第39話 子供の工作と、大人の工作
子供の絵は、面白いです。今まで見た子供の絵で一番笑ったのは「横山ノック氏の似顔絵」でした。確か、テレビ番組のコーナーだったか……椅子に座っている横山ノック氏のケツから、椅子が生えていたのです。いや、分かっているんですよ、横山ノック氏が椅子に座っている様子を、描いたって事くらいは。だけど、どう見ても……
しかし
何にせよいろんな場面で「努力」した事が無かったので、未だに何をやるにも脱力しているのです。
何となく生きてきたのです。しかも、出来ない事があっても気にしないし。職場で「遅い」と怒鳴られても、ふーん、って感じで聞き流す。そうすっと、生意気だって事で、ますます風当たりが強くなる。
しかし、どう言ったらいいんでしょうかね。そのうち、怒って来なくなるんですよ。怒ってた人が。なぜだか仲良くなっていたりする。あるいは、怒っていた人がいつの間にか、いなくなっていたり。
そういえばある時、私が描いたイラストの事で、人権侵害をしている、というような意見を頂いた事があったなあ。二人ほどから。正直言って、何を言っているのか分からなかったんですが……まあ、色んな意見があるものです。嫌味で無くて、マジで何言ってるか分かんなかったのです。
「怒りの原因は別にあるのだが、おそらくそこを突いたらこの人達の人格が崩壊する恐れがあるので、言わないでおこう」と思い、別のなだめ方をしていたら更に怒られました。他人の怒りへの対応は疲れます。
私という物書きというか「神じゃない絵描き」というのは、たぶん大人じゃないんですよ。何かを作っている時に関しては。
私生活は、大人として生きていますが。それこそ、
というようなのは、大抵の大人なら黙ってやってる事なのでしょうが……私にとっては、かなーり努力している方なのです。例えば子供が通う学校の役員になった時など……あんまり書くとアレだからなあ。平たく言うと、大人同士の喧嘩が始まるんですよね、学校で。そういうの、めんどくさいんですよ。争いを楽しむ人もいるんだろうけど、私はマジで、めんどくさいと思ってしまう派なので。「どうでもいいから仕事終わらせて、とっとと帰ろうや」とも言えず、ながーい会議を我慢したり。
何の話だっけ。そうそう、私にとっての、絵を描く事とかの話か。
そんなのは、特に考えても仕方ないのですよ。なぜって、思いついた事を形にするのが趣味なだけなのだから。見た人が面白がってくれたら、いいし。怒ってきたら、怒ってくる人に見せないだけだし。それか、怒ってくる人の事を嫌いになるか。
ひとつ、そうだなあ。あんまりにも卑猥なものっていうか、法律で禁止されているもの、あるじゃないですか。公共の場に陳列したらいけないやつ。あとは、ヘイトスピーチのような性質のもの。そういう表現に関しては、私は「しない」事にしています。少なくとも、自発的には。ああ、どうだろう。たまに、やってしまっているかもしれない。「卑猥」って、注意書きして書いてましたねー。ああー。
何にせよ、だめなものはだめっていう、そんな話で締めくくる事とします。
おつかれさまでした。
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