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  • 編集済

    ハイスペックな同調機能を利用してまで、わざわざ小芝居を挟むユイリィにほっこりします。
    褒めて伸ばす教育方針なのでしょうか?
    今のところ大成功ですね。

    追記:
    すみません。読み直したら、日誌の存在自体は同調で知っていたけど、日誌を鞄に入れたかどうかまでは未確認だったため、その確認の意味での小芝居でしたね。失礼しました。

    てっきりユイリィが、ランディを褒めてあげるのが主目的の小芝居と読み違えました_| ̄|○

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ユイリィは割と意図してこういうちょっとした小ずるい真似もやる子です。高性能なので。

    実のところ、『同調接続』はメルリィの監視(と、外部からの害意をもっての操作に対する防御)のためにつなぎっぱなしにしているものなので、ランディにそういう後ろ暗い感じの諸々を知られたくないがために全面的に伏せているというところがあります。

    ユイリィの観測能力が高いのはこれまでも何度か触れているとおりで、べつに知っていてもおかしなことではないのですが…そのうえで知らないふりをしたりしているのは、上記の理由や本編中で語られた諸々のみならず、ユイリィなりに思うところあってのことだったりします。

    そんな訳でいろいろとめんどうくさいロボ子ですが、基本的に「褒めて伸ばす方針」なのはお察しの通りです。
    あんまりあぶないことやわるいことばっかりしていると、「めっ」てされてしまいますけどね!

    編集済
  • ランディちゃんが、ちょっと成長した気がしますね。
    ユイリィとランディちゃん、二人の優しさも感じられて、心地よい余韻に浸れそうです。




    ちょっと気になったところです。

    この館の敷地とトスカ全域をフォローするまではできるしれないね。

    →できるかもしれないね
     かな? 

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!――と、いつもながらお手数かけます…仰るとおりです。修正かけました。
    誤字脱字直りませんね…!

    ユイリィ。一章に続き、二章でも要諦となる主要キャラの心のあやを解いてもらいました。
    このあたり、何気にユイリィのいちばんヒロインっぽい、あるいは主人公っぽいところかな、と私的には思っています。

    ランディ。いろいろありましたが、仰るとおりちょっと成長できたのではないかと思います。そのぶん、いろいろ抱え込んでしまってもいますが。
    この辺りの諸々は、いずれこの先のお話で回収したいなと思っているところです。まずはそこまで書けるかどうかですが!

  • リテーク君が、なんだかすごい気がします。
    将来、大物になりそうな予感が。
    今後のリテーク君に目が離せません。

    ランディ達を屋敷に招いた理由については、彼らに何かあった時の民からの醜聞を気にしてのことだとは思っていたのですが。
    何かあった時の隠蔽まで考えていたとは。
    まあ、言われてみれば納得なのですが、ちょっとゾクッとしました。

    やっぱりトリンデン卿は怖いですね。
    オブシディアンと、どっちが腹黒いんだろう?この二人の水面下での戦い?も、気になりますね。

    物語の深みがすごいです!
    尊敬します!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 過分な褒めことばをいただいて浮ついている感はありますが、とにかく嬉しい!!!

    リテーク。
    彼に関しては――実のところ、彼一人に限ったことではないかもしれませんが――まだ伏せ札のある子なので、今後の活躍にもご期待をお願いいたします、というところです。
    あんまり目立って動き回ることはありませんが、たぶん、ランディ達五人の中でいちばん何でもできるのは彼だと思います。

    トリンデン卿。
    本編で語られている内容、二章における最後の伏線でした。悪人ではないけれど、まったくの善人ということもやはりないのがトリンデン卿だと私的には思っていて、ここはその要というべきところを、ようやくしっかり書き出せたかな…というところです。書けて良かった。

    オブシディアンとは、まあ…今後も後ろ手に斧を構えながら握手し合うみたいな関係が続きそうですが、たぶん決着がつくような戦いではないんだろうな…という気がしています。

  • あ''っー!!!!なるほどって伏線回収にワクワクする気持ちと、ドナさんの悩みが痛いほど分かって辛い気持ちがー!!
    こころがふたつあるー!!(ノ_<)
    そうなんですよね、創作って得意なものはバリバリ作り出せますけど苦手なものは全然作れないんですよねー!!
    私もオリジナルは何とかなっているんですけど、二次創作とか滅茶苦茶苦手なんですよ!!せっかく成功したのに、ドナさん不幸過ぎます……!!(けど、作品に対する作者の性別での偏見は実際ありそうですな。おお、怖い!!)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    Web小説では正味あんまり向いていないのだろうなぁとは思いつつもやってしまった伏線張りとその回収! なるべく回収段階で伏線張りの状況を想起させるような書き方を心掛けてはいますが、やっぱり難しいところだよな――というのは常々感じているので、伏線回収ニワクワクしているという感想はとってもありがたいです。

    ドナに関しては、私も物書きの末席にいるような類の輩ではあるので、想像しやすい懊悩ではありました。
    生別での偏見というのは――うろ覚えではありますが、昔はやはりあったみたいな話をどこかで聞いた覚えがあって、それを持ち込んだ感じです。そのうち、時間のある時にでもきっちり確かめておきたいですね、この辺り。

  • やっぱり、シオンと仲間達はかっこいいですね。
    彼らを中心にした物語も、いつか読んでみたいです!!


    あと、気になったとこ〜

     現在の多島海で最優たるとその名を挙げられる冒険者、そののひとりだ。

     →そのひとりだ
      ?かな。『の』が重複してます〜


    2回目の読みも、そろそろおしまい。
    もう少しで、まだ読んでないところに到達です。楽しみです〜

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! あと、いつもながら誤字脱字誤記の指摘ありがとうございます…さっそく修正行いました。
    しかし、もう少しで最新って読むの早いですよね…いちおう二章ラストまでで60万文字くらいはあるっぽいので、あらためて読みこんでいただいたことには感謝しかありません。

    シオンの話。
    彼――と、その仲間達――のコンセプトは「前作主人公的な何某」でした。なので、かっこいい、とか、彼らが中心の物語も読んでみたい、とか、大変嬉しい感想です。
    彼ら中心の物語を書く機会があるかは分かりませんが、本作が首尾よく続けばいずれ彼らも本筋に合流します――合流する、はずです。そうなるように何とかしてゆきます。

    あらためまして。引き続きのお付き合いをよろしくお願いいたします。
    自分も、末永くおつきあいいただけるようなものを、書いてゆきたいと思います。

  • モテたことないって言う人ほどモテてるんですよシオンさん……。
    男の子と間違えてたイオさんが今はもう女の子にしか見えなくても、その理由までも気づかない安定のシオンさん〜!そこでフリスさんの名前出したらそうなるよー!って言ってあげたいです(苦笑)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! イオはユイリィやメルリィあたりとはまた別の意味で、だいぶん自分の性癖入ってると思います。

    シオンは思うに、元々不特定多数からもてることにあんまり価値を置いていないやつなのですよね。理由に関してはどうかお察し願います――というところですが。はい。
    だから、というだけが理由ではないかもしれませんが、シオンのイオに対する応対は、だいぶん「にぶい」ですよね…! 正味、今回のことがあるまでずーっと男の子だと思い込んでいたイオ相手というのを差し引いても、頭を抱えてしまう塩梅のやつ!
    イオに関しては、書けるようであればもうちょっとフォローしてあげたいところです。できるかわかりませんが…

    編集済
  • シオンは色んな意味で王道主人公タイプですね。
    純粋に再会を喜んでいますが、イオからしたらほろ苦い思い出になるのでしょうか。
    重大な活躍をバッサリとダイジェストにしているのも好きです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    基本コンセプトが「(もしあったとしたら)前作主人公(的な何某)」のシオンです。王道主人公タイプとの評をいただいたのは、思わずにんまりしてしまいますね。

    シオンの活躍がダイジェストなのは、ちょっと迷いもあったところなので、好きと言っていただけて少し気持ちが楽になっています。
    正味、これは構成上の問題といいますか、あくまで本作はランディとユイリィのふたりを中心に据えた物語だと認識しているので、ふたりからあまりに長く視点が離れてしまうのは…という理由に基づきます。
    シオンのことももっとしっかりばっちり活躍させてあげたいという気持ちはありますし、もしかしたらシオンのお話も一から十まで書いた方がいいのかもしれませんが、それこそ二十話三十話くらいぞろっと増えてしまいそうなので、さすがに…!

    なので、彼らの本格的な活躍は、再びランディ達と合流してからになるかな――と思っています。今回のお話で撒いた要素も、いずれきっちり回収してゆくつもりです!

  • 何度読んでも、泣ける〜
    やっぱり好き

    作者からの返信

    ありがとうございます…!

    98話から99話にかけては二章のクライマックスで、私的にも――書き進めるにつれ少しずつその形を変えつつも、ではありましたが――ずっと形にしたかったところだったので、たどり着けたときの感慨はひとしおでした。
    何を置いても思い入れだけはたっぷりなので、「好き」と思っていただけるの、とても嬉しいことです。ありがとうございます。

    編集済
  • アンフィスバエナ密輸問題が蓋を開けてみたら、スケールがとても大きくなってしまいましたね……!
    裏に様々な陰謀を感じ……続きが楽しみです!
    シオンさん好きなのでこれから活躍が見れそうで、密かに期待してます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    その…正直なところ、分量的に考えてご期待に沿えるほどシオンを活躍させてやれているかと正直不安があったりするのですが…! ともあれ「好き」と言っていただけている以上は直近の本エピソード、気合い入れて仕上げにかかります!!!

    …いずれにせよ、シオンの追ってる諸々も拙作が続けば本編の主題に挙がるはずのものなので、首尾よく詰めてゆきたいところです。頑張ります…

    編集済
  •  こんばんは、御作を読みました。
     おおーっ、びっくり!
     今回はシオンさんメイン回でしょうか>▽<
     イオちゃんとどんな物語を紡がれるのか楽しみです。
     面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    今回はシオン会です。1エピソードまるまるシオンの話というのは何気に初めてなはずです。言及多い割になかなか出番を作ってあげられないのが悩ましいですね!
    だいたいいつも趣味に全振りみたいな話を書いている気がしますが、今回はとみにその傾向が強く、果たしてどんなもんかヒヤヒヤしてます。

    願わくば、お楽しみいただける仕上がりのものでありますようにー!

    編集済
  • えぇーー!!!まさかのドナさんは小説家だったー!!!ランディくん!サインもらっておいたほうがいいよ!!
    いやぁ、有名人は意外と身近な所にいるというのはロマンがありますね……!!
    それはそれとして、おめでたくない結婚。このままでは小説の続きが書けなくなってしまいますし、メイドも辞めされられちゃう……!!ランディくん、どうしようっ!!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    嬉しい反応ありがとうございます! 一応伏線というか、前フリだけはしていたもののこれはわかるわけがないよなあというドナ周辺の種明かしでした!
    ランディ的には憧れの主人公の作者様ですから驚きも一層のことでしょう。

    ともあれ、ドナの去就に関しては…今後の展開をお楽しみに、というところですすみません!
    そろそろ二章も終盤なので、最後までお付き合いをいただければ幸甚なことです!!

    編集済
  • ひさしぶりのシオンさんたちの登場ですね!
    ねじ伏せた相手が男の子だとばかりに思っていたシオンさん。うんうん、シオンさんらしいなぁと。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そんな久しぶりだったろうか――と思って遡ってみたら、前回出てきた101話が五月の中旬…二ヶ月前かぁ。たいへん久しぶりになってしまいました。

    シオンは、はい。そういうとこ絶対にぶくて勘働きの悪いやつだと信じているので、その結果が本編の状況です。
    余談ながらイオをねじ伏せた時の状況ですが。本編では特に触れてませんが、対応が荒っぽかったり周りから指摘されるくらい怖い感じだったのは「(自覚の有無は別として)フリスの財布を狙われたせい」というのもあって、たぶん自分の財布をスられたんだったらもうちょっとくらいは対応柔らかかったんじゃないか思います。

    編集済
  • クゥちゃんの肉球に踏まれたい〜
    な、ふむふむです。

    クゥちゃんの不思議な感じがいいですね。そして、翻弄されるランディちゃんもかわいいヽ(≧▽≦)ノ。


    ちょっと気になったとこの報告です。


    鼓膜を貫くような甲高い鳴き声で級に我へと返った。
     →急に我へと返った。

     向かう先は、廊下へ続く扉。激突ような勢いで「ばあん」と
     →激突するような勢いで
      かな?

     ちいさい、と言っても、それなこのお屋敷にいるのがトリンデン卿やスレナみたいな大人ばかりだったからそう思っただけで、
     →それはこのお屋敷にいるのが
      でしょうか?


    合ってるかな?
    3章始まるまでに追いつこうと思ってたけど、このままだと間に合わないかな?
    間章には、大好きなメルリィのエピソードもあるっぽいし、楽しみです。

    丁寧に読みたいので、ちょっと時間かかっちゃうかもですが、必ず追いつきますね。
    応援してます。
    ステキな物語をありがとう〜

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 併せて、誤字脱字ご指摘いただきありがとうございます…至らないとこばかりでお恥ずかしい限りです。
    早々に手を入れました!

    また、目下「ツインズソウル」第二章連載中の只中のこと、お忙しい中にもかかわらず引き続きのおつきあいをいただきありがとうございます。何卒、ご無理だけはなされませんように…!


    クゥ。
    ちっちゃい犬猫に踏まれるのってなんか幸せですよね…。
    などと実体験コミのところを書きつつも、実際書いてみると小動物キャラの使い方ってなかなか難しいなと思わされる感じの子です。なにぶんにも、今まであんまり動物キャラやマスコットは登場させたことがなかったもので…これもまた勉強かなと思わされたところです。

    間章、メルリィのエピソード…お気に召すものだとよいのですが。
    目新しい何かがあるではないのですが、私的にはきちんと拾っておきたかったものを拾っていった話でした。
    ここからだとまだ先は長いかと思いますが、何卒乞うご期待、とゆきたいところです。よろしくお願いいたします!

    編集済
  • 師匠というより仙人に思えてきました。

    豪快な感じの人でしたが、しかし本名はなかなか可憐ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    仙人――という印象、もしかしたらあながち外れていないのかもしれません。少なくとも、いわゆるところの「仙人」から連想されるイメージの範疇に入りそうなキャラではあると思います。

    師匠の名前ですが、「可憐」と形容いただいたのはわつぃ的にちょっと意外だったりしています。そうか、可憐なのか……と目から鱗が落ちた心地です。

  • 師匠っ、なかなか良いキャラですね。
    トリンデンさんと馬が合ったり。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ウマが合うか腹の探り合いになるか…いずれにせよ何らかのか形で意気投合はしそうな組み合わせですね、その二人だと。

    師匠ことイルダーナフは拙作の中だと今までちょっといなかったタイプとしてみましたが、良いキャラと受け取っていただけてありがたいことです。
    今回は顔見世までですが、この方も今後ちょいちょい本編に絡んでくる――はずです。たぶん。

    編集済
  • おお…また何かが始まる予感…!
    神話に語られしものの生き残りとか、わくわくしますね。こういうの大好物です。
    続きも楽しみにしてます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    今回はフリスがいなくなったあとのアフターケア(村の医療を担う人間が抜けてしまうので代行できる頼りになる人を呼んでいる――みたいな話を一章ラスト当たりでしていた件をそろそろ拾いたく…)をしつつ、三章に向けての前フリ的な話でした。

    今の想定なら――道具立てが大きい割には――おそらくそこまでスケールの大きな話になならないと思いますが…ともあれ、お気に召していただけたのなら勿怪の幸いです!

  • あ、やっぱりユイリィお姉ちゃんがたくさんご飯を食べていたのは伏線だったのですね!?
    お姉ちゃんするユイリィちゃんも、トリンデンさんの観察眼も中々のものながら、今話一番は必死にランディくんを庇ってくれたラフィちゃんですな!!頑張ったね!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ついでに自分の保身に走ったせいでがっかりされてしまいましたが、ラフィもリーダーらしいことしっかりやってたのに気づいてくださり、ありがたいことです。
    ラフィもちょっとは報われます!

    そして、はい。
    食事の量が増えてたのはここに繋がる伏線…と呼んでいいかはわかりませんが、ともあれ意図して振っておいた描写でした。
    食事でエネルギー補給ができるというのは4話あたりでちらっと振っていたので、そこを拾ってきた格好です。

    編集済
  • 学校へ行くと、帰ってきたんだなぁとなんだかほっとしますね。一週間とは思えないくらいに色々ありましたね。
    師匠さんと子どもたちとの邂逅がたのしみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    トリンデン邸で過ごした日々は…いろいろなことがありましたからね。分量的に見ても…
    ともあれ、ランディ達にはもうしばらく、年頃らしい日常生活を送ってもらうつもりです。

    師匠、経緯としては「フリスが薬屋を開けてしまう間、代理として来てもらった」という経緯なのですが、何と言うか…フットワーク軽いというか、つきあいのいいひとです。
    子供達とは、いい感じの発遭遇になるといいなぁ…! ということで、乞うご期待です!
    願わくば、いい感じにしたいです…!

    編集済
  • あ''っー!!!!逃げられちゃいました!!!∑(゚Д゚)
    人間の心と外見を利用するなんて卑怯ですよー!?!?待てー!!!!

    まさか、重さが鍵になるとは思いませんでしたね。
    此処でユイリィお姉ちゃんが龍脈に干渉できると提示されましたし、今後も楽しみです!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    実のところ純粋な戦闘ではそこまで強い訳ではないので、こすい手も搦め手も何でも使わないとやってられないメルリィ・キータイトでした…! まあ、ぶっちゃけズルではあると思うんですけどね!

    重さの件。
    実は61話くらいで「メルリィの擬態は重さまではごまかせない」という点は先んじて触れており、私的には伏線回収ヤッター! というところでした。とはいえ、そこから擬態したメルリィを見つけ出す手立てが力技というか、ユイリィのチートスペックだったのですが…!
    便利な機能だと思うので、いずれまた活用してゆくつもりです!!

  • これはまた押し出しの良い素敵な方の登場ですね!
    実際の歳が気になるところですが女性に歳の話は野暮というもの。何でもできる者というのも気になりますね〜!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    師匠は今まで登場してきた子らとはちょっと違う感じで、あとはお師匠さまなので気風のいい感じに書いてあげたいなぁと思いつつ書き進めています。
    正味年齢不詳の方ですが、どう贔屓目に計算しても結構な御歳になってしまう方です――と言っても、エルフやら獣人やら出てくる異世界であることを思えば、まあそういうひともいるよね! くらいのやつかもしれませんが…!

  • ランディちゃんにとっては、二人とも機甲人形でなく「ちょっとカッコよくて強い、普通の女の子」なんでしょうね。


    ところでユイリィちゃんたち二人は自分のことを、
    「女性型の機甲人形」と思っているのか、
    「機甲人形の女性」と思っているのか、
    つまり自分を女性だと思っているのかいないのかが気になりました。まあ半分は、以前コメント返していただいた裸が恥ずかしいか否かと被るところかと思いますが。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    たしかにランディは、ふたりが機甲人形――機械仕掛けであることなんかは、特に意識にのぼることもないんだろうなぁという気がします。

    ふたりの自己認識に関してですが、メルリィは「女性型の機甲人形」という自己認識の想定です。フレーム素体が女性型、かつ覚醒時の外観が女性型だったので、自身を女性型と認識の上「(ガルク・トゥバスにおける)女性の規範」に沿っています。
    ユイリィの方は……難しいとこなんですが、「どちらともつかない」かなぁ、と。メルリィと違って機甲人形としての起動前情報登録があるのと(メルリィはもともと《操令人形》として完成するはずだったので「機甲人形としての起動前情報登録」がない)、かつ人格形成が他の機体と違うため。何が違うかについては、この先も話が続くようであればそこで触れる想定です。

  • いつランディちゃんは、メルリィさんをメルリィおねえちゃん呼びするかなぁと思っていたのですが、なるほどなるほど……。

    いやはや、ランディちゃんもユイリィおねえちゃんもメルリィさんもみんな可愛くってしあわせで良きです☺️

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    メルリィをおねえちゃん呼びするか否かについては、本編のような塩梅に落着しました。メルリィの応答はユイリィに配慮した形ですが、彼女自身の本心に基づく部分も多分にあったろうと思われます。

    「かわいい」と思っていただけるの、たいへん嬉しいです。
    せっかくのキャラクター、みんなかわいく魅力的に書いてあげたいですね!

  • 自分がロボットだとして、人間と同じ気持ちがプログラミングされているとして、さあ男性に裸を見られたら恥ずかしいか。
    これは私がたまに考えてしまう問題。
    内面(ソフト)はまったく同じでも、外観が異なれば思うことも異なるのか否か。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ロボは裸を見られたら恥ずかしいか問題。ユイリィとメルリィに関しては、

    ユイリィ:敢えて隠そうという発想にまで至らない程度には気にはしない(一話~二話参照)。しかしある理由から、裸でいるのが居心地悪く思うくらいには気にしている。とはいえ基本は合理性を重視している。

    メルリィ:実は見られることそのものはまったく恥ずかしくない。ただ、「慎みのない娘だ」などと思われると庇護者ないし後見的な立場である《人形工匠》エクタバイナの名誉にかかわるという意識から「慎ましい娘」としての規範を重視している。


    ――くらいのアレです。
    どっちもあんまり恥じらいはないですね。この子達。

    編集済

  • 編集済

    「まず決めておかなきゃいけないことあるよね」
    「それはわたしの処遇のことでしょうか」

    ほらっ、これっ。

    はやくなんとかしないと、メルリィちゃんがなんか窮屈で窮屈で

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ――実のところ、アウェー感というか、自分の処遇をはっきりさせておきたいと思っているのはメルリィひとりで、ランディなんかはもうすべて一件落着したつもりで自分が人質にされた件とかすっかり忘れかけているし、ユイリィの方も既に打つ手は打っているしランディが気にしてないことを自分が引きずっていると空気を悪くするだけだな――ということで現状の様相でした。
    あとは、まあ…メルリィがこの状況に馴染めるか、というところですね!

  • まさか一緒に暮らすことになるとは。

    メルリィちゃんからすると、なにかきっかけがあるまでは厳しいアウェーかも。

    ランディちゃん、言動がなんだかとてもハイテンション気味。久々の我が家だから? お姉ちゃんが二人になったから?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    四日ぶりで家に帰ったのと、新たにメルリィが加わったのと、馬車の中で新たに決意を固めたのと、トリンデン卿からのおみやげで冒険者のバッジを貰って一人前感がアップしたのと――あたりの理由でテンションがアゲアゲのランディでした。

    メルリィ、仮のマスターとしてランディが登録されたから――ということでウィナザード家の預かりとなった訳ですが、お察しの通りアウェーな状況ではあります。
    少なくとも彼女の主観ではそうで、では実際のところどんなもんかな? というのが今回のお話です。
    乞うご期待です!

  •  こんにちは、御作を読みました。
     メルリィさんもすっかり馴染みましたね♪
     ゆ、ユイリィさんがランディ君の可愛さにやられて熱暴走していたのに笑いましたが、家族として上手くやっていけそうで良かった。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    メルリィがランディの家で今後――ひとときのこととはいえ――暮らすにあたって、まずはきちんと馴染んでもらおうという回でした。

    熱暴走気味なユイリィですが…野暮天ながら補足として。
    ユイリィが熱暴走していたのは単にランディがかわいかったからではなく、「うぁーもうランディちゃんはいい子だなぁー! それにくらべてわたし! おねえちゃん呼びの《機甲人形》がわたしだけのままになったことにほっとしているわたしは自分のことしか考えてないよ! これはおねえちゃん失格じゃないの!? オ゛ア゛ァー!」――みたいな煩悶の結果でした。

    単にかわいいかわいいで悶えているよりなお重症では? という気がしてなりません!

  • なんだか、ここ読んでるとちょっと、ウルッと来るんですよね。
    たぶん、同じ創作の夢を持つドナに感情移入しちゃうんだと思います。
    1回目読んだ時も同じでした。

    あとセシェルの、「鍵開いてたから勝手に入って読んじゃった」エピソードが、なんとなくお気に入りです。

    こういうちょっとしたエピソードで、キャラを立たせるというか、性格付けして活き活きさせるの上手いですよね。ちょこちょこ見かけて、上手いなぁって思ってます。見習わなきゃです。


    最後に、気になったとこです。


     自分達は今度一切の口出しをやめ、夢を応援すると約束する。

     →今後一切の口出し
      かも?



    作者からの返信

    コメントありがとうございます! あとご指摘もありがとうございます――仰るとおりです。修正しました…

    セシェル。
    「借りたブラシ返さなきゃ…あ、鍵開いてる。勝手に入って返しちゃお」→「原稿用紙がある…なんだこれは。なんだこれは」
    ――で、この際の侵入がばれてないということは結局このときブラシ返してないんじゃないかと思うんですよね、この子。いい性格してると思います。
    巧いかどうかは自分だとなんとも分かりませんが、首尾よくキャラが立っているなら嬉しいことだし、感じ取っていただけるのはありがたいです。ありがとうございます!

    編集済
  • ドナちゃん、かわいいですよね。
    「きゅう」ってなってたり。
    なにげに好きだったりします。

    そして、フルネーム長かったヽ(≧▽≦)ノ


    あと、ちょっと気になったとこです。


    宮仕えや商売でもって生計を立てる貴族家を『都市貴族』とと呼ぶのだよ」

       →「と」の消し忘れかな?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!――と、度々のご指摘ありがとうございます!
    なんだかご指摘のたびに感想を追記していただいているような感じで、申し訳ないやら感想を貰えるのはありがたいやらで大変わやくちゃな気持ちです…!

    ドナ。
    言ってしまえばミスリードのために登場させたの子でしたが、書いてて楽しい子だったので私的にも愛着のある子になりました。
    彼女を軸にしたミスリードは我ながらわざとらしい振り方が多かったので、仔細はともかくミスリードだということは早々にばれるやつだったろうなー、とは思うのですが。
    まあ、それはそれとして。

  • ようやく最新話に追いつけました。
    読み応えがあるといいますか、勉強になる部分が多くて、遅々とした歩みになってしまいましたが、ここまでとっても面白かったです(小並感)。

    幸せを噛み締めるメルリィにほっこりしましたが、監視を怠らない=警告を与え続けてるユイリィも流石ですね。ランディへの甘いお姉ちゃんぶりとのギャップがとても魅力的です。

    続きも楽しみにさせて頂きますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そしてそれ以上に、ここまで長いお話におつきあいをいただき、ほんとうにありがとうございます!

    ここまでで63万文字オーバーです。こんなバカ長い話におつきあいをいただけたことに感謝しかありません。
    勉強になる――のかは何ともですが、そう仰っていただけるの嬉しいですね。何かしら後々に役立つ何某があったのであれば、幸いなことです。

    ユイリィ。
    メルリィを「監視」しているのと同時に、(もともと外部から接続して操作する機体であったがゆえの)外部から起きうる干渉への防御を行ってもおり、さりげに事後のケアが手厚いおねえちゃんです。
    ランディに対しても――おおよそランディの力になってくれる、やさしくて甘いお姉ちゃんですが――譲り得ない一線はしっかり引いたうえで、撥ねつけるのではなくランディの思考経路を誘導する形で対応するなどしており(※お風呂の件)、やさしいだけのお姉ちゃんではなかったりするのがポイントかも! というのが作者から見た「こう書きたい」というアレでした。

    しばらくは短めの話が続きますが、よろしければまたおつきあいをください!
    またそちらにも伺います!

  • ユイリィお姉ちゃん、カッコいいぃーーーー!!!:;(∩´﹏`∩);:

    んもぉおおお♡♡♡クゥちゃんっ!!おてがらでちゅね♡♡♡可愛いのに賢いなんて、みんなをこれ以上メロメロにしちゃって、もぉ〜〜♡♡♡♡\(//∇//)\キャッ♡♡♡
    フワフワお尻尾ふりふりしてるの可愛すぎます!!小さいのにトリンデン卿の命の恩人になっちゃったねぇ♡♡です♡♡♡(失礼しました。)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    クゥですが、今回のと最初の襲撃のときとで二回――実のところ今回のは、実のところ経緯からして(※次回参照)判断の悩ましいところなのですが――トリンデン卿の命の恩人になっており、さりげに殊勲賞ものですし、この先もまだもう少し物語を動かすキーパーソン(パーソンではないかもですが)になってゆきます。乞うご期待です!

    ユイリィおねえちゃんもここから先が本領です!
    かっこいいって思っていただけるの嬉しいですありがとうございます!!

  • リテーク君、かっこいいです。
    お子様なのに、かっこいいんです。
    今回は、全部リテーク君にいいとこ持ってかれちゃいました。

    普段、寡黙でほとんど話さないから、余計にかっこいいですね。

    お子様なのに〜



    あと、ちょっと気になったので、ご報告です。


     ぽん、と薄い胸をてのひらを叩いて、ふたりが抱えたぜんぶを引き受けてくれる。

     →薄い胸をてのひらで叩いて
      かも?

     ランディはリテークと互いの表情を見和わせて、

     →見合わせて
      かな?
      でも、表情を見合わせないかもなので
      お互いの顔を見合わせて
      の方が自然かもしれません。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! そしていつもながら、うおぉ…ご指摘もありがとうございます! お恥ずかしい…

    リテーク。
    彼は大変使いやすいポジションにいる子で、こういったときに重宝しています。
    実のところ、普通に話を進める段階ではラフィやユーティス、あるいはエイミーのほうがちゃんと喋ってくれるぶん使いやすいのですが(むしろ、あんまり喋らないリテークはそうした場面では展開を「遅らせる」方に作用するので扱いが難しい…)、今回のような他の子とは違うところで見せ場を持ってゆく子です。ふふふ。

    あと、彼はさりげに「賢い」感じにしたいと思っている子です。
    彼はランディ達の中では、いちばん大人として書いている子なのです。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     メルリィさんがランディくんやユイリィさんと一緒に食事、穏やかな日常を過ごしていると、こうグッと来ますね。
     胸がほんわかと温かくなるエピソードで、面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    メルリィには今後、ランディ達と一緒にふたたびの日常を過ごしてもらおうと思っています。
    もともと荒事に向いていない――できない訳ではないけれど、やはり機体性能としても性格としても向いていない――子だし、メルリィ自身普通の暮らしの方が性に合っていて、充実するはず。

    もっとも、それはそれとして今後も事件は起こるのでしょうが――そちら方面で活躍する機会は果たしてどれくらいあるやら未定です。

    どちらにせよ、彼女にも今後はメインキャストのひとりとして頑張ってもらいたいですね!

    編集済
  • ああ、メルリィさん、エクタバイナさんとの思い出がたくさんあるのですね。それが「あの時こうしていれば」の演算の代わりに、懐かしい思い出として振り返ることができるようになってよかった…(つд;)

    メルリィとユイリィの会話も面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    はからずも二章の一件を経て、メルリィの中でようやくいろいろなものを受け容れることができたのだろう――ということかと思っています。まだ思い出せば痛みを覚えることもあるだろうけれど、メルリィにとってはせつなくも懐かしい、暖かな思い出ばかりであるはずです。

    メルリィとユイリィの会話――
    面白く読んでいただき、ありがとうございます!

    何でしょうね。ごく自然に、メルリィがツッコミにまわってしまいますね。予期はしていましたが、この子がいちばん良識人ではないかと思われてならない昨今です。
    ユイリィ、割と雑に合理性を追求するところがないでもないから、でしょうか…

    編集済
  • メルリィさん……。
    ラストの一文に思わず涙が……( ; ; )メルリィさんにはこれからもずっと幸せであってほしいなぁと祈りつつ。ランディちゃんとメルリィさんの会話が新鮮であったかくて、ほわほわしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    メルリィとランディ、思えばまともに会話したのこれが初めてですものね! ありがとうございます!
    しかしこれはこれで、ランディから見た(ユイリィやフリスとは違う感じの)おねえちゃんキャラじゃないかなー、という気がしていますが、どうでしょうね。

    以前にも似たようなことを書いた気はしますが、メルリィの物語は二章でいったん解決を見て、幕を降ろしたので、ここから先はまだ幕を降ろしていない誰かの物語に関わりながら、日々ちいさな幸せを積み重ねていってもらおうかな――という心積もりでいます。

    一度大きな物語の片付いたキャラクターに再度問題を投げるのはどうにも蛇足のように感じられてしまう性質なので、よほど展開に困るのでもなければ上記の方針でゆくつもりです!

  • なるほど!はじまりの場所に……!
    メルリィさん、腕直っていなかったの黙っていたんですね。それを見抜いたユイリィおねえちゃん、さすがと言いますかよく見てるなぁと。
    そしてメルリィさんのごはん、たのしみです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 返信遅くなりました…!
    はい。さすがにメルリィ、二日では直っていませんでした。細かい傷はまあまあなんとかなっているはずですが。

    ユイリィ。
    彼女の長所って「観測の距離・種類・精度」に大きく寄っていて、インターフェースとして優れている、のが本質であると想定しています。
    今回はランディが素直すぎただけですが…そうしたユイリィのいいところ、今後も書いてゆけたらいいなと思っています。ありがとうございます!

  • 人形工匠エクタバイナ氏とメルリィさんの、お互いがお互いをよく理解し合って、大切に重ねた時間の中で信頼し合っているのが伝わってきて、素敵でよい関係だ……じーんとしました。
    そのあと、これは過去回想で、この意味深な三点リーダーは、現状のメルリィさんは……と考えたら、胸が苦しくなってまいりました……(とても楽しませていただいております)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    メルリィと人形工匠エクタバイナのものがたりは、次の86話をもってひとまずの幕引きとなります。
    メルリィの過去、回想の終わりです。

    Web小説としてはちょっとどうなのかなぁー…というくらいの長い回想となってしまいましたが――本当はこんな長くなるはずではなかったのですが――このふたりの関係に何かすこしでも感じるものがあったのであれば、甲斐があったなぁという気分です。ほんとうにありがとうございます!

  • わー!ドナさん!よかった……よかったねぇ……!いや彼女の問題はまだこれからなところなんでしょうが、なんだか……(メイドさん達の絆、頼りになる旦那様、ファンの存在をチラ見しつつ)もう大丈夫感がすごいです。
    怪しい動きはしてるけど悪い子では、ない…?誰かに脅されてたり…?いや、それすらミスリード…??とそわそわ読み進めていたので、ほっとして、ほろりとしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    はい。ドナに関する諸々は、作中のミスリードでした! ドナのことを気にかけていただけていたようで、私的には大変嬉しいです。ありがとうございます…!

    ドナに関する問題はここで――少なくとも、彼女の気持ちのうえでは――いったん幕を降ろし、視点は物語の本筋へと戻ってゆくこととなりますが。
    彼女はきっともう大丈夫だ――というのはひとつの前提に起きつつ、彼女にまつわる問題は最後の方でまたちょっとだけ、事の真相を明かす形で触れることとなります。

  • 眠れない時の気持ち、よく分かります!!寝よう寝ようと思うほど眠れなくなっちゃうんですよねー!!
    ユイリィお姉ちゃんが食欲旺盛なの、もしかしたら観測でエネルギーを沢山使ってるから??などと邪推してしまいますね……!!いやでも、本当に美味しそうです……!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    自分もどうにも寝付けないときというのがちょいちょいありまして、つまるところ作中のランディの気持ちや感覚ってほぼ自分の実体験に基づくものだったりします。
    寝付けない時って、ほんとうにびっくりするくらい目が冴えて、頭の中がすぅっと澄んでるんですよね…。

    ユイリィの謎の食欲の理由は――なんというか、近く明らかとなりますので。
    是非、読み進めて確かめていただけると嬉しいです!!!

  • ランディちゃん、いつも優しいですね。
    癒されます。

    誤字か分からなかったけど、文体的に合わないなって思ったところがあったので、ご報告です。

     それな、ほんとうに彼女の伝えたかったことではないのかもしれないけれど、
    →それは、ほんとうに彼女の

     かな?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。誤字です、そこ…!
    度々に渡って大変お恥ずかしい限りです…修正行いました。


    ランディ、この場面とあとの方の場面で、二度に渡ってドナを(自覚的にやってるわけではないでしょうが…)力づけてます。力はないけど主人公なので、そういうとこは頑張ってもらいます!

    なおこの回、私的にはそれぞれちらっと本質の部分を見せてるドナとスレナが気に入ってたりします。

  • ユイリィおねえちゃん、さすが。ゆうのう。さいきょう。とてもつよくてかっこいい。

    >「うれしいな、ランディちゃんがわたしのこと信じてくれて。とってもうれしい」
    そしてここがとても可愛い!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そこ、そこだけユイリィがかわいこぶってるもとい女の子っぽく喜んでるところなのでかわいいと思っていただけたのがとても嬉しいです!

    ユイリィ、「できること」に関しては一章を書き始めた段階からある程度大枠を決めていて、ちょいちょい小出しにしていたのですが…ここでその辺りをネタばらししてみた次第です。ユイリィおねえちゃんはすごーいしつよーいのです。

    二章、私的には「ユイリィの話」としてデザインした話でして、この先もユイリィの「できること」はちょいちょい出てきます。こうご期待です!

  • 鯨の魚醤ステーキ、美味しそう……と思いを馳せていたら、余談まで面白い。
    異世界産の魚や塩によって作られる漁醤、発酵の環境も違うでしょうから現代や古代ローマの代物とはまた違った代物なんでしょうか。勝手に想像したらちょっと楽しくなってしまいました。

    こっそり盗み聞きしてる子供二人組も、メイドさんたちの微笑ましくて温かな会話も、それぞれ違った仲良さそうな空気感がとても可愛くて、好き……!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    これはコメントで教えてもらったのですが、ガルムソースというのがサイゼリヤにあるらしいというのと、ガルムではないかもしれませんが「魚醤」に分類されるものの類は日本を含め結構いろいろな国にあるみたいで、参考までにどんな味かためしてみると本編でこの子らがどんなもの食べてたかがわかりやすいかもしれません。

    …なお、遠野は未だ魚醤をいただいたことがないので、いつか食べたいです(←完全に想像で書いてたやつ)。
    鯨のステーキは、以前旅先でおいしいのをいただいたことがあって、実はそのイメージで書いてました。

    盗み聞きとメイドまわりのあれこれは伏線を撒くためのパートだったのですが、特にメイドの話が書いてるうちにふわっと膨らんでしまったのが想定外ながら楽しかったところです。
    楽しんでいただけたのなら、甲斐がありました!

  • やっぱり、この辺りのエピソードが、とても好きです。
    愛の溢れるエクタバイナとメルリィのやりとりは、何度読んでもいいですね。


    いつもすみませんが、誤字っぽいのを見つけました。

    『また、出会いとはそれ自体が可能性だ。お前とという存在がひとつ追加されることで、

    →お前という存在

    ですね。


    誤字って、どんなに潰しても、なくならないみたいです。書籍化されて紙で読んでいるものでも、けっこう見つけてしまいます。しかも、好きな本ほど、よく見つけますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! ならびに誤字の指摘もありがとうございます…なんというかもう、毎度毎度申し訳ない…!
    修正行いました。自分でもたまに気になって読み返すのですが、やはり誤字脱字はなくなりませんね…なるべく減らしてゆきたいところですが!

    メルリィに対するユイリィやトリンデン卿の評は「善良すぎる」「人の話を聞きすぎる」などがあるのですが、その辺りはメルリィ自身の資質もあれど、こうした日々の中で培われたものなのだろうと書き手は想像しています。
    この話の中だと、私的には手話から始まるとりとめのない話がお気に入りだったりします。
    センチメンタルなところこそあれ、《人形工匠》エクタバイナの考え方、その骨子が「技術者」であることを書けたところではないかなと思っているので…実際どうかは判然としませんけれどね!

    編集済

  • 編集済

    109.《葬斂》への応援コメント

    二章読み終わりました。すごい……、盛り沢山でしたね。

    ランディちゃんたちのワクワクどきどきのお出掛けからはじまり、トリンデン卿やメルリィさんの登場、トリンデン邸のメイドさんたちと、各キャラクターたちにも注視するエピソード、それから少しずつ紐解かれていく伏線に、読み応えがたっぷりでした!

    特にメルリィさん。
    彼女の視点が多く描かれていたので時々感情移入してしまい、マエストロとの関係には胸が苦しくなる思いでした。彼女の今後が気になります。


    そして忘れてはならないトリンデン卿。ユイリィさんとのヒリヒリする緊張感のあるやり取りが好きで、しかしラストは……。うん、やっぱりただの曲者ではなかったですね。

    あと、アストレアって言葉が出てきてにやっとしてしまいました。

    二章完結お疲れさまでした!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    また、ここまで長いお話にお付き合いをいただきまして、ほんとうにありがとうございました。重ねてお礼申し上げます!

    関係者が多かった都合もあってボリュームが膨れ上がった二章ではありましたが、斯様にいろいろなところへ着目しながら読んでいただけたのであれば、ひいひいいいながら完走した甲斐もありました。
    メルリィに関しては――彼女にまつわる大きな物語は二章で「キリ」ではあるので、今後はまた今回とは違う形でおはなしに関わっていってもらうつもりです。どうあれ、ハッピーと呼びうるかはわかりませんが、トゥルーエンドと言いうる終わりにできたと思っているので、この先あらためていじめなおすようなことはないかと!

    トリンデン卿
    108話のラストをもって、二章でトリンデン卿に持たせていた伏せ札はすべて開示終了と相成りました。
    総じて彼は、「曲者であることができるひと」なのだと思います。自分自身の本音や心情がどうであるかに関わらず。そこのところを綺麗に指摘されてしまったから、トリンデン卿は心から白旗を揚げたのだ、ということで。

    アストレア
    この際だから白状してしまいますと、御作「イレスダートの聖騎士」でアストレアという名称を見たときに「そういえばアストレアって『星乙女』の意か…」と思い至り、後に本格的に名前を決める段になってそこから持ってきたという経緯が…!
    単純に音が綺麗だったというのもありますが、いろいろと示唆的に使える感じでもあったため、現状のようになりました…!

    編集済

  • 編集済

    読み応え抜群の、圧巻の過去編でした!

    エクタバイナが凄まじいです。思慮深さや知見の豊富さが、一言一句から滲み出していますね。
    ただ論破するでなく、教え導いた物言いをしたり、メルリィとの関係性も素敵でした。

    ランディ達の物語ももちろん好きなのですが、合間合間に挟まるシリアス話で、エクタバイナような、含蓄溢れるキャラが出てくるとすごく良い味になりますね。
    勉強させて頂きました。

    あと、タイトルのセンスがすごく好きです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    「メルリィがどのようなキャラクターなのか」を書けるのが構成の都合上この辺の過去編しかなかったので実際かなり力入れて書いてたところでした。そうでなくとも好きなタイプのエピソードなので!
    人形工匠エクタバイナ、ざっくり言えば「頭のいいひと」として書くことを志向していたひとなので、いただいた感想ににんまりしています。嬉しいです。

    タイトル
    「機甲少女」では基本ゆるめに崩しつつ、シリアスなエピソードではシリアスぽいタイトルをつける感じで運用しています。
    これは気取りすぎては? と思うところもあるので、褒めてもらえるとこう、嬉しいものですね…! ありがとうございます!

  • 地図の説明のとこ、大陸の形なんかが、ある程度想像出来て、上手いなって思いました。


    そして、いつもすみません。
    気になったところです。


    室内は、ランプの灯りを囲んであたたかな飲み物を啜る、ランディとトリンデン虚のふたりきりだった

    →ランディとトリンデン卿の
     かな?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    たびたびの誤字指摘お手数かけます…! なんだか誤字多いですねどうにも。こういうのほんとは自分でしっかり除けないとだめなやつだとは思うのですが、ありがたいです。すみません…!

    なお、作中で触れられている《大陸》のミスヴァール凍土地方ですが、現状並行稼働しているもうひとつの拙作「雪降る館のフィギュア」の舞台となっている土地でもあります。
    キャラ同士が絡むことはまずありませんが、世界観と設定は共通しているおはなしなので、お時間ご都合よいときに無理ない範囲でおつきあいいただけると嬉しいかもしれません。私が。

    編集済
  • ごはんがとっても美味しそうでした。
    そして、クゥちゃんが、スレナさんに「クゥさま」って呼ばれてたのが、可愛かったです。
    クゥちゃん欲しい〜ヽ(≧▽≦)ノ


    あと、ちょっと気になったので、ご報告です。



    そんなランディ達を見渡し、ユイリィはユイリィは微笑ましく眦を緩める。

    →「ユイリィは」が2回並んでました。

    いっつもユイリィと一緒に寝てたのって――もしかして、けっこう恥ずかしいやだった?

    →恥ずかしいやつだった?
     でしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    のみならずたびたびの誤字指摘、申し訳ないです…! 修正行いました。

    本編。食事のシーンに関してはちょっと気合いを入れて書いたところだったので、「おいしそう」と感じていただけたのは嬉しいところです。
    そして「クゥさま」。そこに目をつけてもらえるものなのかー、とちょっと嬉しくなってます。
    クゥもお客様扱いなのです。ランディ達が連れてきたから。それはそれとしてメイドさんたちからはなでくり回されたりしてると思いますが!

  • ランディ達の子供らしさが微笑ましいですね。とても、かわいいです。

    あと誤字っぽいとこ、報告です

    【とはいえその困惑は、顔を身わせるランディ達全員に共通する感想ではあっただろう】

    → 顔を見合わせる

    でしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    誤字の指摘もありがとうございます! 修正行いました――おいは恥ずかしか!!!

    一応、そういうのないように見返してるはず、なんですが。だめですねどうにも…。
    お手数おかけします…!


    本編、コース料理とか知らないランディ達のおはなしでした。
    時代設定なんかもコミで考えると、8歳じゃふつうそうだよな――というか、知ってるユーティスの方がおかしいんよなというのがツッコミどころではないかなぁと私的には思うところです。

  • えぇー!!!あやしいと思った側から失踪!?
    なんだか人狼状態が更に進んできましたね……!!うーん、みんな怪しい。
    今回、リテークくんはクールでカッコ良かったです!ワクワクランディくん、年相応で可愛いですねぇ!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    びっくりしていただけてとても嬉しい!!!

    謎解きの「ミステリ」としてはいろいろ不備の多い(前提となる情報から真相を導出するには不足がある)アレなのですが、いったい何が起こっているのか、誰が仕組んでいるのか――を頭の片隅に置きながら読み進めていただけるとなお嬉しいかもしれません。

    リテーク。日頃あんまり喋らないのでそうは見えないかと思いますが、結構頭のいい子もかもしれません。カッコイイと言ってもらえるの嬉しいですね!
    一方のランディは年相応というか、子供らしく見えるよう書いているつもりなので、キャラを楽しんでいただけてにんまりしています。嬉しいです。

  • すみません。
    誤字っぽいのをまとめて報告です。
    今日はちょっと病院の待ち時間が長かったので、たくさん読めました♪



    【53話】
    多海海
    →多島海
    アースシーが3回出てきますが、その1回が多海海になってました。
    ちなみに、私はアースシーのルビが好きだったりします。かっこいいですよね。


    【54話】
    七日七番清めた聖水で聖霊銀を打ち鍛えて生み出した
    →七日七晩清めた聖水

    【60話】
    最後に退出しようとしていたメイド――ドナ、と呼ばれていたか――へ、ランディは呼びかけた。
    →なんか、ひっかかりを覚えたのですが、どう直したら良いか思いつきませんでした。
    (メイド――ドナ、と呼ばれていた――へ)こんな感じかな?

    作者からの返信

    すみません! ご指摘ありがとうございます…!
    とり急ぎ、53話54話のものは直しました。
    60話は…ひとまずそのままで。余談ながら、ニュアンス的には「たしか、ドナと呼ばれていたか」みたいな感じにしたいなぁというアレでした。

    それにしても、一から拙作を読み返されているということでしたが、もう半分まで来ているというの、ほんとにびっくりです…あらためてのおつきあい、本当にありがとうございます!

    編集済
  • 109.《葬斂》への応援コメント

    古くはアトムの天馬博士、最近はロボットのみならずクローンなど、本物を再現した人物、メカが出ると、なんとも悲しい気持ちになります。
    誰かを模したりせず、オリジナルを作れっ!
    (私も自作で人のこと言えないことしてますが)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    まあ、何と言うかこの手のロボットものの古典中の古典というネタですよね!
    正味、私は「めかまじょ」を拝読しながら「おお…これは…ものすごく設定の根幹が近い…!」と内申おののいておりました。

    それを踏まえたうえで、ユイリィに関して当座残る問題として「何故そんなものが(孫を模した人形などというものが)作れると思うに至ったのか」「何故自ら創りあげたユイリィを置いていったのか」という二点が明かされないまま残っていたりするのですが…
    まあ、そのあたりはまたいずれ明かされることもあるだろう! ということで、どうかひとつ!

    実際、おはなしが続けられたらいつかは明かしたい伏せ札ではあるんですよね。これも。

    編集済
  • ランディちゃんの成長物語として、ピシッと心地よく閉じましたね。


    前話のコメントで、ユイリィちゃんはトリンデンさんのこと信頼してると書きました。あれ間違ってた? と冒頭でドキリとしちゃいましたが、私が想像してた以上に信頼というより理解してましたね、トリンデンさんのこと。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! ランディ、成長できていたでしょうか。いずれにせよ、ランディはユイリィのために一生懸命いい方法を見つけたいと考えていて、そうした意味で大人に、あるいは「いちにんまえ」になってるかな、と――そういう形で書けていたらいいな、というところです。

    トリンデン卿に対するユイリィの「信頼」、彼の善性への信頼であると書いた側は想定しています。
    トリンデン卿は必要と思えばえぐいことも後ろ暗い備えも躊躇わずできるひとですが、それをよしとしない、「当然」とは思わないひとなのだと。

    ユイリィに腹の底の部分を見抜かれてしまったから、彼は降伏するほかなかったのでした。
    汲んでいただけたこと、嬉しいです。ありがとうございます!

  • たったの4日間なのですね。
    とてつもなく濃密な日々でした。

    子供たちも誇らしいですね。
    トリンデンさんの仰々しい態度のため、なんだか姫を竜から救った勇者が王様から褒められてるかのような。

    しかしそのトリンデンさん賢いというか怖いですね。裏の思惑をしっかり見抜くユイリィちゃんもさすが。面と向かって予想を明かしてしまうあたり、ユイリィちゃんはトリンデンさんをもう信頼してますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「姫を竜から救った勇者が王様から褒められてるかのような」という形容ににんまりしてしまいました。

    実際、トリンデン卿はほんとになんもかんも大仰で、「外から観測できる範囲に置いて」のランディ達の冒険は実にささやかなものなのですよね。ランディが《真人》に出くわすという一幕なんかを別にすれば。

    ユイリィですが、トリンデン卿のことは間違いなく理解しているかと思います。そのうえで、信頼――があるかは、既にご覧になられている後編の内容なのですが。

    私的には、「信頼」、あると思います。
    汲み取っていただきありがとうございます!

  • トリンデン卿はすべて分かっていたのですね。その上でスレナとして残ってほしいとは。
    最初は愉快なおじさん(実際は若くともランディちゃんからしたらおじさんということで)から、ちょっと怪しい人から、章のラストに来てまたイメージが変わりました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    トリンデン卿は24歳(アトリさんと二つしか違わない)かつ顔もいかつめの感じなので、ランディ達から見れば間違いなく「おじさん」枠であったはずです。

    陽気なおじさんだけど腹の底が読めない感じというか、実は切れ者っぽい? みたいな感じで書けているといいなぁという塩梅のトリンデン卿でした。
    そしてトリンデン卿、べつに最初からぜんぶ分かっていた訳ではありませんが、この時点ではすべて了解したうえでスレナと対峙しています。彼女に残ってもらったのはガルク・トゥバスとの連絡役になりうるというのと、パーラーメイド達への影響を踏まえてのことですが、何かたくらんでても御しうる備えが自分の側にあると踏まえたうえでの判断でもあるはずです。

    ともあれ、ここまでおつきあいいただきありがとうございました。
    トリンデン卿に関してはあと一枚伏せ札が残っているので、残り四話でまたもしかしたら印象が変わるかもしれません。

    編集済
  • リテーク君が、歳の割に色んな意味で賢くて、いい子ですね。気遣いもパーフェクトでした。
    遺跡発見の立役者でもあったし、元から出来る子だなー、とは思っていましたが。
    お父上の影響もあるのか、凄く冒険者向きな気がします。

    ランディのお友達は、みんなキャラが立っていて、いい雰囲気ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ランディの幼なじみ達のキャラが立っている、との感想いただけて、私的にはほっとしているのと嬉しいのとで気分が上がってます。

    なにぶん登場人物の多い――というべきか、多くなってしまったというべきか――話で、かつ割と毎回まとまって出てきている子達なので、きちんとキャラ立てしようという小細工は毎回しているのですが、ちゃんとキャラを立てられているやら不安の残るところだったので。

    リテーク、幼なじみグループの中ではたぶん一番スペック高いと思います。ふざけた感じの台詞をのたまっていることもありますが、頭はいい…のではないかな、と思います。はい。

  • メルリィさん、姉なのにユイリィさんの方がお姉ちゃんみたいだなぁと思っちゃいました。
    それにしてもトリンデン卿はあっさりでしたね。これにて一件落着!と思われましたが、まさかまさかの……。ドナさんよりもスレナさん、なんかあるなぁと思っていただけに衝撃でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    スレナの方に「なんかあるなぁ」と感じていただけたのは私的に嬉しいところです。にんまりしてしまいます。
    なにぶんにもスレナは活躍が地味というか、ドナみたいな設定面の飛び道具をこれと言って持っていないひとだったので…最低限覚えていてもらえるくらいでないと今回の話は何が何だかというあれになってしまうので…

    トリンデン卿があっさり引いた理由は、次回105話でだいたいお察しいただけるかと思います。
    ユイリィがそれらしい言及をしていましたが、あえてメルリィにこだわらなくても平気なのです。彼は。

  • サ○ゼのガルムソースと同じ名前ですね。あれ、美味しい!!(*^▽^*)
    リテークくん!!脅かさないで下さいー!!ランディくんは全く驚いてませんでしたが!!
    にしても、まさか盗み聞きが出来るとは……!?結構、子供達の力もバカに出来ないですよね……!!

    作者からの返信

    サイゼにあるんですか!? ガルムソースが!!
    知りませんでした…今度行って確かめてみます。

    驚愕が先に立ってしまいましたが、コメントありがとうございます!
    リテークは何の意味もなくランディを脅かそうとして、ランディは特にびっくりしなかったというアレでした!

    リテークは目下、子供たちことランディの幼なじみグループの中では唯一魔術を使える子です。間章あたりで、そのうち学校で習うみたいな話をしていたのですが、授業が始まる前に使えたのですね、彼は。
    壁を通して遠くの音を聞く魔法、便利なようでいて、その実クリティカルな話を拾えるかは結構運任せという感じなので、リテークもランディも今回は運がよかったです。

    子供だからと言って、侮ってはいけませんね!

  • 109.《葬斂》への応援コメント

    二章完結、お疲れさまでした!面白かったです!

    ユイリィがメルリィに言っていたのも、マエストロを「おじーちゃん」と呼んでいたのも、そういう…。切ないですね…。

    「アストレア」って『フィギュア』の方でウォルフが名乗った偽名ですよね。どんな繋がりがあるのでしょう。考察するのも楽しいです。

    三章も楽しみにお待ちしてます!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    35話め(「ある日、人形少女が《着替え》をもらうだけの話【前編】」)で、ユイリィはおじーちゃんのことを一度「《人形工匠マードック」と呼んでから「おじーちゃん」と言い直しているのですが、ようやくあの辺の話が回収できました。ロボの疑似家族は王道というか、むしろ古典というべきアレですが、「何で《人形》で孫娘の再現なんてことができると思ったのか?」というのを含めいくつか派生する伏せ札もある状態なので、またその辺も書いていけたらいいなぁと思っています。

    ウォルフの偽名の件に気づいていただけて嬉しいです。
    あんまり大した理由ではないというか、あれはウォルフの「懐旧」? と言えばいいのか。そんな感情に依拠する名乗りなのですが、その辺の仔細はいずれまた『フィギュア』のほうで言及してゆきます。ウォルフの「これまで」に言及してゆくパートなので!

    そして、末筆ながら。
    ここまで長い話におつきあいをいただき、本当にありがとうございました!

  • メルリィさん、よかった……( ; ; )
    時々挟まれる彼女の過去を追っているとどうしても彼女に感情移入してしまって、悪い人ではないんだけど悪いことをしている人だから、ユイリィさんがちゃんと正してくれると信じておりました。
    でもそこにたどり着くにはやっぱりランディちゃんの存在が大きかったなぁと。ランディちゃんのお姉ちゃんが増えてほっとしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    メルリィに感情移入していただけたの、ありがたいです。甲斐があったなぁ…! という心地です。
    悪い人ではないんだけど悪いことをしてる人、というのは、まさしく作中のメルリィの状況そのものですね。

    メルリィの生還ですが、ランディが果たした役割は大きいと思ってます。そもユイリィにせよトリンデン卿にせよ、メルリィを敢えて「生かす」積極的な理由がこれと言ってなく(せいぜい「どちらでもよい」)、ユイリィが彼女を説き伏せるに至った動機は、ランディの側にあったので…。

    ともあれ、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
    二章の幕引きまで、今しばしのお付き合いをいただけますとなおありがたいです。

  • クゥちゃーん!!!お風呂でポカポカになって良かったでちゅねー♡♡
    泡だらけの姿は、さぞ可愛いらしいのでしょう!!綺麗になったフサフサが乾いてフワッフワになるのを想像すると……♡♡♡♡クシャミもキュート♡
    マッピングちゃんと出来るのランディくん達なにげに凄いですね……!!
    ゲームとかでやった事ありますけど、あれ結構難しいです。間違えるとぐちゃぐちゃになりますし!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    挙動が基本小動物のクゥです。お風呂あがりできちんと乾燥したら毛並みフワフワです。

    マッピングに関しては、冒険者になったときのために練習していたのではないかなあ、と。作中で出しておいてなんですが、自分もできる気はしません…!
    とはいえランディたちもふたりがかりで突き合わせているので、単体だとマッピングが完璧ではなかったのではないかと。

    編集済
  • トリンデン卿がとにかく格好いいですね。
    章を通してずっと株が上がり続けている感じです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    このひとは部隊を整える役割を担っていたのと、あと結構地位のあるひとだという設定をぶち上げていたので、それらしく立ち回れるようひたすら理屈をこねくりまわして書いてました。そんな調子だから二章はずるずる話が伸びていったという面もありそうですが…

    ここまで株が上がりっぱなしということで大変嬉しい評をいただいた格好ですが、彼だけ勝ちっぱなしばかりというのもアレなので最後にはちょっとだけ、ちくりと反撃されてもらおうかと思っています。
    たいしたアレではないのですけれど。
    ともあれ、あとちょっとだけお付き合いを願います! よろしくお願いいたします!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     トリンデン卿凄いなあ。
     ここぞという時の札の切り方を心得ていて、交渉も上手いしカッコイイと息を呑みました。
     これもひとつの戦い方というか、強さですよね。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    正味、自分のぶち上げた理屈に筋の悪いところがあるじゃないかとキリキリしながら書いていたところでしたが、楽しんで頂けたのであれば甲斐がありました!

    トリンデン卿は二章のゲームメイカー、その片割れという立ち位置なので、それらしい立ち振る舞いの人物として書きたかったお人です。当初から全容を把握したうえで立ち回っていたということはないはずですが、はったりや見せ札もコミで交渉を成立させられる――ある意味で、それを第一に志向している、ある意味で人間性に疑問符がつくキャラかもしれませんが、とにかくそんな塩梅で。

    首尾よく書けていたなら、ほんとうに勿怪の幸いというところです。ありがとうございます!

    編集済
  • ああ、やっぱりトリンデン卿は気付いていたんですね。
    ガルク・トゥバスも、こうなることを想定していたとは……両者とも怖い。
    これが、クゥちゃんが選定した未来、ということでしょうか。ハルアさんが言ってた「『最善の未来』が、誰にとっての最善なのか」という言葉が、ずっと気になってて…

    それにしても、ここまで書ける遠野さんがすごいです。尊敬します!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    お褒めいただいて恐縮なことですが、それ以上に嬉しいことでもあります! やりましたー!

    ガルク・トゥバスの側の目論見としては、「便利に使える交渉先」の確保が目的だったので、ワドナー卿を押し立てるのに失敗した際の次善策として、トリンデン卿の側にも(自分達の能力・技術の有用性を示す形で)色目を使うという蝙蝠みたいな真似をしていたのですね。
    エージェントを懐に潜り込ませる手間を取っておきながら、そのエージェントが時間をかけた「目立たない暗殺」を試行していなかったのも、おおむねそういった意図によるものです。
    本編では触れ損ねましたが、ワドナー卿と特務が接触を持ったのも、おそらくナテル特務曹が潜伏を始めるのより「後」であったはずです。

    「『最前の未来』が誰にとっての最善なのか」は、続きが書ければ三章で回収する内容になるはずです。伏線ぽいとこを気にしていただけているの、嬉しいです。
    現状ぶっちゃけられる話として、二章全体においてここまで「新たに死んだ人間、新たに何かを失った人間」というのは、ほぼいない――はずです。『裁判に引っ立てられれば極刑は免れ得ない』ワドナー卿を別とすれば。
    クゥが選んだ「最善」があるとすれば、おそらくその辺りの何某だろう、ということで。

    編集済
  • うわぁ。トリンデン卿すごいですね。
    メルリィへの復讐のことまで、把握してるなんて。
    どこまで知っているのでしょう?
    そして、いつから知っていたのでしょう?
    さすが、トリンデン卿という思いもありますが、どちらかと言うと『怖い』という気持ちの方が強くなってしまいますね。

    すごいです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! トリンデン卿のえぐいところが伝わったようで何よりです…!

    「メルリィへの復讐」の件についてですが、

    ・メルリィへ「尋問」していた際に聞いていた
    ・バルトアンデルスに「観測」させて情報を確保した

    ――の、二通りの解釈が可能と見込んでいます。

    これはトリンデン卿が知っている範囲ともかぶる内容ですが。
    本来彼の意図した使い道ではありませんが、ターゲットさえ明確ならバルトアンデルスの観測をずっと張り付けておけば、そのうち「観測」の結果として、いろんな情報取れちゃうんですね。チートです。
    なので、最低でも「現時点において、ナテル特務曹が知っているor記憶していること」までは、すべて把握されている可能性があります。

    もちろん、ここで「把握している」のはトリンデン卿本人ではなくバルトアンデルスのほうなので、取得した情報をバルトアンデルスから引き出し、かつ有効に活用できるかは、彼の手腕ひとつということになりますが…。

    編集済
  • クゥちゃんが可愛らしいから、「ファフニール、へえ」くらいに思ってたら、そんな怖い存在と認識されてる竜なんですね。

    なるほど、画像検索したら天野さんのおどろおどろしいイラストが出てきました。あと何故かメイドラゴン。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    「小林さんちのメイドラゴン」はタイトルしかわかりません…!

    さて、ファフニール。
    本来、北欧神話・ゲルマン神話などに登場する竜(厳密に言えば、竜になったドワーフないし人間)の名前です。
    作中に登場する「ファフニール」は、原典の設定っぽいものをちょいちょいはらみつつも、原典とはだいぶん異なる感じのしろものとなっております。

    もし原典のファフニール(ファーヴニル、というのが本来の発音に近いらしいですね)について調べられることがありましたら、拙作作中との違いなど引き比べてお楽しみいただけると楽しいかもしれません。
    拙作の内容がほぼ私の創作・でっちあげだということが分かりやすくなって……

  • うわー。スレナさんがぁ。
    そうだったんですね。とてもびっくりです。

    でも、彼女(ナテル特務曹)が出て来ると、私の好きなメルリィの出番も増えそうなので、嬉しいです。
    まだまだ、いろいろありそうですね。
    楽しみにしています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    正味、ここは「分かる」ように書けているかというとそんなこともないやつなので…いずれにせよ、そろそろ二章の後始末編もおしまい、エンドマークがつこうかというところです。
    願わくば、今暫しのおつきあいをいただければありがたいところです。

    余談ながら。
    メルリィに関しては今後しばらくランディのところで預かる塩梅なので、エスメラルダのいるいないとは関係なく出番あるかと思います!

    編集済
  • 迫力あるバトルシーンからの、意外な展開でした。

    新たな敵がヒロインの姉妹機とは、ロボ物のロマン全開ですね! しかも六番機とは、意外とシリーズが出ているのでしょうか? 楽しみです。

    徐々にユイリィの情報が開示されていっていますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    54話めにしてようやくという感じでしたが……ヒロインがロボという時点で絶対にやりたかったのが姉妹機の登場でした。なおユイリィですが――たしか、この次の話あたりで触れていたように思うのですが――十種十二機存在する姉妹機の一番末っ子という立ち位置になります。
    ユイリィの《L-Ⅹ》って、「Lナンバーの10番目(10フレーム目)」というナンバリングなのでした。

    余談ながら、ユイリィの姉妹機については以前に近況ノートでざっくりまとめており、↓のようになっています。
    お時間ご都合よろしく気が向いたときなどに流し読みなどいただければ、幸甚なことです。
    https://kakuyomu.jp/users/toNo_ddd/news/16817330652582375546

    編集済
  • えええーースレナさんが……
    大丈夫ですか、トリンデン卿!?毒を盛ったりされないですか!?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そして、そこのところは問題ありません。
    そもそもバルトアンデルスを従えている現状のトリンデン卿に対する暗殺が「無効化」されているというのもそうなのですが、そればかりではなく。暗殺の直接の仕掛け人たるガルク・トゥバス《特務》――その司令塔たる盤面の指し手にとって、その手段を取る意義が薄いから、というのもあります。
    次の話は、「なぜそれらが行われなかったか」の話になる予定です!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     もうトリンデン卿がファフニールについて語っても、ほら吹きに聞こえないから困ります>▽<
     今後の伏線なのかな? ランディ君達がどんな冒険を繰り広げるのか今から楽しみです。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    なんだかトリンデン卿の信用が微妙に低いですが…! でも、実際に調べたのはべつのひとだしユーティスもあれこれ補足を入れてくれているので、これが真相…ということで、よい、はず! です!!

    ファフニールに関しては、どちらかというと《真人》たちの側の物語に関するフックのつもりです。伏線といってしまうのは少々口幅ったいですが。
    本編の解決編で絡んできた要素でもありましたが、本題としてはこの先――早ければ、三章のうちに回収できるといいなあ! というところです。
    ひとまず、三章まではぼんやり形になっているので…なんとかそこまではやってゆきたいです…!

    編集済

  • 編集済

    レドさんの、貴族なのに飾らない感じと言いますか、ムードメーカーぶりが良いですね。

    シオン達の冒険がますます魅力的になりました。「いやその話は、そんな綺麗なもんじゃ無かったんだ」感と言いますか、後日譚として語られるからこその良さが出ていますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    トリンデン卿ことレド、一緒に冒険していた当時は実情としてムードメーカーである一方結構なトラブルメーカーであったせいで、フリス(※パーティの良心担当)がいなかったら9割方見捨てられかねなかった結構あやういアレでした。
    まあ、ほんとに見捨てられたら見捨てられたで何とか逃げ戻ってきそうですけれども。この人の場合は。

    シオン、デザインコンセプトが「前作主人公」でして、後日談として語られる彼の「冒険の物語」に関しては、書く側の私自身、だいぶん遊びを入れて書いていて楽しいやつだったりします。
    楽しんで頂けて、勿怪の幸いというところです。ありがとうございます!

    編集済
  • ランディちゃん、危ないのでは……と思っていたらやっぱりー!
    しかしトリンデン卿は流石に落ち着いていますね。この申し出がうまくいきますように。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そりゃまあこうなりますよね! という流れで人質になってしまったランディでした。
    と言っても、クゥを追いかけてきた結果ではあるので、煎じ詰めればクゥがわるいんだよ、ということで落ち着きそうですが…まあ、そこはともあれ。

    ここから先が、二章におけるトリンデン卿の大一番です。
    よろしくおつきあいを願えれば、幸甚なることと思います。よろしくお願いいたします!

  • 二人の戦い、よい結末でした。

    私は休日を利用して丁度良い区切りごとまとめて読むのですが、今回ちょっとしくじってこの話を残したまま中断することになって、気になってました。

    ランディくんの優しい気持ちがメルリィちゃんを救いましたね。

    しかし、怒っていたからちょっと仕返しとか、どこまで人間的なんだユイリィちゃん。
    いつも「言った」を「ゆった」と言うのも、もしかしたら人間でありたい心理なのでしょうか。

    ロボット泣かすのはズルいです。
    こっちまで、ジーンときてしまうではないですか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    私的には――細かい部分は展開次第で変わるにせよ、大筋では――これしかない、というくらいの決着でした。ここまで書けてよかったというか、ほっとしてます。
    メルリィが「人を代行する」ために涙を流すことのできる子なのは、プロローグ部分をはじめちょいちょい描写上ありましたが、その結実がここでした。人を悼んで、自分の心を癒すために泣いたのでした。

    ユイリィの話。
    実のところユイリィ個人だとメルリィを救う理由も壊す理由も薄く「どちらでもいい」くらいのアレで、抵抗が激しければ結局壊す方向に落ち着いたと思われるため、この結末は紛れもなくランディが背中を押した結果です。
    メルリィは作中でトリンデン卿から「人間的」と評されましたが、ユイリィも――メルリィとは異なる理由から――「人間的」に生まれた理由があったりします。
    その辺の理由は、まだ伏せ札の状態ですが…ともあれそういう訳なので、「人間的」という評は私的ににんまりほくそ笑んでいるところです。ありがとうございます!

  • ここまで拝読させて頂きました。濱丸と申します。

    日常系ファンタジーかと思って読ませて頂いたら、予想以上のボリューム感あるファンタジー小説で度肝を抜かれました。

    シオンさんがとっても魅力的ですね。優しいだけじゃない強いだけじゃない、しっかりとした背景と思慮深さがあって素敵なキャラクターだなと感じました。
    旅に出てしまいましたが、これから先、再登場はあるのかとても気になります。
    気になると言えば、ユイリィもまだまだ隠されたものがありそうですね。私もファンタジー書きでしたので、彼女のオーパーツ的な設定がどんなものになっているのか、楽しみです。
    他にも色々感想があったので、レビューを置かせて頂きました。ネタバレ等には配慮したつもりですが、問題あるようならば削除します。

    作者からの返信

    一章ラストまでのおつきあい、ありがとうございました!
    また、コメントのみならずレビューまでいただきまして、感謝に堪えません。
    本当にありがとうございます! いずれ必ずレビュー返しにあがります…!

    本作、私的にはゆるっとふわっと明るく軽めのライトファンタジーくらいのつもりで書いていたのですが、傍から見るとさほど軽くもなくやや本格ファンタジー? っぽい? 方面寄りの何某なのかなぁというように感ぜられる感想をいくつかいただき、それに基づいて自分の中の感覚を修正しつつ現在に至っている感じです。
    なので、タイトルもゆるっとふわっとした感じを志向していました。タイトル詐欺なのかなぁ…というのが気がかりではありますが、ユイリィは一応しっかりお姉ちゃんしていると思うので、間違ってはいまいと自分を納得させています。はい。

    拙作のキャラを魅力的と感じていただき、あらためてお礼を。嬉しいです。文面だと伝わりにくいかもしれませんが、大変喜んでおります。

    シオンですが、今後も折に触れて出てくるかと思います。本人の登場より、他人の口を介して語られることの方が多いお兄ちゃんです。割とあぶなっかしいところのあるひとですが、いいキャラだと言ってくださる方がちょいちょいいらっしゃってありがたいことです。
    それからユイリィ。彼女に関する設定のうち、一章ではあんまり出てこなかったワンオフの性能や、彼女自身のバックグラウンドに関しては、今後二章を中心に披露している形になります。

    末筆ながら。長い話にここまでおつきあいをいただきまして、ありがとうございます。こちらもまたあらためて、濱丸さんの作品を拝読に伺いたく思います。
    またお時間ご都合よろしく気が向くことなどありましたら、この続きにもおつきあいをいただけますとなおありがたいです。
    ともあれ、今回は本当にありがとうございました。

    追伸:今日だけで十数話ぶん一気に進んでたのにびっくりしてました!

    編集済
  • シオンたちの再登場!待ってました!

    でも、これで脅威はひとまず去ったのでしょうか…。なんだか不気味ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! シオン、ようやく再登場です――といっても、二章はあとちょいちょい出番があるかも? くらいのアレになってしまうので、どこかで一度まとまった出番をあげたいところです。

    シオンの立場からだといろいろ腑に落ちないところもある決着ですが、トリンデン卿の暗殺を巡る一連の事件はこれで一区切りです。逐電したガルク・トゥバス《特務》たちとの決着――というか、最終的な、ないし現時点での妥結に関しては、二章のうちに落着します。
    残りはエピローグですが、今しばしのお付き合いをばおねがいいたします!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     メルリィの物語として最高に良い読後感でした。
     しかし、改めて思い返すと、トリンデンさんめっちゃ活躍してましたね。
     胡散臭いおじさんと思いきや、目を見張る強烈なキャラの立ちっぷりでした。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    拙作が読後感の良い物語となったのであれば、ほんとうによかった…想定よりものびのびになりながら、どうにかこうにか書き繋いできた甲斐がありました!

    トリンデン卿。
    振り返ってみると、彼は終始物語を牽引する役回りに立っていたひとでした。物語の導線が一身に集中する立ち位置の方でしたからね! 必ずしも狙ってそうした訳ではなかったというか…想定以上に大きな役どころだったのが私的にちょっと驚いているところです。

  • 人間に作られたんだから命令遂行するための道具でしょう、人間みたいな感情持ってどうするの、というメルリィちゃんと、
    人間に作られたんならその価値観持ってなにがいけないの、というユイリィちゃんの対比が面白いですね。
    そんな価値観のやりとりをしながらも、なんだかんだ機械だから性能差は絶対で、そこに人間のド根性みたいな奇跡の入る余地はなく。

    結局、メルリィちゃんも、機械として命令をこなそうとしていたのではなく、人間のような気持ちがあってただ必死、ただ意地になっていたけれど、ユイリィちゃんに「じゃ、書き換えちゃえ」、自分の存在の根本を消されてしまうのと同じだから、それは発狂しますよね。

    ユイリィちゃん、そうする前にもっと「納得」させてあげて欲しかった。


    ……すみません、まとまりない文章になりました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    作中の立ち位置の対比、読み込んで頂けてありがたいです。なお、フォローとして先に言ってしまうと、ユイリィの「書き換え」は実のところそこまでひどいものではなかったりするので、ご安心を――というのは違うかもしれませんが、とにかく誓って主人公としてやっちゃいけない一戦は越えてません。いかなるものかは99話参照ということで何卒。
    メルリィに「納得」させるのは、まだこの後なのです。ふふふ。

    メルリィとユイリィの対比ですが、「人間の言葉」を「《人形工匠》エクタバイナの言葉」と置き換えるとよりメルリィの心境――といっていいのかどうなのか――が推し量りやすいかと思われます。
    たとえばですが、「人の語ることば」はメルリィにとってかけがえなく大切なもので、それは「自分みたいなもの」が振りかざしてよいものではないのだ――というのが、彼女の反発の根底なのかな、と想定しています。とはいえ書いたやつがそう思っているというだけで、実のところもっと理に適う解釈が、別にあるのかもしれませんが。

    ともあれ、今しばしのお付き合いを戴けますと幸いです。何卒!

  • ユイリィちゃんの現れ方が、ぞくぞくするほど良いです。かわいいけどかっこ良い。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    かっこいいですか、ユイリィ。ありがとうございます…! やはりというか、自分が送り出したきゃらがかわいいとかかっこいいとか言ってもらえるのは嬉しいですね。たまりません!
    そしてかっこいいユイリィはもうちょっと続きます!
    かっこいいというか――ちっと怖いやつかもしれませんが、さてどうでしょうか。

  • メルリィを敵だったからって悪とは見ず一歩離れたところから読み進めてたんですが、正解でした。この回でほんと良い子だなと思いますし、ほんとせつない話です。思考力が高すぎるのも困りもの。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    展開というか、方向性を読み切られていたようですが、結果としてご期待に沿える格好となったようでもっけの幸い。メルリィ、いい子だと思っていただけてよかったです。

    書く側からどうあれ読む側から見てどうなのかな…というのは、常々気になるところなので。なんだかほっとしています。
    メルリィに関してはあとちょっとで――ようやく、というべきか――決着ですので、願わくばそこまでおつきあいを戴ければ。
    完全なハッピーエンドではないと思いますが、救いないし癒しはありますので、こうご期待です!

  •  こんばんは、遠野様。御作を読みました。
     見事な解決方法でした。
     ユイリィがメルリィを助けた。
     結果はそうですが、もしもランディがいなかったら、ユイリィをお姉ちゃんとして迎え入れなかったら。
     もしもエクタバイナがメルリィの家族たる存在でなかったら。
     おそらく悲劇的結末は避けられなかったはず。
     ここまでの積み重ね、すごいなあって。とても良かった、面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ようやく、メルリィの物語にも決着がつきました――ここまでおつきあいをいただき、ありがとうございます。二章の残りはエピローグ的なあとしまつの諸々を残すのみとなりました。

    メルリィの決着がこの形に落ち着いたのは、ご感想いただいたとおり、様々なifがうまい具合に積み重なったそのうえのことでした。
    なんとなしの善意だったり、優しさだったり、あたたかい思い出だったり。そういうものが積み重なって、ひとを生かすことがあるのだ――みたいな。
    たいへん気取った口幅ったいやつですが、ふわっとそんな塩梅のものが書きたかったのかな、という気がしています。

  • やっと、一番大切なものに気づいたようですね。きっと、もう間違わないでしょう。
    エクタバイナを失って、止まってしまっていたメルリィの時間が動き出して、前に進めることを祈ります。


    すみません。誤字っぽいの見つけてしまいました。
    「演算結果ログをせいりして……っていttめお、そんなに長く寝てたわけじゃないんだけど」

    っていっても、そんなに長く
    でしょうか?


    メルリィは夢も見るんですね。以前、メルリィにも、睡眠が必要だとエクタバイナが言ってましたが……
    2章のタイトルに繋がっているのかな?バックグラウンドでずーっとやってる演算。起きてる時もずっと……なら夢を見てるようなものかもです。

    今日は電車の中で読んでたので、ギリ泣かなかったです。今は、心地よい余韻に浸ってます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    あと、誤字の指摘もありがとうございます…! こちら、朝方のうちにささっと直してしまいました。お恥ずかしいです。

    メルリィ――というより、機甲人形――は、外部観測を切っての休眠時に観測情報を整理しており、最適化の際に夢のようなものを見ることがある、ということになっています。
    外部観測を切った結果、観測対象が自分の内側――観測済情報となり、過去の観測情報と新たな情報の紐づけ時に古い情報を棚卸するため、それっぽいものを見ることがある、という塩梅です。人間のそれとだいぶん近しいと思います。

    二章のタイトル「夢見る刺客の揺籃」、たぶんお察しの通りかと思います。
    「揺籃」は過去の幸い、あるいは人形工匠エクタバイナを指すものである――といったところかと。

    本日もおつきあい、ありがとうございました!

    編集済

  • 編集済

    泣けました。
    3話溜めて一気読みして良かったです。
    1話前から、何度も涙が……。
    そして、メルリィの慟哭と共に、止まらなくなっちゃいました。
    期待した結末でもあったのに、こんなに泣かされるとは。
    本当にありがとうございます。
    読んでいて良かったです。素敵な物語に出会えたことに感謝です。

    いろいろ書きたいことはありますが、
    しばらく余韻に浸っていたいので、今日はこのくらいで失礼します。
    ありがとうございました。

    【追記です】

    遠野例 様

    いろいろ書きかったことの一つ目です。
    超長文で申し訳ありません。
    私が、この結末を読んでいて、こんな感じで解釈して泣けました~
    って話です。
    答え合わせをしたいわけではなく、ここが感動しましたとお伝えしたかったので……。
    長文なので、良かったら読んでみてください。

    ---

    操令人形として創られたメルリィが、操令人形として起動できなかった後悔
    意図したわけではないが、最初のマスターを死なせてしまった後悔
    その失意の中、エクタバイナに言われた「私にとっての希望でもある」という言葉が、メルリィにとっての唯一の救いだったかもしれないですね。
    操令人形の存在意義が、人の代行であり、機甲人形のアーキタイプが「すべての人の幸いと可能性のため」なので、その知識がインプリントされているメルリィは、誰かのために在りたい。誰かに必要とされたいと強く思ったのだと思います。
    それゆえに、メルリィにとってのエクタバイナは、自分の存在意義、そのものだったのかもしれません。
    そんなエクタバイナの死は、とても許容できるものではなく、生きる意味も失くし、過去への後悔しかなくなってしまったのではないでしょうか?

    いっぽうのエクタバイナですが、メルリィを「私にとっての希望でもある」と言ったのは、疑似霊脈網群が、人形の身体を命へ近づける技術であると仮定できることから、
    義肢の研究に繋がるという意味の希望だと思っていました。エクタバイナ自身の考えは、違ったのかもしれませんが、少なくともメルリィには、そう感じられたと思います。
    どこからかは分かりませんが、あるいは最初から、エクタバイナはメルリィを、機甲人形としてではなく、一つの命というか、娘のように扱って居たのではないでしょうか?
    偶発的に生まれたメルリィの自我は、機甲人形のそれよりも、人に近いものと認識していたのだろうと思います。
    それゆえに、メルリィが機甲人形へ刻まれるアーキタイプである「すべての人の幸いと可能性のため」という基本概念が無いことを指摘したうえで、
    それを理解し、その原則に則って存在するべきだと説いています。
    そうしないと、自分亡き後にメルリィが生きられないのではないかと懸念していたのでしょう。
    そう言った思いも含め、エクタバイナの最後のオーダーが「より良く生きよ」なんだったと思います。
    これは、メルリィに、人として、自由に、幸せに生きて欲しいという思いが込められていたのだと思いました。

    それでも、エクタバイナの死はメルリィには重過ぎて、彼の思いとは真逆の、
    間違った道へと落ちてしまいました。

    それが、やっと、ここに来て
    ユイリィの行為をきっかけに、メルリィが気付きます。
    自分が一番大切にしているものに。
    そして、その大切な人がずっと教え導いてくれていたものに。

    そして、最後に自分の本当の気持ちに気付きます。
    ただ、彼に居てほしかったのだと。

    その気持ちは、機甲人形のアーキタイプとは真逆の、とても人らしいエゴとも言える、自分の為の気持ちだと思います。

    この二人の強い思いに、ランディちゃんの優しさや、ユイリィの行動と考え、トリンデン卿の思い
    そして、クゥとハルアが導きなどが絡み合って、気持ちと結果を深いものにしています。
    これは、泣かずにはいられないですね。

    最後に、クゥとハルアが導き、ランディちゃんが選定した未来への分岐点、『最善に至る未来』の選択。
    これが、メルリィが死なない。生き残るということの選択を指しているのであれば、
    人形が人の心を持ったメルリィの存在が、今後、この世界にどう影響するのかも気になります。

    ---

    いろいろ書きかったことの二つ目

    メルリィとエクタバイナを主人公にして、構成を少し変えて、1万2千文字くらいにまとめたうえで
    公募に出したら、面白そうだなと思いました。
    今、私にとって、一番映画化されて欲しいお話です。
    そしてら、映画見にいって、思いっきり泣きます!

    構成変えて、の部分は、私自身も書き物をしているので、構成とか気になるんですよね。
    自分だったらこうするみたいなのを考えるのが好きで、ついつい妄想してしまいます。
    すみません。妄想だけなので、許してください。


    最後に、御作には、
    本当に、楽しませて頂きました。ここまで泣けた小説に出会えたのは久しぶりです。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    そして、こう…なんというか、重ねて、ありがとうございました!
    遠野はこういうしろものを書く類の人間なので、入れ込んでいただけるのはとても嬉しいことです。何というか、語彙がアレですが、ほんとうに嬉しい。

    メルリィの物語は、この99話をもって一区切りです。
    二章に関しても、ここまででだいたい一区切りです。
    多少この先で余談的なものはありますが、そこはそれ。

    もしいずれご機会ご都合よろしい折などありましたら、「いろいろと書きたいこと」を拝聴させていただく機会があると嬉しいかなぁ、などと思っています。我ながら図々しいことですが。

  • マエストロの言葉がまたここに来て響きますね。
    お互い優しいマスターをもったものです。
    良い解決でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ユイリィもメルリィも、形は違えどマスターの存在が自身を規定しているふたりでした。似ていないところもありますが、根底の部分は相通ずるものがあるふたりだとも思います。私的には。

    ともあれ、だいぶん寄り道も大回りもしましたが、ようやくメルリィの物語の終わりまで書けました。
    自分の場合、おはなしの終わりはだいたいいつも「さてさて、果たしてこれでよかったのだろうか」みたいな感覚がつきまとうので、「良い解決でした」のひとこと、とても嬉しいです。ありがとうございます!

  • 自動人形であるメルリィを恐れされるとは、トリンデンさん凄い人物です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    要求を突きつける前に完封されてしまったメルリィでした…。
    ともあれ、突然のランディ乱入というイレギュラーへの対応も含めて、作中でセットしたトリンデン卿にまつわるこもごも、彼に関する物語はここでおおよそ一区切りついた格好です。
    そして、この段に至ってようやく大詰めのところです! 最後までなんとかがんばってゆきます!

    編集済

  • 編集済

    誰か人質にとる展開は想像してましたけど、まさかのランディくん。

    メルリィを見逃すだけならそんな問題はないと思いますが(目先の人命が優先。子供だし)、人質にとったことでどんな要求をしてくるのかですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    主人公なので、人質になってもらいました!(主人公とは…)

    正味のところ、ここはランディに絡んでもらわないと話が渋滞を起こすところなので、彼には脚本の犠牲になってもらったところはあります。
    メルリィの要求に関しては次回以降に――とはいえ、事ここに至って彼女にとって『逃げる』選択肢は意義が薄いのです。そのうえで、この場の展開がどうなるかは、次回をご確認ください――ということで、どうかひとつ。

    編集済
  •  こんばんは、御作を読みました。
     そりゃあ、ユイリィ来ますよね。
     メルリィとの邂逅が、彼女の悲しみと不幸を終わらせることを祈ってます。
     面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ようやく――ほんとうにようやく、メルリィとの決着です。
    トリンデン卿の暗殺計画、それに伴う戦闘の趨勢と勝敗はもはや明らかであり、あとはいかにしてこの状況に「決着」をつけるかというところです。
    ここまで段取り踏んでバッドエンドでは面白くもなんともないし自分の趣味でもないので、よき決着となるようやってゆきます!

  • トリンデンさんの過去、えげつないですな……!!トリンデンさん自身に悪意が無いのに、周りがドンドン不幸になっていくのは、さぞ辛いでしょうね……。(;_;)
    クゥちゃーーーーん♡ちゃんと気がついてたんでちゅね♡♡よちよち♡いい仔でちゅねぇええ♡\(//∇//)\
    ♪(´ε` )むちゅっ!!むちゅっ!!!
    (人外癖を他の方のコメントで爆発させるのやめろー!!!)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    …そしてよもや実質的にクゥの姿が出てこない(言及はされてますけど!)ところでまでクゥ絡みのコメントがくるとは思わずちょっと笑ってしまいました! 人外癖のおかげなんでしょうけれど愛されてるなぁクゥ! ありがたいです。よかったなぁクゥ! 

    ――ともあれ今回のお話ですが。
    二章における、「トリンデン卿の物語」の起点というべきところです。
    かつて「放蕩貴族のレド」を名乗ったトリンデン卿が遺跡に求めたものは何だったか。それを求めた理由・目的はいったい何だったのか。
    このあたりも、この先々で明らかになってゆきますので、引き続きのお付き合いよろしくお願いいたします!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     メルリィの役柄上、そうなる可能性も考えていましたが、勝手に姉妹機が増えていた……T▽T
     これからどうなるかハラハラします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    姉妹機登場です。《Lナンバー》というナンバーズでとらえるならユイリィを含めた十種十二機の姉妹機がいるのですが、その中でも今回登場した二機は人格形成の手法がメルリィ(が、はからずもそうなった形)と同一で、その面においてはメルリィから見た直系の後継機にあたるふたりなのでした。

    まあ、今回この二人はあんまり重要じゃないというか、ここから先はメルリィの話です。
    彼女にまつわる諸々を解いてゆく話となります。首尾よくいけるよう、がんばります!!

  • 感情豊かな人格でありつつ機甲人形らしさのある心情表現ですね。切なくて胸を打たれました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    メルリィの「後悔」が伝わるところがあったのなら、私的には首尾よくこの話を書けたということです。ありがとうございます!

    ようやく最終パートも大詰めのクライマックスまで来ましたが、ここから先は基本メルリィのための話です。あるいは彼女と、彼女を通したユイリィを描くを描く話になります。
    二章でずーっと書きたかったところが続くので、あと一息、頑張ってゆきます!!

    編集済
  •  メルリィのエクタバイナへの想いを読むたびに泣いてしまう、ふむふむです。
     今回も泣いちゃいました。
     演算と呼ばれる思考。人よりも、優れた機能を持っているが故の後悔。
     再演算という名の回顧。
     人と同等以上の感情があるのに、感情という言葉では済ませられない。
     溢れる感情が、気持ちが、想いが伝わってきます。
     メルリィ本人の語りとして綴られているため、その感情を人とは少し違う思考で持て余しているところが、また切ないです。
     気持ちの描写が上手過ぎです。

     今回も、いっぱい泣けました。
     ありがとうございます〜

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうなのです。メルリィは感情――或いはそれらしきもの――を持て余しているのです。ずっと後悔してるのです。
    メルリィが何を感じ何を思っているか、伝わるものがあったなら幸いなことで、また過分なお褒めのことばを貰っているようではありますが、私的にはとても嬉しいことです。こちらこそ本当にありがとうございます!

    メルリィが何を思って現在に至るのか――という、この辺りの話は私的に二章でずっと書きたかったところのひとつでした。
    そしてここから先、最後はおおむね、彼女のための話となるはずです。
    今暫し、お付き合い願えれば幸いなことです!

  • ハルアとクゥちゃんと、選定の話しは、ここに繋がるんですね。
    メルリィが、どうなってしまうか目が離せませんね。
    続きをお待ちしております。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    はい。ハルアをメッセンジャーにしてクゥが伝えた「未来の選定」の話は、ここへかかってきます。

    ランディがここで何も言わなかった場合に、各人がどういった行動へ至ったか。
    あるいは「そもそもランディがこの場に居合わせなかったら」、各人の行動はどうなっていたか。
    この辺り、「どうしてクゥはわざわざランディを叩き起こしたのか」「何で子供たちの中からランディを選んだのか」から繋がる話でもあったりします。

    長い話になりましたが、終わりまであとちょっとのところだと思うので。願わくば最後までおつきあいいただけますように…!

    編集済
  •  こんばんは、御作を読みました。
     事前準備からのこの仕掛けっぷり、トリンデン卿の守備采配は凄まじいですね。
     メルリィとどう向き合うのか楽しみです。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    メルリィが戻ってこなければ空振りするであろう備えまできっちり備えているのが今回のトリンデン卿です。
    メルリィが捕捉されて以降はかなり一方的に押していますが、裏を返せばそうできるように采配を取っていたというだけのことでもあって。「犠牲を出さないよう、不測の事態に対して完全に封殺する」くらいの備えでした。

    だいぶん長い話となりましたが、そろそろ終盤でもあるので。
    願わくば、このまま最後までおつきあいを戴けますように。何卒よろしくお願いいたします!

  • クゥちゃーーーん♡♡♡♡♡
    フワフワしっぽ可愛いです!!寝床で丸くなって毛玉みたいに寝ちゃうのを、想像するだけで幸せな気分に……!!ふふふ、やはり人外ちゃんは健康に良い……!!
    最後のランディくんとユイリィちゃんの会話、凄く良いですね……!!お互い成長しているし、絆も強くなっているんだなって改めて思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    クゥはねー! ふわふわの動物って見ているだけでなんか幸せな気持ちになれますよね! ね!

    ランディもユイリィ、この二人はお互いにお互いがいることに慣れてきた感があるというか――そんな塩梅になっていればいいなぁ、というところでした。
    なので、絆が強くなっていると感じていただけるの、とてもありがたいし、嬉しいことです。私的には、シオンの気持ちを今になって想像するユイリィがお気に入りだったりします。

  • いろいろな伏線や仕掛けが繋がってきて、ドキドキが止まりませんね。
    結末が楽しみです。

    また、エクタバイナとメルリィのエピソードに感情移入してしまった私は、メルリィがどうなってしまうかも、とても気になります。

    引き続き楽しみにしていますね。



    あと誤字っぽいのがあったので、ご報告です。


    「ひらりた手わ振りながら、陽気に声を合わせる竜騎士たち」

    ひらりと手を振りながら
    かな?

    作者からの返信

    誤字直しました! お恥ずかしい…!
    コメントと御指摘ありがとうございます…!!

    細かい伏線ないし導線はまだちょいちょいとありますが、もう残っている主な要素はメルリィの去就と、追想の終わりからいかにして現状へ至ったかというくらいのところなので…自分でも「これはどういうこと?」という暗い話がのびのびとなっていますが、今暫しのお付き合いを戴けますと、ありがたいです!!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     今話は、トリンデン卿に圧倒されました。
     メルリィがお人好しだからって戦力的にははるかに格上なのに、口八丁で圧倒し、詰め将棋のように制圧しちゃった。
     すごいなあ。こういう戦い方も魅力的です。
     面白かったです!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    トリンデン卿の、最後にして最強の伏せ札でした。ここまで組んでいた囲いは、ある意味において「余剰」で、実のところこれはメルリィが執拗に暗殺を試みなければ明らかにならなかった伏せ札ですが、最初から彼女の試みはすべて無為だったのだ、という盤面返しの切り札でありました。

    メルリィは《人形》だということもあって素直だし、それ以上に本編でも触れている通り、何のかんの「人の話を聞く」子だという想定です。
    何せ、はからずも生まれ落ちてしまったその頃から、ずーっと誰かの長広舌を聞き続けて育った子だったので…。

    編集済
  • トリンデン卿がここまでの人物だったとは…。
    ということは、トリンデン卿のなんというか、オリジナルは既にいなくて、ここにいる彼は「何人目」かという可能性も…?いや、どれがオリジナルかという詮索すら無意味なんでしょうか。
    それだけオルデリス家が重要な地位にあるということですね。
    じゃあ、彼は自分の命をどう思っているのか…と色々想像してしまいます。
    いやぁ、感服しました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    これがトリンデン卿の最後の伏せ札――というか、彼はこのために『バルトアンデルス』という幻獣を手元へ置いたというのが真相でした。ひとまず、現在の彼はオリジナルです(当人に言わせれば、「私の主観においては」という但し書きがつくでしょうが)。
    これまでメルリィを誘い込むのに使ったり、影から増援を呼んだりしてたのは、「そういう使い方もできるから」していただけで、バルトアンデルスを持ち帰った『目的』ではなかったのだ…という話でした。

    たとえ自分がどうなろうと、叔父ダモット・マクベインの好きにはさせない、という執念の賜物です。
    母親を殺されてるわ初恋の女の子の喉を毒で焼かれてるわ使用人を巻き添えで死なせてるわで…ここまで表に出すことはなかったかと思いますが、トリンデン卿の中で積まれたものの結実が「これ」なのです。

  • むー!ランディくん、伝えるべき情報の取捨選択が出来ていて偉い!!
    (本当に子供なのか……!?賢いな!?)お爺ちゃんはどうしてそんな結論に至ってしまったのでしょうか?
    未来への可能性があるユイリィちゃんを、老人である自分に縛り付けたくなかったとかだったら感動的なのですが!!
    迷路について、急に言い出したのは何か狙いがあると思って良さそうですね?私の中でトリンデンさんは白側なので、特に心配はしていませんが……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    スペック的には八歳相応――のはずですが、意外と頭が回るかしこいランディです!

    作中で撒いた要素をいろいろ気にしていただけているようで、作者的にはたいへん甲斐があります。ありがとうございます。
    おじーちゃんがユイリィを置いていった理由は、おはなしが続けばどこかで明かされる想定の内容です。とりあえず、そんなにひねったものではないんですけれどね。

    迷路について。
    狙い――と呼べるものがあるかについては、後々のエピソードで察せられるものがある、かもしれないやつです。ともあれ目下のところは、生垣迷路を探索するフラグが立った! というやつです。
    トリンデン卿もトリンデン卿でいろいろややこしいですが、「敵」ということだけはないので、どうかそこは御心配なく、です!

  • ホットミルク飲んだら、逆に眠くならないかちょっと心配しつつも、トリンデンさんが、ユイリィちゃんのお爺ちゃんの行方を知ってるという衝撃発言!!!
    お爺ちゃんは、まだ生きているのか、それとも……??そして、どうしてトリンデンさんにユイリィちゃんの事を話したのでしょう??

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ホットミルクを飲んだらねむたくなりそうですが、さりとて眠気覚ましにコーヒーや紅茶を飲ませると後でちっともねむれなくなりそうという子供相手のジレンマです!

    ユイリィのおじーちゃんに関してトリンデン卿が知っていたのは、次回以降でもちょっと触れる流れですが――というか、既に続きもお読みくださっている模様ですが――『おじーちゃん』の逃走に、トリンデン卿も手を貸しているから、というのが理由です。
    そうして逃走の手配をしていた折に、《棺》におさまったユイリィを見たり、おじーちゃん当人と話す機会があったりしたのでしょう。この辺、なかなか人物相関がややこしいですね…

  • ハルアさん、不思議な人ですね。
    ハルアさんと、ランディ君とクゥちゃんのやり取りの辺りで、なぜか泣けちゃいました。
    泣けたというか、涙がちょっと流れただけなのですが、自分でもはっきり理由が分かりませんでした。
    ハルアさんに感情移入しちゃったのか、彼女の長い時間に起こった何かを想像して、それが心に触れてしまったのか……

    自分でも、よく分からなくてごめんなさい。
    でも、読んでいて泣ける物語って、いいですよね。

    ありがとうございました〜

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    よもや、そこまで入れ込んで頂けるとは…光栄です。こちらこそ、ほんとにありがとうございます…!

    ハルアに関しては、補足的なことを近況ノートで書いたのですが――と、これを描いている時点ではもう見ていただけてしまっているっぽい模様ですが――よろしければ、ご参考までにということで。
    ハルア、コメントで言及してくださる方がぽつぽついらっしゃって私的にはちょっとびっくりな塩梅でした。

    たぶん、二章のうちにあと少し出番がありそうなので、その折にはまたよろしくご贔屓に。お願いいたします!

    編集済
  •  こんばんは、御作を読みました。
     まさかの人質!? >▽<
     これはランディ君大好き勢がたいへんなことになりそう。
     不謹慎ですが楽しみです。面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! お楽しみいただけているのであれば何よりのことです!

    はい。まさかの人質です。なんも悪いことしてないはずなのに(むしろ、クゥを外に出すまいとしていた筈なのに)懸念空しく人質になってしまった主人公でした。
    ランディ君大好き勢というかユイリィがちょっとたいへんかもしれません。「ちょっと本気」じゃ済まなくなるかもですね。

  • 謎な回です。
    とりま、クゥはランディくんが大好きということが分かりました。
    そしてハルアさんは大人と子どもが混ざった感じが好印象。
    再登場して欲しい!
    ダメでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 返信遅くなりました…!

    ハルアを気に入ってくださってありがとうございます!
    正直なところそうなってくると、「(設定上)こんな再登場させづらいやつにするんじゃなかった…!」という悔恨がかなりあります。

    …とはいえ、無理を通せば道理が引っ込むことがあるのが創作の世界であり、まだ伏せ札をオープンしてない部分の設定いじってなんとかできねーかなーと模索しています! せっかく再登場を希望されるくらい好印象だとコメント貰ったので!
    がんばります!!

    編集済
  • ユイリィちゃんがみんなのお姉さんとして子供達をまとめているの、良いですね!!それにしても、本格的なミステリーになって来ました!!
    クゥちゃああああんっ♡♡♡オネダリしてるの可愛いですし♡♡貰えなくて拗ねちゃうのソーベリーキュートッ!!!♪(´ε` )むちゅっ!!
    うーん、こんなに可愛い仔がいて、理性を良く保てますね……みんな。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    弟相手に甘えたなところが若干(若干?)ないでもないですが、基本、割としっかり保護者してるユイリィおねえちゃんを今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

    クゥ、たぶんおやつを分けてあげたい衝動を堪えるのがすっごーくつらいやつだと思います。当方、むかし犬を飼ってたことがあるので、この辺はその頃の経験とか結構出てますねー…視線が結構キツくてついあげたくなっちゃうんですが、我慢しないと駄目なやつ。
    理性保つの、ランディ達も大変だったと思います。