概要
前作は過去の旅の記録でしたが、今作は現在進行形で綴られていくワイナリー設立奮闘記になります。
そう、現在進行形で綴られるということは、先の展開が全く読めない話になります。
が、前作『神の血に溺れる』を読了された方にはおわかりでしょうが、トラブル体質な作者です。
きっと何かが起こるはずです。
その時は生暖かい目で見守ってください。
1話の形式は前作同様、前半部分はワインと料理、後半が本題となります。
更新予定は、毎週日曜日となります。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ワインとグルメとブドウ。絵筆をペンにかえて。
本作は、ワインとグルメ、そしてワインの為のブドウのコラムです。
おやすみ前に拝読いたしますと、飯テロが前段襲ってきます。
後段には、作者様が一から始めるブドウとのお付き合いがあります。
私は、薬を多く処方されており、アルコールは禁止されております。
それでも二十歳から大きく体調を崩すまでは、いただくこともありました。
楽しい想い出もあります。
海外旅行に行った際、ワインの価値を身に染みて帰りました。
また、水の価値と、レストランでのパン代やチップのこと。
恐らく、ワインの文化がすすんでいる国や地方では、呼応する食文化も異なるのでしょう。
夫は畜産をしており、チーズやバターな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!今日も続く、不屈の挑戦の数々。ほぼ現在進行形で語られる、実録ワイン道!
これまで各国でのワイン修行エッセイを書き続けてきた作者が、いよいよ自分の農園で自分のワインを作るべく、厳しい奮闘を開始!
畑作りの過程がひとつひとつ丁寧に描かれているため、臨場感あふれる読み応えある実録エッセイとなっています。
今まで漠然としか思い描けなかった様々な農作業が、このエッセイのおかげでだいぶ具体的に見えてきました。
どんな手続きや準備が必要で、どんな問題が起きるのか。どうやってそれを解決するのか。
次から次へと襲いかかる難題にも、持ち前のユーモアと不屈の精神で解決へと歩んでいく作者の姿は、まるで冒険小説の主人公のように生き生きとしています。
また、毎回紹介されるワインと料理の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ワインの肴にエッセイ…? エッセイの肴にワイン…?
当方、前シリーズからのファンです。
前シリーズはいろんな国へ赴いた作者さんの、
波乱万丈な「旅物語」ついでにワイン🍷って感じのストーリー構成でした。
今回は現在進行形で続いている「人生という名の旅物語」だからでしょうか。
ワイン🍷レビューのほうが目立っておりまして、身の回りの小話が今作のおつまみって感じになっております。
外国へは易易と行けませんが、
国内で起きているトピックだらけのおかげで、ワインの銘柄が挙げられるたびについつい商品を探してしまいます。
ほんのちょっぴり、自分とエッセイ(作者さん)との距離が縮まったような。
うふふ、嬉しい。これからもワイン🍷グラス片手に楽しませても…続きを読む