身長190cmある女の子の話

ちょっと変わった少し小さな青年とかなり変な大きな女性たちとの恋愛物　
学園恋愛物だけど良くあるテンプレとは一線を画した物語性で、刺さる人にはとことん刺さる
文章も読みやすくとてもおすすめの一作品

ハーレム物の作品は数多くあれど、この作品はヒロインが主人公に夢中になる理由も、なってからの行動も、どちらも魅力的です。
強くお勧めできる作品。

女の子？オンナですよ。

芯がありながらも、ちょっとコミュ障気味の主人公とちょっとコンプレックスを抱えていたりする身長180センチ～190センチ代の女子は一体どう見えるのだろうか？
純文学にも通じるような文体でラブコメを書くことは難しいと思われがちだが、今作はそれを見事に成し遂げている。読んでいけばいくほど、彼女たちが幸せにならないことを願ってやまない。傑作！

恋愛に興味がないってか、自分に縁のないものだと思っている自己評価しない系男子による、目につく大きな生き物観察日記。
自分を社会の一員としない彼のあり方は、軽度のコミュ症の発現なんだけど、社会における清涼剤であるので、このままラブコメにならないことを希望する。
この展開でいちゃラブハーレムルート突入とか、最初からならともかく、禿げる。

健康で大きな女の子たち全員が素敵なパートナーに巡り会うことを望んでやまない。

良き

まともな女子は出てきません（誉め言葉）。主人公の少年の心が強い。
読者は女子側の立場になって主人公に惚れるかも。

いいねえいいねえ引き込まれるねえ。
文学調の現代恋愛小説。目の栄養、心の腐葉土だろうこれは。
こっそりひっそりこころの片隅で読みたい。そんな気持ちにさせられた。響く響かないじゃない。あるから読むんだ。そういうモノなんだ、きっと。たぶん。

ラノベではなかなか触れる機会のない、純文学調の格調高い文体で綴られる恋愛小説。
他サイトでしか読めなかった作品がカクヨムでも読めるようになったのはとても幸せです。

純文学調とは言っても、謂わば道造節とも言えるようなギャグやオマージュが随所に鏤められ、そのギャップもあってクスリと笑える場面も多いので、非常に馴染みやすいです。
ファンタジーにしろ恋愛ものにしろ、「頭空っぽにして読む系」に少し飽きた方は、是非読まれてみてはいかがでしょうか。

誠実な主人公と個性豊かなヒロインたちの内面に潜む、静かな激情(静かじゃない激情もあり)の根源は何なのか？
とても素敵な作品なので是非とも長期に連載していた…続きを読む