概要
2章終了 『口を生み出す』少女の能力が敵も幸せも噛み締める!
ヴェラム王国兵団。多くの兵士が武具や魔法で己を誇示する世界に、失声の少女スティープルはわずか十二歳という若さで入団を許された。それはひとえに両親の遺した功績と恵まれた身体能力を評価されたためだと、彼女はそう思っていた……その日、王国の禁忌に触れるまでは。自身の存在意義を知った時、彼女は生まれて初めての声を上げる。それは武具や魔法とは異なる、彼女だけの固有のチカラ……プレーン能力によるものだった。
(小説家になろう様にも投稿しています。)
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