古の神話から始まるエピソード。
大好きです😍
物語のディテールをなぞる期待感、そしてそれを裏切る展開。
今話は自分の中の宇宙と向かい合えるエピソードと感じました。
『苦しいから助けるのは能力がある者の義務』的な勝手な重鎮の方々の言い分。
まるで野党の一部の国会議員のような(笑)
それをキチンと線引きできるシオン君を尊敬します。
面白かったです・:*:・(*´艸`*)・:*:・
作者からの返信
コメントありがとうございます! お楽しみいただけているのであれば、ほんとうに何よりのことです…!
シオン、一線引いて撥ねつけるだけではなくて、そうなさしめた自分の感情にも自覚的だったり、相手の顔を潰しっぱなしにしないよう必要な範囲で配慮したりもできるのがいいところだと思います。攻撃色が強いのは…まあ、その、うん。そういう感じなんですけれどね!
神話。
神話だったり土地のイメージだったり、「世界」を書くのが楽しいなぁ! という人間なので、ついこういうのをねじ込んでしまいます…。この辺の話もおいおい後の方で回収しますので、ゆるっとふわっと長めのおつきあいをいただければ幸いなことです。
語られる伝説のお話、興味深かったです。
世界観に関する認識がより深まりました。
それとともにお兄ちゃんサイドの不穏さが際立ちますね……。
どうなってしまうのだろう。
ちょっと早いのですが、ここで☆をつけさせていただきますね。引き続き物語はじっくり追わせていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます! そして★も、ありがとうございます!
世界観は――完全に趣味です。
今のところ一見してあんまり本筋と関係なさそうなやつではありますが、一応ながら今後のおはなしにうっすらと絡む感じの設定でもあります。ある筈です。少なくとも、《真人》やらその遺跡やらとは何なのか? くらいの関わり方はしている、はずです。
シオンの側はお察しの通りですが…この先のお話は「冒険」のおはなしとなり、シオンもそこに関わることとなります。
またお時間よろしく気の向いた時に、続きへおつきあいをいただけたら幸いなことです。
物語に深みを与える丁寧な昔話ですね。
アースシーといえばゲド戦記思い出すなあ。
アニメ映画になる遥か以前、ファンタジーといわれるジャンルの作品を片っ端から読みまくってた私(当時はここまで数もなかった)、評判を聞いてゲド戦記も買ってみましたが当時の私にはチンプンカンプン。挫折しました。
指輪物語に続く挫折。あれは、字が極悪なまで小さくて、敬語文体が改行もなくびっちり詰まって延々と続くので頭に入らなかった。
なんの深みも与えない私の昔話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、アースシーの元ネタはゲド戦記からです。自分も中学の頃図書室に入っていたのをクラスメイトから教えてもらったのがきっかけだったのですが、最初はだいぶん挫折しそうになりながらどうにかこうにか読み進めてました。
実のところ、本編で語られた物語そのものには(この時点では)さほどの意味はないのですが、ランディ達がちょいちょい触れてる「遺跡」がどういった位置づけにあるものか、というのを、きちんと明示しておきたかったのです。
こんなわくわくする昔話なのに眠くなってしまうのランディくん!と思ったけどお姉ちゃんの優しい語り口なら仕方ないですね。にっこり。
にっこりほっこりしてましたけどお兄ちゃんsideで不穏な始まりの気配…続きが楽しみの、ささやかなどどん!応援。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
どどん! と応援いただき感謝です。今後ともなにとぞご贔屓にお願いいたしまーす。
にっこりほっこりしていただけて、何よりです。心地よい眠気がくる、優しい声での語り聞かせだったのでしょう。ここまできてだいぶん姉弟っぽいことできたのではないかと思います。
他方、お兄ちゃんことシオンに関しては、次回以降にお話が続いてしまいます。冒険者らしく、魔物討伐の顛末となってゆきますので、引き続き追っていただけるなどしますと大変嬉しいです。
どどーん!と応援致します!
シオンくん……、いえシオンさんは結構怖いと思いました。ぶるぶる。
「掣肘の声」という言葉におっ!ときました。
語彙力と安定した文章、素晴らしいです。(^^)
作者からの返信
どどーん! と応援いただきまして、感謝です! コメントありがとうございます!
何かしら、文中で気に入っていただける表現があったなら、私的には拳を固めて「よし!」と快哉をあげてしまいますね。嬉しいです。
シオンに関しては――怒ると怖いところはあるのかもしれません。
こいつが「何に」怒っているのかはまた後の方のエピソードで出てきますので、願わくばそこまでおつきあいをいただけるといいなぁ――などと思いつつ。
あらためませいて、拙作にお付き合いをいただいていること、お礼申し上げますです。
「ひとりでさびしい夜だって~」編読了しました。
ボリューミーで背景や世界観が丁寧に描かれていて素晴らしいと思います。
世界観がおとぎ話になっている所などおおっ!と思いますし、面倒事をシオンに押し付けてしまおうという村役など、実際にありそうな話ですね。
そして徐々に描かれるシオンと父親との確執とか、興味がつきません。
まだまだ先は長いので、楽しみながら拝読させていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
書き手的に「こういう世界だ!」ということを書きたい! みたいな欲があるため、そういう方向に傾く描写が増えがちな拙作です。御伽噺に語られたいにしえの歴史もその類ですが、こういうのは多分に作者の独りよがりになったり、そうでなくとも好き嫌いの別れるところだと思うので、お気に召したところがあれば幸いなことです。
でもって、親を引き合いに出されての云々でかなり感情的に激発したシオンですが、感情的にやりこめるだけでなく理を説いて説得し、やりこめたことについては頭を下げられる辺りがヒーロー性の一端と言うか、人格出来てそうなところではないかなー…などと思う次第だったりします。
シオンと両親との確執は一章の導線のひとつでもあるので、引き続き気にかけていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!