応援コメント

96.《あなたが決して果たしえない、たったひとつの祈りのために》・①」への応援コメント

  • あぁ、メルリィちゃん……。
    もう、どんな言葉も安直過ぎて出ませんね。周りの人たちも良い人達ではあったのに……。複雑な心境です。
    でも,君のそれは私達の「感情」と何が違うというのか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    メルリィの過去編から現在につながる、最後の転機、その一幕と相成りました。

    だいぶん前にどこかで、他ならぬ《人形工匠》エクタバイナが言及したことですが、疑似霊脈網群は「人形の身体を命へ近づける」技術なのだと。
    突っ込んだ内容は何を言っても野暮かと思われるので、そうしたふわっとした言及にて。今回はこれまでとさせていただきます。
    拙作におつきあいいただき、ありがとうございます。

    編集済
  • メルリィを敵だったからって悪とは見ず一歩離れたところから読み進めてたんですが、正解でした。この回でほんと良い子だなと思いますし、ほんとせつない話です。思考力が高すぎるのも困りもの。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    展開というか、方向性を読み切られていたようですが、結果としてご期待に沿える格好となったようでもっけの幸い。メルリィ、いい子だと思っていただけてよかったです。

    書く側からどうあれ読む側から見てどうなのかな…というのは、常々気になるところなので。なんだかほっとしています。
    メルリィに関してはあとちょっとで――ようやく、というべきか――決着ですので、願わくばそこまでおつきあいを戴ければ。
    完全なハッピーエンドではないと思いますが、救いないし癒しはありますので、こうご期待です!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     メルリィの役柄上、そうなる可能性も考えていましたが、勝手に姉妹機が増えていた……T▽T
     これからどうなるかハラハラします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    姉妹機登場です。《Lナンバー》というナンバーズでとらえるならユイリィを含めた十種十二機の姉妹機がいるのですが、その中でも今回登場した二機は人格形成の手法がメルリィ(が、はからずもそうなった形)と同一で、その面においてはメルリィから見た直系の後継機にあたるふたりなのでした。

    まあ、今回この二人はあんまり重要じゃないというか、ここから先はメルリィの話です。
    彼女にまつわる諸々を解いてゆく話となります。首尾よくいけるよう、がんばります!!

  • 感情豊かな人格でありつつ機甲人形らしさのある心情表現ですね。切なくて胸を打たれました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    メルリィの「後悔」が伝わるところがあったのなら、私的には首尾よくこの話を書けたということです。ありがとうございます!

    ようやく最終パートも大詰めのクライマックスまで来ましたが、ここから先は基本メルリィのための話です。あるいは彼女と、彼女を通したユイリィを描くを描く話になります。
    二章でずーっと書きたかったところが続くので、あと一息、頑張ってゆきます!!

    編集済
  •  メルリィのエクタバイナへの想いを読むたびに泣いてしまう、ふむふむです。
     今回も泣いちゃいました。
     演算と呼ばれる思考。人よりも、優れた機能を持っているが故の後悔。
     再演算という名の回顧。
     人と同等以上の感情があるのに、感情という言葉では済ませられない。
     溢れる感情が、気持ちが、想いが伝わってきます。
     メルリィ本人の語りとして綴られているため、その感情を人とは少し違う思考で持て余しているところが、また切ないです。
     気持ちの描写が上手過ぎです。

     今回も、いっぱい泣けました。
     ありがとうございます〜

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうなのです。メルリィは感情――或いはそれらしきもの――を持て余しているのです。ずっと後悔してるのです。
    メルリィが何を感じ何を思っているか、伝わるものがあったなら幸いなことで、また過分なお褒めのことばを貰っているようではありますが、私的にはとても嬉しいことです。こちらこそ本当にありがとうございます!

    メルリィが何を思って現在に至るのか――という、この辺りの話は私的に二章でずっと書きたかったところのひとつでした。
    そしてここから先、最後はおおむね、彼女のための話となるはずです。
    今暫し、お付き合い願えれば幸いなことです!