48

 まずは何をしてくるのかと恐れている私の前で、彼女は、鎗田は、なんと、鳥の高度まで跳ね上がったのである。その姿を遥か見上げると、靴の辺りから仄伸びている躑躅つつじ色の残滓が、集めた炭酸瓦斯を足許から爆発的に放射したことで飛翔を為したのだと私に気が付かせた。人を、飛ばすほどの威力? 私の想像を、遥かに超える力だった。

 高みの彼女は、燃え上がるポプラ林から放散される牡丹色を搔き集めると、上空から、一発の空爆のように私へそれを叩き付けて来た。プールを転覆させたかのような気団の凄まじいおおきさは、私の足を凍てつかせてしまい、仕方なしに私は、両腕を捧げて対抗を試みる!

 瓦斯を跳ね退けんという意志を籠めて魔力を放ちつつ、息を止めて待ち構えていると、降り襲いかかってきた桃色の気圧に私の腕や身は潰されそうになったが、なんとか、巨大過ぎる荷を下ろすように受け流すことで耐えきってみせられたのである。安堵して、つい息を吐いたが、続けてとんでもない物が上空から視界に跳び込んできた。あまりの密度に漆黒となった、炭酸瓦斯球を右手に携えた彼女が、私の頭上へ落下せんとしているのである。なんとか、転げるようにその場を離れると、この戦士は、右手の射干玉ぬばたまをクッションとしてそのまま落下し、これが爆ぜるのを利用して、先程よりは低いといえ、棒高飛びの程度の高度へ再び翔けた。そして、そこから更に死の気団を投げつけてくるのである。私は、必死に立ち上がってこれも何とか往なした。

 この調子で、高みからの一方的な攻撃が延々繰り返された。明らかに、私の知らぬ〝炭酸中毒カーボネートラヴァー〟の活用法を執拗に磨き上げている彼女の魔術行使は、まるで参考にならず、倣うことの能わない私は、地べたで何とか死なないように頑張り続けることしか出来ていないのである。防戦一方の私は、彼女の派手な出力によって魔力涸れや魔力擦れが起こってくれることを祈るくらいしかなかったのだが、しかし、計算外のこととして、寧ろこちらの方が先に潰れてしまいそうだった。詮無き、ことだろう。何せ、彼女側の魔術は一撃くらい失敗してもどうでもよいが、こちらの防禦ぼうぎょな行使は、一度しくじると死に至るのである。ならば、一々の行動が全力となってしまう私の方が、見た目は地味でも燃費が悪くなるのは致し方なかった。そして、最近修羅場を覚え始めたにせよ、それまでは魔術師としての大部分の時間をただ安穏なジュース作りに費やしていた私と、魔女を狩る為に己を磨き、そして実戦で力を振るってきた彼女とで、出力に違いが出るのは明白だっただろう。しかも、次第に消耗で威力や精度を欠いて行く此方と違い、向こうは、寧ろエンジンの掛かって来たとでも言いたげに、益々優れ始めていた。挙句には、物理的な威力という脅威だけでなく、あの桃色を一吸いすれば死にかねないという生理学的な恐怖までもが、私を戦かせ、意気を奪おうとしてくるのだ。

 流石に多少は疲れたのか、彼女は、不意に着地すると、肩での息を続けながらこちらを見据えてきた。その顔は、何かが殺意と戦意に上書きされて殆ど能面であるのだが、しかし、何かしらの敬意だけは僅かばかり滲んでいる。恐らくは、未だに生きている私を讃えているのだろう。

 しかし、この敬意もすぐに消え去り、彼女は、臨戦に目を瞠りつつ、次の殺意を右手にまつろわせた。突然な、余りに濃過ぎる紅色。それを恐れて後ずさろうとして、私は、右足首を捻ってしまう。

「つ、」

 まろびながらそう呻く私を、彼女は、まず毒気の抜かれた顔できょとんとして眺め、続いて悄然とした様子になった。しかるに、その相好は、私が立ち上がろうと試みて叶わない間に、邪悪に崩されたのである。

 彼女の、殺戮者らしい悪しき笑顔は、まるで見慣れぬものだったが、しかし、無理に作られていることが、何故か手に取るように私には分かった。

『ばいばい。』

 そう、口の動きだけで呟いた彼女の放ってくる、闇の気団を、私は、何とか、右手からの魔力だけで対抗して跳ね退けてみせたのである。

「へえ、」

 ふるえた、声。

「やるわね、涼。でも、もうこれで、」

 そう言いながら、鎗田は、未だ寝転ぶままの私への最後の一撃を準備し始めたようであったが、一旦それを杜絶とぜつした。突然彼女を襲った二三の雨滴に、顔を顰めつつ気を取られたのである。すぐに鎗田は思い醒まし、再び瓦斯を右手へ集め始めたが、叶わなかった。疎らだった雨滴は、即座に夥しくなり、やがて、間隙なき黒雨と化したのである。何か行動を起こす隙も許されず、私達は只しとどに濡れ、彼女の右手に集まりつつあった桃色の殺意は、綿菓子のようにほぐれて指の隙間から流れて行った。

「な、……は? 何よこれ、なんで、突然こんな大雨が、」

 薄暗い中で困惑している私と彼女へ、矢庭に、雨闇を切り裂く清々しい声が響いて来た。

「御無事ですか、加々宮様。」

 そちらを見やると、ずぶ濡れな使用人服を着た、懐かしい冷然たる顔の女性が、りんとしてたんと佇立している。

家政婦長ハウスキーパーから、貴女様に伝言です。『ウチの懐刀を貸すからには、傷物にしたら承知しないぞ!』、と、」

 信じ、られなかった。

「霞、さん?」

 つまり、この雨は、……彼女が託された、〝阿耨達池あのくだっち〟の雨!

 災炎の魔女は、茫然としていた。ポプラの林の業火は瞬く間に鎮ぜられ、自然な分の二酸化炭素も、その水溶性ゆえに竜王の雨に浚われて行く。最初は、雨水を淡い桃色に染めるくらいは出来ていたが、直に、それすらも能わなくなり、殆ど完全に消え失せた。

「え……? ま、まさか〝雨女〟!? う、嘘でしょ!?」戦う頼りを失った彼女の周章は、凄まじかった。「え、〝雨女〟がこんな突然の雨を降らせるだなんて、いきなりここへ転移して来るくらいしかないけど、……え? 張り巡らされている〝天網〟を、どうやって、突破して、」

 ……確かに、それはそうだ。どんな方法でここまで?

 混乱する私達へ、突如遥かで霧笛のような音が聞こえて来た。私は、気のせいか、或いは誰かの通報でいい加減向かってきた消防車輌かと思ったが、しかし、いずれでもなかったのだ。露骨にこちらへ近付いてくるその音は、すぐに、オートバイの盛んな排気音と知れた。

 到着した漆黒で巨大なそれは、旋回して此方へ脇腹を見せながら、海原を走るヨットのように雨水を白波立つつ、ディスク・ブレーキに叫び声を挙げさせて停止する。

 ヘルメットを、捨てるように脱ぎながら、

「この、……馬鹿! 何勝手に一人で突っ込んでんのセンセ!」

 その、沛雨はいうを物ともしない毅然さで跨がる姿は、黒紅くろべにの軍馬を駆る騎士のようだった。

「汐路、さん、」

「本当、馬鹿よ馬鹿!」後部座席に座っていたもう一人もフルフェイスを脱ぐと、セミロングの黒茶髪と、秘された紫を、濡れるまでの一瞬裡に振り乱した。「私がこの世で二番目に嫌いなのは、……こっちが必死に救おうとしているのに、勝手に死にたがる馬鹿な患者だよ!」

「印具、さんまで、」

 跳ぶように降りる二人、特に汐路さんの方を見ながら、私は気が付かされた。そう、か。そういうことだったか。彼女が、その魔術で〝天網〟を破りつつ、駒引さんに聯絡を付けて助力を依頼し、具体的には、虎川を飛ばしてくることでも縋るような思いで要求したのだろう。恐らくは、印具が汐路さんと合流したり、流石にうべなえなかった駒引さんが機転を利かしたり、また、二人が私の居場所を定めたりするのにそれぞれ時間を要し、今の今となった訳だ。が点した火柱が、目印となってくれたか。

「で、センセ、……やっぱり、そのヒステリー女が〝災炎の魔女〟だった?」

 雨の中を私の方へ歩み進んでくる彼女の言葉には、殆ど純粋な卑下が籠められていた。まぁ、こうもなるだろう。彼女は、普段の暖かい鎗田さんのことも、そして彼女が秘していた真剣も、まるで知らないのだから。

 私の返事は、飛んできて気遣ってくれる印具に邪魔された。

「大丈夫? 立てる?」

「はい、何とか。足だけは、挫きましたが、」

 引き上げられるようにされた私は、汐路さんの肩を借りて何とか立位を保った。秘密基地部屋に通された時の惨めな肩の貸し出しとは違い、今私達は、視界だけでなく、完全な信頼と、そして清い昂揚を共有している。

 そうやって密に並んだ私達三人と、離れている霞とに見つめられつつ、息の荒い災炎の魔女は、雨による透垣の向こうの正体を定めるように、此方を必死に見据えながら、

「聞いた、ことが有る気がする。天網を、というか、防火壁を破れる魔術師が居たという噂を。つらつらデータベースを掘り返しても見つからなかったから、与太話と思っていたけど、まさか、貴様が、」

 汐路さんの苛立ちが、借りている肩まで顫えとして癇走って来る。

「へえ、物知りね。……やっぱり、殺してあげなくちゃ。」

 私は、彼女の得意とする皮肉にまで、その人生の闇と怨嗟が練り込まれてしまっているのを哀しく聞きながら、一つ、訝しんでいた。何かが、この場でおかしいのだ。

 豪雨にも冷まされぬ憎しみが、少なくとも汐路さんから、そして人形のように表情を変えないながらも恐らく霞からも、また多少ならば印具からも、発せられて雰囲気を満たしていたが、しかし、私達の中に今有効な魔術を持った者は居なかった。鎗田と私は、沛然はいぜんたる雨によって無力化されており、汐路さんと印具はそもそも戦闘に用いるような魔術ではなく、密かに魔術師であったらしい霞のそれこそ定かでないが、未だ遠巻きに控えている辺り、やはりこの場では役に立たないのだろう。つまり、私達は明快な武器を誰も持っていなかった。誰も、この場を前進させる手段を持っていなかったのである。

 しかし、白けて緊張が緩んでしまうことも無く、寧ろ、それは一層高められていた。これが、私にとって大きな違和感となったのである。緊張は、一方の力によっては成立しない。よって、不気味なのだ。つまり、此方の意気軒昂なのは自然としても、向こうの戦意は、何故失われていない?

 一見立ち尽くしているだけの鎗田の目が、冷たい雨闇の中で一瞬狡猾におよいだのを私は見逃さなかった。その、須臾の内に見つめられていた先は、片づけの荷を半ば詰め込まれていた彼女の車で、

 私は、ぞっとして叫んだ。

「印具さん、を足止めして下さい!」

「え、私!?」

 そうして私は、汐路さんを促して、共に鎗田の車の方へ駈け始めた。果たして、向こうも血相を変えて車輌へ到達しようと走り込み始めたが、

「待ったぁ!」

 立ちはだかってくれたのは、印具である。彼女は、看護服へ仕込んでいたのと恐らく同じもの、バリカンのような黒い魔導器を取り出すと、災炎の魔女へ向けて振りかぶった。その正体を見抜いたらしい鎗田は、何とか踏みとどまって、逆に後ろへ跳び退くことに成功する。すると、彼女が突っ込んだ筈だった空間を、斧の一振りのような紫光が空気を焼く音と共に迸った。

 振り下ろした印具の方が、寧ろ愕かされつつ、

「へ、へえ、……雨の中無理に使うとこうなるんだ。ええっと、とにかく! 『電気』って知ってる? 災炎の魔女さん、」

 首を振るような、間が置かれてから、

「知ってる、わよ。そうやって稲妻を起こす魔導器が有ることと、そして、それの所持が医療従事者にしか許されていないってことを! 本当に、貴様等、どこまで法を犯せば、」

「失礼だこと。私は立派に、医に携わるものの端くれで、そして私のこの勇敢は、任された患者を救う為の行為だというのに!」

 びっこを引きながら必死に車へ向かっていた私に、以降の具体的な光景は定かでないが、とにかく、印具が雷神の様な右手を薙いで、再び紫電を迸らせたような音が響いてきた。続けて、正義に則して命を奪ってきた女の悪態と、法に背いて命を救ってきた女の報答による応酬が、時を刻むかのように繰り返し聞こえてくる。そうしている内に、私と汐路さんは目的地に辿り着いた。

 曖昧な白系に塗装された車輌は当然施錠されていたが、汐路さんによりいとも容易にアンロックされ、彼女はそのまま運転席の扉を開いた。即座、平然と乾いていた車内が、〝阿耨達池〟の冷たい雨滴に侵されていく。

「で、なんなの、センセ、」

 私は、連鎖して解錠された後部座席の方を開いて身を突っ込んだ。髪から、夥しい水分がシートへ垂れ続ける。

「何か、有る筈なんです! 雨に打たれただけで無力になるなんて、あれだけの者が、そんな備えの無いなんて信じられない! だからきっと、何かここに、」

 私は、自分の中の理窟と根拠の多く――特に、あの不審な視線――を説明し損ねていたが、しかし、それでも汐路さんは、言葉を返さず、真剣に私へ付き合ってくれた。


「いい加減に、……退け、汚らわしい魔女が!」

「……ったぁ!」

 この、鎗田の怒声と印具さんの悲鳴に、つい振り返ってしまうと、丁度、彼女の魔導器が、手から弾けさせられて飛翔している瞬間だった。途端に強気を失った彼女は、及び腰となって逃げ出そうとしたようだったが、顔を思いきり殴られて雨水の浅瀬の中に顚倒てんとうする。私は、またも私の為に人が傷つく光景に、心をかきみだされた。

「ちょっとセンセ、」

「あ、御免なさい、早く探さないと、」

「いや、そうじゃなくて、」

 汐路さんは、を渡してくれた。

「凄いね、センセ。……確かに有ったよ、鍵のついたダッシュボードの中に、」

 

「貴様等、そこから、」

 そう、叫びながら雨の中駈け寄ってきたであったが、私が振り返ると、足を止めて静かになった。私、というよりも、私の構えている、彼女の愛銃に凍らされたのだ。

 足止めによってまんまと先を越された苛立ちと、危殆極まりないものを突き付けられている不穏に、彼女は顔を歪めていたが、しかし、すぐに口許だけは緩めて不敵となった。

すず、……いや、すずちゃん、残念だったわね。矢田野の薫陶を受けたであろう貴女なら百も承知だろうけど、その銃は貴女に撃てやしない。拾われたら撃たれるようなものを、施錠された中にとは言え、手放して置き去りにする訳ないでしょう?」

「ええ、」私は、照準を定めながら返した。「分かってますよ。母さんが教えてくれました、この銃の品種のことも、そして、貴女の様に普段身分を隠していて、屡〻しばしば銃から目を離さねばならない者は、ロック機構付の銃を良くあがなうのだと言うことも、」

「流石ね。そう、つまりその銃には、私の魔力しか通さない防火壁が張られているのだから、」

 突然、鎗田は絶句した。豪雨の中で馬鹿のように目を瞠り、頻りに瞬いている。

「成る程ね、」かつてのピースメイカーの領袖は、何とか立っている私へ、後ろから覆いかぶさるようにし、そして優しく、その右手を私の構えている銃へ被せた。「今日は何度もお役に立てて、本当に幸せだよ、センセ。」

 彼女が、魔力を籠めてくる。この、皆が雨に冷やされ切った中で、私は彼女の力に暖かみを錯覚した。壁が、消えて行く。

「で、センセ。……撃てるの?」

 彼女の躰によって、刺すような雨滴から護られながら、

「恐らくは。彼女の、鎗田さんの魔術は数知れずに複写し、行使してきましたから、……分かるんです、複写して私の中に芽生えたのに、これまで一度も通していない、それにもかかわらず余りに逞しい、魔力の道筋が在るのを。……多分、ここを通れば、」

 でも、恐らく、一発が限界だ。死に物狂いの回避で酷使された私の魔力は、もう殆ど空っ穴だった。

すずちゃん、」

 突然鎗田さんが、自分の胸の辺りをとんとんと指し示し始める。

「ここよ、ここよ。間違えないで、落ち着いてよく定めなさい?」

 同じ、だった。ファウンテンで何か働いている時に、遣り方を教えてくれるのと同じ言い方、同じ所作、そして、同じ笑顔だった。久々に見た気がする、彼女の特徴の笑窪は、雨の向こうでも尚定かだ。

「なんですか、それ、」私は、また頭に血が上った。「なんですかそれ! 挑撥のつもりですか!? 何を、巫山戯て、」

「ええ、あんなのアジに決まってるでしょ、落ち着いてセンセ、」

「いや、」彼女は、悠然と首を振ると、意匠の鷲のように堂々と両腕を広げた。「違うの。……なんか、本当に、嬉しくなってきちゃってさ。これで、貴女は、……そして、私は、漸く、」

「何を、突然女々しいことを、……さっきは言っていたくせに、何が有っても、謝りもしない、信念も折らないと、」

「うん。そう。私は、絶対に謝れないし、絶対に、負けることが出来ない。……でも、頑張って一生懸命やって、それでも駄目だったら、仕方ないでしょ? そう、私は、本当に全力で、貴女を殺そうとした。でも、……駄目だった。じゃあ、。もう、楽になってしまっても、のだわ。

 さあ。撃って、涼ちゃん。……愛してたわ。」

 私は、猶予すらも奪われていた。このまま、後数秒躊躇ためらっていたら、歔欷きょきに溺れて照準を定められなくなってしまうと、確信させられたのである。殆ど闇雲に、銃火を放った。

 籠められた魔力は、無事に銃口から発射され、そして、彼女を射貫いた。右の肩が、爆ぜて消滅し、そうしてほだしを脱した腕が、血を噴きながら輪切られた葱のように転がって行く。彼女の残りは、どうと倒れた。

 私が、足を引き摺りながら駈け寄ると、雨水の浅瀬の中で、血を噴き出す彼女は寝ころんだまま首を曲げ、自分の遥かな右腕の方を眺めながら、

「下手糞、」

 と満足げに微笑み、そして、力なく目を閉じた。

 私は、もう一人の負傷者を急いで探し、揺すぶりながら、

「印具さん、印具さん、ちょっと!」 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る