第42話 宣伝を兼ねた何かですが……

 別のとこで、こんなの書きました。

赤いサンタと青いサンタ https://ncode.syosetu.com/n4991gr/


 それにしても平和だ。エッセイの感想欄や活動報告が荒れた時期が嘘のようだ。楽だ。かなり楽だ。しんどくないのがいい。


 以前は、どんな意見も真摯に受け止めて、例えば、失礼極まりないコメントなどにも、「同じ人間なのだし」と、礼節を持って答えていた。たまに、地金を出して喧嘩になる事もあったけど。

 失礼極まりないコメントの例を挙げると……どんなのがいいかなあ。ここにそのまま張り付けたりしたら「晒し行為だ!」とか言われて面倒な事になりそうだしなあ……初対面の読者から、投稿した文章と全然関係無いコメントもらったりとか。喧嘩腰の文体で。で、そういうコメントに返信すると大体、二度目、三度目が来て。なぜかすっげえ長文で。お替わり自由の食べ放題じゃねえんだよ、ちょっとは遠慮しろよ、どんだけ欲張るんじゃ、って言えば良かったのかもしれない。今思えば。


 空気を読む、っていうのは、簡単では無いのかもしれない。読んだ上で、あえてそれを崩すのは、アリだと思う。だけど、読めない上に自覚も無いのは、疲れる。

 あとは、悪意しか無い場合。これは、初めは見抜けない。だんだん、分かってくる。「こいつ、私の事かなり嫌ってたんだな」って。まあ、嫌うのは自由だ。そして、嫌い返すのもまた、自由なのだ。 


 いい人キャラというのは、一長一短だと思う。どこかで見たのだけど、そうだなあ。ある物書きは、かなり癒し系だ。他人を非難する事は一切書かない。そんな物書きにさえ、アンチは湧くのだ。いわれのない誹謗中傷やパクリで、傷ついている。そういうのを見ると、やっぱり、怒る時は怒った方がいいと思う。


 怒ると言ったって、挨拶しただけでブチ切れるとか、そういうエキセントリックなのではなく、根拠があって怒るという事ですが。機嫌の悪さは、怒りというよりは八つ当たりでしかないのだから。自分の機嫌くらいは、自分で取った方がいいよ、としか言えない。


 そういえば、こんなのがあった。ある、交流があった物書きの事。その方は、以前はそこまででも無かったのだけど、近頃なんだか、他の物書きの感想欄で嫌がられているのをあちこちで見かける。「この人こんなんだっけか」って思いながら、見ている。

 その方の信条は「だめなものはだめだと言わなければならない」という事らしいのだけど。あんたがだめなんだよ、と言いたくなる。とにかく、何が言いたいのかまとまっていないのだ、感想が。だから、やたらめったら長文。その中から真意をくみ取れ、という事なのだろうけど、待ってくれ。それ、読んでね。返信する人の気持ちになってみて。お時間拝借、どころじゃないでしょ。返信、あるだけでも、親切すぎると思いますよ。「演説したいなら自分のエッセイでやれ」って、言っちゃいますね、私なら。


 なんだろなあ。感想欄がそんな感じだと、他の読者がね。引くんですよ。これが一番、実害。放置したらあかんやつ。「都合悪い感想を消す作者」、いても仕方ないと思う。例えばコンビニで、酔っぱらいが深夜、イートインコーナーのテーブルに寝そべってゴネてたらね。夜勤の女子学生、警察呼びますよ。そういう光景です。


 意見交換、いいんですけどね。だんだん、カオスになりがちだから。自制心ルールのある人同士で無いと、成立しない、スポーツみたいなものなんだと思います。どちらかに、あるいは両者にルールが無かったら、大抵、ヤバいことになりますね。いつも。


 あとは、なんだろなあ。変な事書いてるから、叩かれるんだよ、っていう意見ね。それ、言い換えるとこうだと思う。「変な事書いてる人を見つけて、叩くの楽しい」。まあそれって、趣味なんだろうな、と思う。そんな事するくらいなら、連載書いた方がマシだよ、って思うけど。私は。


 何かやってるとこうして、副産物のボヤキ(ごみ)が出てきちゃうんだよなあ……こんなの書いてないで、映画観ればいいのにって思う。自分に対して。

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