第17話 感想欄と活動報告が荒れるんだよ
他サイトのエッセイジャンルで、1位になったのがあかんかったのだろう。みなさん、何でもいいから(そんなことは無いか、異世界・恋愛ジャンルで一位になりたいよな、書籍化のチャンスがあるし)ランキングに乗りたいというが、乗ったらオマケがくるのだ。エッセイだと大抵、何を書いてもやってくる。詩だと、1位になっても大丈夫なんだけど。思うに、エッセイだけ魔窟だ。心臓の弱い方は、エッセイを書いたら詩として投稿してください。←おい
冗談はさておき、私の感想欄と活動報告はたまにメチャメチャになる。新しい話を書いても、ちょっと前の炎上の事を聞きたい人がエッセイの感想そっちのけでやってくる。芸能人が映画の記者会見で、映画とは全然関係ない、例えば離婚について聞かれれているのを今まではボーっとお菓子食べながらテレビで見ていたけど、今日からは違うのだ。「ああ、あんな感じなんだな」と、若干気の毒に思うのである。
だったら人の心をざわつかせるような文章を書かなければいいのだろうが、他にやりようがない。書きたくないものを書くくらいなら、溜まった録画を見た方がマシだ。だいたい、本当に書きたいものは出さずに温めて、しかるべき時に出したい。ある人があるテーマを扱いたいというので興味深く取材したけど、私のとは全然違っていた。自分で書く方がいいと思った。取材する前は、その人が書くべきだと思っていたのだけど。向こうが娯楽なら、こちらは私小説だ。一体、どちらが大勢に好まれるのかは、たぶん、娯楽なんだとは思う。他人事としての苦しみを、ドラマを見るように楽しむのが、消費者心理だろうから。生身の人間の声だと、楽しめないだろうし。
だけどなあ。記憶に潜って一つ一つ細かく書くのはしんどい。思い出は消えないので、普通に生きてるだけでしんどいから、書いても書かなくても一緒だろうか。書かないと、早めに気が狂いそうだから、やっぱり書いた方がいいのかもしれない。どんな楽しい事も、記憶までは消してくれない。死んだら無になるだろうけど、まだ早いと思う。だからやっぱり、書いた方がいいんだろう。
何だろうなあ、喧騒がはるか遠くの出来事に思える。前向け、歩け、振り返るな、走るな、歩け。みなさまごきげんよう、またお会いしましょう。
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