異能機関

主人公、東条真澄はどこにでもいる男子高校生だ。
そんな真澄がある日家の玄関の扉を開けると、そこから先は異空間へと繋がっていた。
石造りの壁で囲まれた迷宮を抜けた先、そこにいたのは──黄金の竜だった。
ゼルギアス、と名乗ったその竜は真澄に「ここから出る方法を教える代わりに外の世界を教えろ」と取引を持ちかける。
真澄がゼルギアスに外の世界を教えると、存外二人は意気投合してしまう。
真澄のことを気に入ったゼルギアスは真澄に「我の力をやろう」と『異能』を受け渡す。
しかしその渡された異能は想像以上に強いもので……？