応援コメント

32.またふたたびの、新たな《旅立ち》に至るまで・後」への応援コメント

  • この魔獣搬送には何か裏の事柄が絡んでいそうですねぇ。
    気になります。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    裏と言えるほどの裏であるかは何とも言い難いところですが、事の真相は後々ゆっくりと明かしてゆきます。

    誰が、何のために、どのようにしてそれを行ったのか。
    作中のメインの導線になることはおそらくないのではないかと思いますが、一度出した要素である以上、きっちり書いてゆきたいところです。

  • 魔獣の輸送の裏になにがあるのか。
    再び冒険の決意を固められたのも、ユイリィがランディのお姉ちゃんとしてシオンの信頼を勝ち得たからでもありますね。

    作者からの返信

    本作の第一章、作劇として問題が解消されたのはシオン(と、ランディ)の側ではあるのですが、同時にユイリィがランディの「お姉ちゃん」として認められるまでのおはなしでもありました。
    お察しの通り、ユイリィを信じられると認めればこそ、シオンは自分が冒険に出る決意を固めることができたので。

    あとはエピローグを残すのみ、というところまでおつきあいをいただき、ありがとうございます。
    コメントありがとうございました!

  • いいですねー、シオンのひねくれた態度は何があったのかと気になってたのですが、冒険者脳の親と一緒に育った自分ともう一人の自分であるランディとの板挟みでかなり複雑なものだったのですね。そして弟セラピーでまた前に進むお話だったとは、ランディにはユイリィがいるから大丈夫だと思いつつ、シオン的にはランディはもう一人の自分でもあり、不義理を行うことは自分自身を見捨てる行為でもあり、予想以上に重い感情を抱いていて良かったです。

    作者からの返信

    こちらにもコメントいただき、重ねてありがとうございます!

    板挟みで身動き取れずに屈折してしまうシオンにいちゃんを弟セラピーできるのがランディの主人公力です。主人公なので!
    シオンとしては、冒険者にまったく未練がない訳ではなく、自分が冒険者としてできることも理解していて、でも両親から自分が受けた『不義理』をランディに対して行うのを自分で許せなかったのだ、というお話でした。

    戦闘や探索みたいな見栄えの派手なところになるとユイリィやシオンの活躍が目立つ本作でしたが、ランディには本編のような形で、主人公としてお話を締めてもらうつもりでした。
    読み解いていただけて、ほっとしています。ありがとうございました。