こんばんは、御作を読みました。
メルリィの物語として最高に良い読後感でした。
しかし、改めて思い返すと、トリンデンさんめっちゃ活躍してましたね。
胡散臭いおじさんと思いきや、目を見張る強烈なキャラの立ちっぷりでした。面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
拙作が読後感の良い物語となったのであれば、ほんとうによかった…想定よりものびのびになりながら、どうにかこうにか書き繋いできた甲斐がありました!
トリンデン卿。
振り返ってみると、彼は終始物語を牽引する役回りに立っていたひとでした。物語の導線が一身に集中する立ち位置の方でしたからね! 必ずしも狙ってそうした訳ではなかったというか…想定以上に大きな役どころだったのが私的にちょっと驚いているところです。
やっと、一番大切なものに気づいたようですね。きっと、もう間違わないでしょう。
エクタバイナを失って、止まってしまっていたメルリィの時間が動き出して、前に進めることを祈ります。
すみません。誤字っぽいの見つけてしまいました。
「演算結果ログをせいりして……っていttめお、そんなに長く寝てたわけじゃないんだけど」
っていっても、そんなに長く
でしょうか?
メルリィは夢も見るんですね。以前、メルリィにも、睡眠が必要だとエクタバイナが言ってましたが……
2章のタイトルに繋がっているのかな?バックグラウンドでずーっとやってる演算。起きてる時もずっと……なら夢を見てるようなものかもです。
今日は電車の中で読んでたので、ギリ泣かなかったです。今は、心地よい余韻に浸ってます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あと、誤字の指摘もありがとうございます…! こちら、朝方のうちにささっと直してしまいました。お恥ずかしいです。
メルリィ――というより、機甲人形――は、外部観測を切っての休眠時に観測情報を整理しており、最適化の際に夢のようなものを見ることがある、ということになっています。
外部観測を切った結果、観測対象が自分の内側――観測済情報となり、過去の観測情報と新たな情報の紐づけ時に古い情報を棚卸するため、それっぽいものを見ることがある、という塩梅です。人間のそれとだいぶん近しいと思います。
二章のタイトル「夢見る刺客の揺籃」、たぶんお察しの通りかと思います。
「揺籃」は過去の幸い、あるいは人形工匠エクタバイナを指すものである――といったところかと。
本日もおつきあい、ありがとうございました!
メルリィさんの罪悪感はきっと無くならないのだろうなぁと切ない気持ちが引きつつも、贖罪の日々が終わるのだなと新しい門出を感じて素敵な幕引きでした。
些細ですが、誤字を見つけたのでご報告します。
「もし、正しくあなたの起動が果たされていたら。あたなは最初から、ここにいなかったはずの人格だった」→二回目のあなたがあたなになってます。失礼します。
作者からの返信
肝心なところでー!(頭を抱える
ご指摘ありがとうございます。修正行いました…!
ともあれ、コメントありがとうございます。
たぶん、最初の起動でマスターことマキシム・ヴェルナー特務少尉を死なせたことは、ずっとメルリィの中で引きずってゆくことなのだと思います。それが「データ」であるがゆえに、データを消せば都合よく忘れることもできるかもしれませんが、他ならぬ彼女がそれを望みはしないでしょうから。
ともあれ、ここまでで一段落。二章はエピローグ――というには長いですが――のあとしまつを残すのみです。
ここまで長い話にお付き合いを戴き、ありがとうございましたー!