第37話 そうだ、本を読もう。

 等加速度直線運動という文字を見ただけで頭が痛くなってきたので、現実逃避のために何か語っておこうと思います。真面目な学生の方々、こんなバカな大人(学生)になってはいけません。←ならないよ


 今、私の机の上にある本のタイトルはこんな感じです。

・ソクラテスの弁明(関西弁訳)

・萩原朔太郎(筑摩書房の文庫)

・花街 異空間の都市史


 何かいつも読みかけの本が、その辺に放ってあります。本当はじっくり読みふけりたいのですが、雑用とか色々あるので一章読んでは放り、また別の画集……奇想の系譜展とか……または辞書とか、そういう大きな本は、床に積んであって、必要な時に開いて見ます。

 本を大事に保管するタイプの人が見たら、たぶんイラっとするかもしれない光景です。


 で、授業がひと段落すると、気軽に読めるweb小説といいますか、読むのに五分もかからない、投稿サイトの小説を読んだり。これはまあ、ツイッターを眺める感覚で読みます。従って、内容的には「軽い」ものを選んで読むことが多いです。詩とかコメディとか。あとは、エッセイかなあ。


 で、純然たる読者ならそこで話は終わると思うんですが、物書きなんかもやっているとですね。他の物書きの考えなども、気になるんですよ。まあ、たまにエゴサーチをやるんですわ。何でそんな余計な事をやるのかといえば、そうだなあ。ブログに襲撃されたりしたときですかね。「おう、何怒ってるんだ?」と、襲撃者の投稿を見に行くわけですよ。

 そうしたらですね。信じるも信じないも読者次第なんですが、平たく言うと、自分の悪口とか、そうだなあ。小説内で撲殺されてたりですね。何かそういうのが書かれていたりして。「殺されてんじゃんよ、私」っていうね。感想、そうだなあ。気分は最悪ですよ、正直。感想書かないですけどね。「おい、殺してんじゃねえよ」とか。


 という事で、腹の立つ小説に対し、どうするかという話ですがね。どうもしないですよ。だって、作者がそれを書きたいんだから、しょうがないじゃないですか。


 あとは何だろうなあ。上記のような特殊な例でなく、フツーにつまんない文章に当たった場合か。そういう時は、半分も読まないで、読むのやめて他の文章を読みます。だって、健康に悪いから。目が痛くなるんですよ、自分に合わない文章を無理くり読むと。もちろん感想は書きません。だって全部読んでいないのだし。そこら辺は、節度ですな。


 たまに頼まれて読む場合もあるんですが、そういう時は、いい所を言います。悪いといいますか、引っかかる部分はですね。作者に「どうしても」と頼まれた場合のみ、その事を伝えます。頼まれない場合は、いい所しか伝えません。

 何でかといいますと、怖いからです。何が怖いのかというと、その作者の持ち味である場合もあるんですよね、引っかかる部分というのは。それを、たかだか私ごときの好みの問題で、潰してしまう可能性を考えるに……怖いんですよ。


 誤字・脱字に関しては、気が付いたら知らせます。これは、感想には当たらないんですが、まあ、ズボンの前チャックが開いてるよ、くらいの感覚で言います。


 まあ、こんな感じですね。いち読者として言えるのは……

・面白いと思った読み物には「面白かった」と、感想を述べる

・つまらない文章は、途中で読むのを諦める

・腹の立つ事を書かれても、それは相手の問題だと思う

・ある文章を読んでモヤモヤしたら、エッセイとかツイッターでボヤく。作者の感想欄を襲撃しない。なぜならそれは、お店のガラスを割るような、そういう性質の行為だと思うから


 というわけで、午後から本分に戻ります。ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。グッドラック。


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