第5話罪と罰

「あんたの部下に?お断りだ。」

「言っとくけど、拒否すれば死刑台送りなのが確定するだけだよ?いいのかい?」

「…」

「じゃあ、そういうことでライコフ少佐は彼を部隊につれていてくれ。」

「あいよ。んじゃいくぞ。坊主」

流れるように決められ部屋から出された。

少佐と言われてる。男は何も言わずに指を動かしていた。しかし、部隊といっていたが…

考えながら外を見るとドーイ王国には存在しない明らかに近代的な装置の数々、更には航空機のようなものまである。

「坊主にとっては懐かしいか?」

「いや懐かしいというか…なぜあんなものがあるのかと思ってしまってというより坊主はやめてくれ」

「ならなんと?」

「タクヤでも、なんなら勇者でもいいぜ」

「勇者?盛りのつい猿の間違いじゃないか?」

はっきり言おう、こいつ嫌いだ

「ま、タクヤでいいとしてだコールサインは…後でいいか」

「コールサイン?」

「なんだよ。ボスと同郷でも知らないやつは知らないんだな。簡単にいえば~あだ名みたいなもんか?」

「たぶん軍事関係てのはわかるけど」

ライコフのおっさんと話ながら移動していき頑丈な扉の前までつくと男性が立っていた

「少佐、そいつは?」

「こいつが例の坊主、名前はタクヤだよ」

「あぁボスが気に入ったやつね?」

「今日からうちの部隊に配属だからよろしく」

「うちに!?…ボスは本気で?」

「本気。」

「訓練は?」

「そのうちなれるだろてさ。」

俺が気を失ってる間に話進めていたので完全に蚊帳の外だった。ので適当に聞き流し始め

てしまったのが行けなかった。

そのせいで反応が遅れた。

「よーうこーそーぉ我が部隊〈Null〉へー!」

聞こえると同時に突撃された。前の2人は完璧に避けている。しかも半笑いで…せめて忠告してほしかった。

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