20170115〜

いくつもの種を蒔きながら ぼくたちは生を歩んでいる 『種を蒔く』

いくつもの種を蒔きながら

ぼくたちは生を歩んでいる

種は気まぐれに発芽する

本当に気まぐれなタイミングで


よそでいつの間にやら育っていて

手許に戻ることもある

稀にきっかけだとか運命と

呼び名を変えることもある


ぼくたちは種を持ちながら

網の目のなかを生きている

種は芽となりつながりとなり

サプライズをくれることがある


あとになってから気がつくものだ

自分を思い返してようやくね

あれは種だったのだ

はっと気がつくときが来るんだ


過去の自分の行動が

芽となり戻ることがある

縁であるとかチャンスだと

呼び名を変えることがある


とにかくなにかをやってみる

結果はあとからついてくる

変則的につながって

変革をくれることがあるから


その行動やひとことが

自ずと種蒔きにつながってゆく

自分の礎となることもある

面白い連鎖を招いてね


失敗したっていいじゃあないか

種は無尽蔵なのだから

自分で意識をしていなくても

未来のためになるだろう


種蒔きをしようじゃないか

今は判っていなくても

たとえ発芽をしなくても

ぼくたちが生きる限り


誰も無意味に生きてはいない

あとになってから気がつくものだ

あれは種だったのだ

はっと気がつくときが来るんだ




20170115

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