第54話 朗読会に行きたかったなあという話
以前、高田馬場という駅から徒歩十分くらいの場所にあるライブバー「JETROBOT」にて、詩の朗読会に参加させていただいた事があったんですが、最後にイベントがあったのはいつだったか……十月に入って緊急事態宣言が解除された事もあってか、久々にイベントが復活するとの連絡を受けてお誘いいただいたんですが。平日の夜に開催される事もあり、参加を見送った次第です。というのも私は平日は週五回早朝のアルバイトに行くため、帰宅が深夜になりそうな予定を立てるのは無理があるためなのです。
自作を人前で朗読する機会というのは滅多にないので、行けるチャンスがある時に行くのがいいとは思うんですが。
あとは、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだ早いかなあというのが私の実感でありまして。しかし、表現することをなりわいとする人にとってそれは、ようやく仕事が出来るという事なんだろうし、内心ふくざつな気持ちでもあるんですが、もう決めた事だし返事をしてしまったんだし、リモートで視聴できるんなら、離れたところから応援したいなあ、というところです。
それにしても、詩の朗読関連で知り合った人たちはそれぞれが面白くて、まあ、面白いんですよ。楽器を演奏しながら朗読する人とか見てるとただただすげえと思うし。声がいい人はそれだけで素晴らしいなあとか思ったり。
前から気になっているのは、ゆうぎりくろむさんという詩人がおられるんですが、ゆうぎりさんをしばらく見ていないのは寂しい事です。あの人の朗読を聞いていると涙が止まらないのですが、それがなぜなのかは不明です。しかしその訳の分からなさがいいといいますか。詩の内容は、すごく大変そうなお話です。
やっぱり、人に会ったりあちこちふらふらほっつき歩く事は私にとってはけっこう楽しい事なのですが、それができないジレンマのようなものがあるので、もどかしいところではあります。
田舎への帰省はまだ、先の事になりそうです。これもまた、さみしい事ではあります。
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