概要
ミステリー×魔眼⁉特殊な瞳を巡る事件の先で、ぼくは君の何で在ったのか。
【完結済】記憶喪失の青年×魔眼を持つ少女が送る、ライトミステリー!
特殊な力を宿した瞳『魔眼』。そんな魔眼を継ぐ一族『秘見弥』の名を巡る事件に、<記憶喪失の青年>足桐 蒼起と<魔眼を持つ盲目の少女>秘見弥 凍は、共に見失ったもの同士、手を取り合い、何を見つめることになるのか――。
ふたりが招待され向かうことになった『夢占いの館』。歪んだ洋館で巻き起こるは、復讐と支配に彩られた事件の開幕。二重に仕組まれた密室殺人事件で――⁉
全ての謎が繋がり真相が見えたとき、彼女の瞳は輝き魅せる。彼女はその眼で語る、真実へと至る魔眼推理を――!
特殊な力を宿した瞳『魔眼』。そんな魔眼を継ぐ一族『秘見弥』の名を巡る事件に、<記憶喪失の青年>足桐 蒼起と<魔眼を持つ盲目の少女>秘見弥 凍は、共に見失ったもの同士、手を取り合い、何を見つめることになるのか――。
ふたりが招待され向かうことになった『夢占いの館』。歪んだ洋館で巻き起こるは、復讐と支配に彩られた事件の開幕。二重に仕組まれた密室殺人事件で――⁉
全ての謎が繋がり真相が見えたとき、彼女の瞳は輝き魅せる。彼女はその眼で語る、真実へと至る魔眼推理を――!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!忌み嫌われる眼を持つ少女は、それでも真実からその眼を逸らさない。
記憶喪失の青年、足桐蒼起。
魔眼を持つ少女、秘美弥凍。
目が見えない凍にとって蒼起は杖であり、記憶を失う前の蒼起を知っている凍は彼にとって杖である。
お互いがお互いになくてはならない存在。恋人ともバディともまた違う不思議な絆で結ばれた二人が、魔眼が関係する殺人事件の捜査協力を受けたところから物語は始まる。そして、舞台は山奥に潜む「夢占いの館」へ――。
事件が起きて、謎を解く。この基本的な主軸をどう彩っていくかがミステリー小説を書く上での醍醐味かと思います。作者様はそこに「魔眼」というファンタジー要素を選ばれました。
秘見弥という一族に伝わる、人の心に干渉する力を持つ不思議な瞳。凍の場合は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その眼が開かれる時、真実へと至る推理が始まる。
主人公は記憶喪失の青年、蒼起。
彼は、魔眼を持つ少女の凍、瀬月らと共に足桐医院で暮らしているが、ある日、警視庁に務める警部である八重霧に頼まれ、蒼起と凍はある高級レストランを訪れる。
そこで起こった事件をきっかけに、二人は「夢占いの館」と呼ばれる山奥の洋館へと招待された。
眠っている間に覗き見るという夢占いを行っている最中に起こった密室殺人事件により、凍は容疑者として疑われてしまう。
何故殺人は行われなければならなかったのか。
その眼が開かれる時、真実へと至る推理は始まります。
不穏な空気感が漂いながらも語り部の青年の静かな語り口が心地よく、気がついた時には夢中になって読み進めてしまいます…続きを読む