来るでしょうね」
マリエルは詩野を見て笑い始める。
「ふふふふ、次の変異モンスターには世界中の皆さんには苦しんで頂き絶望して貰いましょう」
ワクワクした表情をマリエルは見せる。
「次の変異モンスターで、世界は滅びるかな」
子供のような目で世界を見る。
この後、どう世界は動くのだろうか。
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